以前レビューした「Apitor Robot Q」には20種類の作例があります。
今回はその中の一つの「タワークレーン」について詳しく紹介します。
- 【Apitor Robot Q】タワークレーンのレビュー
タワークレーンはタワーが左右に回転し、ワイヤーが上下に移動するクレーンです。
Apitor Robot Sのクレーンとはまた違った動きで面白いですよ。
【Apitor Robot Q】タワークレーンのレビュー
「ドッグ」の分解
今回は、前回作った「ドッグ」を分解するところから始めます。
Apitor Robot Xに付属していたブロック外しは使いにくかったのですが、Apitor Robot Q/Sに付属するものはかなり使いやすくなってました!(ほぼレゴブロックのブロック外しと同じ形です。)
私は10分くらいで分解できました。小さなパーツは予め仕分けしておくといいですね。
組み立て
組み立ては専用アプリの説明書を見ながらおこないます。
完成!
そして、完成したものがこちらです!30分くらいで完成しました。
後ろから見るとこんな感じ。
右側面です。ワイヤーの上げ下げのためにモーターを使っています。
左側面です。タワーの回転のためにモーターを使っています。
そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。
手動で可動する箇所
手動で可動する箇所は次のとおりです。
- なし
モーターで動く箇所のみです。
リモコン操縦
リモコン操縦で可動する箇所は次のとおりです。
- ワイヤーの上げ下げ
- タワーの回転
操縦は専用アプリでおこないます。ゲームのコントローラーのようになっています。
リモコン操縦する様子はこんな感じです。
タワーが回転する仕組みはと言うと、モーターの回転をギアで伝えています。
ワイヤーの上げ下げはこのようになっており、モーターの回転をギアとプーリで伝えています。
真上から見るとこんな感じでして、プーリで伝えた動力を利用してワイヤーを巻き上げています。
サンプルプログラム
プログラムで動作する箇所は次のとおりです。
- ワイヤーの上げ下げ
- タワーの回転
プログラムを実行するとこんな感じです。カラーセンサーと赤外線センサーを上手く利用しています。
赤外線センサーが物体を検知するたびに回転と停止を交互に繰り返します。このプログラムはぜひアプリで確認してみてください。ちょっと変わったやり方です。
カラーセンサーは色の違いを検知できるので、色に応じてワイヤーの上げ下げをプログラミングしてあるだけです。
結論:回転の仕組みが面白いタワークレーン
ギアとプーリがたくさん使われており、動力伝達の仕組みがたくさん学べました。
また、他の作例のレビュー記事もよろしければどうぞ。(タップでジャンプ)
それでは Apitor Robot Qを楽しんでください(^^)/~~~