【小型でかわいい】Apitor Robot Qの口コミ・レビュー

4.0
Apitor Robot Qの箱

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ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

ブロックタイプのプログラミングおもちゃはパーツ数が多くてロボットを作るのが大変なものか、パーツ数が少なすぎて味気ないもののどちらかが多いです。

Apitor Robot Qアピター ロボットQ」は適度なパーツ数で卓上サイズの小さなロボットを簡単に作れるキットで、構造もシンプルなので気軽にロボットプログラミングを始められます。

プログラミングはちょっとむずかしいですが、ブロックの質も高くて遊びやすいので6・7歳のお子さんから楽しめますよ。

というわけで本記事では「Apitor Robot Qアピター ロボットQ」の遊び方から、ネット上の口コミApitor Robotシリーズの比較までエンジニア目線でレビューしていきます!

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メリット
  • 作例が豊富(20種類)
  • 教材が豊富(12レッスン)
  • レゴブロックと互換性がある
  • シンプルなロボットが面白い
デメリット
  • 組立時にブロックを探し出すのが大変
  • プログラミングが難しい
  • 電池が取りにくい
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Apitor Robot Qの基本情報

Apitor Robot Qアピター ロボットQ」はレゴブロックと互換性があるブロックで20種類のロボットを組み立てて、操縦したりプログラミングしたりできるロボットです。

商品名 Apitor Robot Qアピター ロボットQ
メーカー Apitor Technology Co., Ltd.
ブランド Apitor Robot
参考価格(税込) 9,900円
対象年齢 6歳以上
使用電池 単3電池×3本(別売)
必要な工具 ドライバー(電池ボックス開閉用)
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 アプリにチュートリアルあり
マイコン 種類(付属/別売) オリジナル(付属)
プログラム書込み 不可
入力装置 ハード 赤外線センサー、カラーセンサー
デバイス マイク
出力装置 ハード DCモーター×2、LED×2
デバイス スピーカー、ディスプレイ
デバイスとの接続方法 Bluetooth
パーツ数 233
デバイス パソコン 不可
タブレット 【オフライン】Android/iOS
【オンライン】不可
スマホ 【オフライン】Android/iOS
【オンライン】不可
ブラウザ 不可
インターネット接続 初回のみ必要
プログラミング方法 ビジュアルプログラミング(ブロックを組み立てるタイプ)
プログラミングソフト Apitor Kit
プログラミング言語 Scratch(XML、JavaScriptに変換可能)

このおもちゃでできること

できることは下記のような「20種類のロボットプログラミング」です。

  • 20種類のロボットに組み換えて操縦する
  • 17種類のロボットに組み換えてプログラミング
  • オリジナルのロボットを作ってプログラミング

シンプルなロボットをたくさん作れるので飽きずに長く遊べますよ。また、オブジェとして飾ってもおしゃれですよ。

このおもちゃで遊ぶ時の環境

このおもちゃで遊ぶときはデバイスにアプリをインストールしてオフラインでプログラミングします。

▼オフライン:アプリをダウンロードして遊ぶ場合

アプリ内の組み立て説明書はインターネットに接続しないと使えませんでした。

▼オンライン:公式サイトにアクセスして遊ぶ場合:不可

オフラインでも使えるので、安心してお子さんの勉強に使えますね。

Apitor Robot Qの内容物

まずは、パッケージから。

説明書と各パーツが入っています。

では、内容物を見ていきましょう!

内容物一覧です。コントロールユニット(頭脳部品)やセンサー類です。

主要なパーツを説明しますね。

まずは、コントロールユニットです。この中に小さなコンピューターが入っており、LEDやモーター、センサーを制御します。

例えば、カラーセンサーを使えばブロックの色に応じて鳴らす音を変えることができます。赤外線センサーを使えば物体を避けるプログラムを作ることができます。

後ろから。

左右にはそれぞれモーターがあり、軸を取り付けると回転させることができます。

モーターを使えばタイヤを動かしたり、クレーンを動かしたり色々なことができます。お子さんの想像力しだいでできることは無限大です!

動かすには単3電池×3本(別売)が必要です。

最後は説明書です。基本的な解説があります。

また、作例の1つの「レーシングカー」の組み立て説明書だけ・・あります。

レゴブロックの説明書と同じ感じです。概ねわかりやすいです。

他の作例は専用アプリ内にあります。あっ、レーシングカーもあります。

Apitor Robot Qの遊び方・レビュー

組み立て方

組み立ては概ね簡単です。工作に慣れている私ですが、組み立て自体はゆっくり作っても40分くらいでした。

説明書は概ねわかりやすいのでお子さんだけで黙々と組み立てられるでしょう。なので、お子さんだけで遊んどいてほしい場合にぴったりです。

組み立ては専用アプリ内の説明書を見ながらおこないます。

ほぼほぼレゴブロック感覚で遊べます。

ただ、レゴブロックと違って使用するブロックが袋にまとまっていないので、こんな感じで事前に仕分けてから組み立てました。何のために袋に番号が書いてあるのか不明です。。。

Seriaやダイソーで購入できるSikiriケースが便利ですよ。

そして、出来上がったものがこちら!ゴリラです。腕を使って歩くことができます。

ゴリラというよりサルに似てるような…

後ろはこんな感じ。

横から。

顔のアップです。赤外線センサーを搭載しています。コレを使えば顔の前にある物体を検出できます。

鼻とセンサーをうまく組み合わせたデザインです。面白い!

そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。

けっこうコンパクトです。

デバイスとロボットの接続

デバイスとロボットはBluetoothで接続します。

  1. ロボットの電源をONにする
  2. アプリから接続をタップする

これだけです。ストレスなく接続できましたよ。

ロボットの操縦方法

アプリのコントローラーを使ってロボットをリモコン操縦することができます。

こんな感じで操縦できます。シンプルな動きです。

とりあえずロボットを動かしてみたいときに使うアプリです。

ロボットのプログラミング方法

プログラミングはあらかじめ用意されたブロックをつないでプログラムを作る方法です。Scratchベースのソフトですね。

サンプルプログラムがありますが、基本的に自分で自由にプログラミングします。

サンプルプログラムは腕を使って前に移動します。顔の前にバナナをかざすと追いかけます。

プログラムの解説は無いので、何をしてるか自分で読み取らないといけません。
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Apitor Robot Qの作例 ~20種類~

Apitor Robot Qは全部で20種類の作例があります。(タップで拡大)

 それぞれの作例はこちらからご覧ください

Apitor Robot Qの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

  • 組立時にブロックを探し出すのが大変
  • プログラミングが難しい
  • 電池が取りにくい

それぞれ検証したので詳しく解説します。

組立時にブロックを探し出すのが大変

この口コミが一番多かったです。

レゴブロックだと「まずは1番の袋だけで組み立てて、次は2番の袋だけで組み立てる・・・」のように順番に組み立てるようになっているので、パーツを探しやすいです。

ですが、Apitorは、ブロックは小分けされて番号も書いてあるものの、順番に組み立てるようになっていません。

何のために小分けして番号が書いてあるのかよくわかりません。。。

なので、事前にパーツ分けしてから組み立てるのがいいですよ。少なくとも小さいパーツと量が多いパーツは。

私はSeriaやダイソーで購入できる「Sikiriシリーズ」のケースに小分けしました。

プログラミングが難しい

初心者には難しかもです。

ロボットのサンプルプログラムはありますが、基本的には1から自分でプログラムを作らないといけません。

Studuino Liteスタディーノライトは付属のテキストを順番に進めていけば徐々にプログラミングができるように考えてあるんですけどね。。。

ただ、アプリ内に基本的なレッスンがあるので、それで勉強してからロボットを作るという順番なら学習に使えます。

電池が取りにくい

これは私の感想ですが、電池が取り出しにくいです。

こんな感じで奥まっているので、取り出しにくいですね~。

なので、手のひらに叩きつけて取り出しています笑

Apitor Robot Qのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

  • 作例が豊富(20種類)
  • 教材が豊富(12レッスン)
  • レゴブロックと互換性がある
  • シンプルなロボットが面白い

それぞれ解説しますね。

作例が豊富(20種類)

Apitor Robot Qは全20の作例があります。

これは一番近いプログラミングおもちゃの「レゴブースト」の作例数(9種類)よりも圧倒的に多いです。なので、飽きずに長く遊べるでしょう。

教材が豊富(12レッスン)

プログラミングソフトの使い方から主要なロボットのプログラミング方法などあわせて12のレッスンがあります。

センサーの使い方や取得した値の意味などが順番に解説されています。

なので、順番に進めていけばプログラミング方法を理解できるでしょう。

レゴブロックと互換性がある

レゴブロックと互換性があるので、お手持ちのレゴブロックと組み合わせて遊ぶことができます。

写真のブロックはApitor Robot Xのものですが、Apitor Robot Qも同じ規格です。
一応、メーカーとしては「ブロックブランドと互換性があります」とボカしてあります。

Apitor Robot Qのパーツは233個でちょっと少ないですが、ブロックを追加できるので、お子さんの創造力に驚かされるかもしれませんね。

シンプルなロボットが面白い

Apitor Robot Xは組み立て工程も多く、複雑なロボットでしたが、Apitor Robot Qは組み立て工程も少なく、シンプルなロボットばかりです。

ですが、仕掛けが面白く次々と作りたくなる作例ばかりです。

なので、まずは簡単なロボットを作るところから始めたいお子さんに丁度いいです。

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Apitor Robot Q、Apitor Robot S、Apitor Robot Xの比較

Apitorシリーズは全3種類あります。

基本的にはパーツ数と作例の違いだけなので、面白そうな作例を見て選ぶといいですよ。

また、パーツ数が増えると対象年齢が高くなります。具体的には下記のとおりです。

商品名 Apitor Robot Q Apitor Robot S Apitor Robot X
価格(税込) 9,900円(参考価格) 11,900円(参考価格) 13,000円(参考価格)
対象年齢 6歳以上 7歳以上 8歳以上
教材 12レッスン 8レッスン 12レッスン
作例数 20 10 12
パーツ数 233 389 600
センサー類 カラーセンサー、
赤外線センサー
カラーセンサー、
赤外線センサー
カラーセンサー、
赤外線センサー×2
モーター DCモーター×2 DCモーター×2 DCモーター×3

特に「Apitor Robot Q」は一番安い上に、作例が20で一番多いです。しかも色合いも明るいので、けっこう楽しいですよ。

 全作例はこちら

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関連Apitor Robot SアピターロボットS」の詳細レビューはこちら

関連Apitor Robot Xアピター ロボットX」の詳細レビューはこちら

Apitor Robot Qをおすすめできる人

Apitor Robot Qアピター ロボットQ」はプログラミングに触れたことがあって、卓上で遊べるロボットを作りながらプログラミングを学習したいお子さんにおすすめです。

完全初心者には難しいかもですが、Scratchなどの無料で遊べるプログラミング教材や他の教材に触れたことがあるお子さんなら十分に楽しめるでしょう。

それに、20種類の作例は動きが面白く、卓上で遊べるコンパクトなものが多いので、ブロックおもちゃ好きのお子さんなら集中して黙々とプログラミングを楽しめますよ。

結論:卓上サイズの作例が豊富なブロックタイプのロボット

本記事は「Apitor Robot Qアピター ロボットQ」をエンジニア目線でレビューをしました。

口コミを見ていると「1人で集中して黙々と組み立てているので助かる」という声が多かったです。

また、プログラミングおもちゃの中では低価格なのもうれしいポイントです。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

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  • プログラミングが難しい
  • 電池が取りにくい
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