以前レビューした「Apitor Robot Q」には20種類の作例があります。
今回はその中の一つの「プロペラ機」について詳しく紹介します。
- 【Apitor Robot Q】プロペラ機のレビュー
プロペラ機はプロペラ飛行機のことで、プロペラの回転と左右に旋回する動きを再現できますよ。また、サンプルプログラムが工夫されてるので勉強になりますよ。
【Apitor Robot Q】プロペラ機のレビュー
「エレベーター」の分解
今回は、前回作った「エレベーター」を分解するところから始めます。
Apitor Robot Xに付属していたブロック外しは使いにくかったのですが、Apitor Robot Q/Sに付属するものはかなり使いやすくなってました!(ほぼレゴブロックのブロック外しと同じ形です。)
私は10分くらいで分解できました。小さなパーツは予め仕分けしておくといいですね。
組み立て
組み立ては専用アプリの説明書を見ながらおこないます。
完成!
そして、完成したものがこちらです!25分くらいで完成しました。
後ろから。
飛行機のアップです。
上から見たらわかりやすいかな?
そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。
手動で可動する箇所
手動で可動する箇所は次のとおりです。
- なし
モーターで動く箇所だけです。
リモコン操縦
リモコン操縦で可動する箇所は次のとおりです。
- プロペラの回転
- 左右の傾き
操縦は専用アプリでおこないます。ゲームのコントローラーのようになっています。
実際に動かしてみた様子がこちらです。
プロペラの回転は後ろのモーターが使われてます。ギアを使って動力を伝えてます。
左右の傾きはもう一つのモーターを使ってます。モーターの動力を輪ゴムで伝えて、プーリ(大きい円盤)を動かすことで、大きな力を出せるようにしています。
サンプルプログラム
プログラムで動作する箇所は次のとおりです。
- プロペラの回転
- 左右の傾き
プログラムを実行するとこんな感じです。
今回のサンプルプログラムはちょっと変わっていて、赤外線センサーが物体を検知している間だけプロペラが回転し続けます。そして、カラーセンサーが色を検知し、色に応じて左右に傾きます。
結論:面白いプログラム例のプロペラ飛行機
今回のサンプルプログラムは「赤外線センサーが検知するとき、かつ、カラーセンサーが青色を検知するとき」という「論理和」という考え方を使っていました。
これはプログラミングをするときに重要な考え方なので、それを遊びながら学べるのはいいですね。
また、他の作例のレビュー記事もよろしければどうぞ。(タップでジャンプ)
それでは Apitor Robot Qを楽しんでください(^^)/~~~