ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!
ブロックで組み立てたロボットをプログラミングする人気のプログラミングおもちゃ「Apitor Robot」シリーズに新作が3種類登場しました!
それが「Apitor Robot B」、「Apitor Robot G」、「Apitor Robot E」です!
「Apitor Robot E」はブロックでロボットを作りながら、機構の勉強ができるSTEAMおもちゃです。プログラミング要素はありません。
というわけで本記事では「Apitor Robot E」の遊び方から、ネット上の口コミ、Apitor Robotシリーズの比較までエンジニア目線でレビューしていきます!
- 作例が豊富(8種類)
- レゴブロックと互換性がある
- 黙々と1人で集中できる
- 勉強になる教材が付属
- 組立時にブロックを探し出すのが大変
- 学習教材にルビがない
Apitor Robot Eの基本情報
「Apitor Robot E」はレゴブロックと互換性があるブロックで14種類のロボットを組み立てて、機構の学習ができるモーターで動くロボットです。
商品名 | Apitor Robot E | |
メーカー | Apitor Technology Co., Ltd. | |
ブランド | Apitor Robot | |
参考価格(税込) | 5,990円 | |
対象年齢 | 8歳以上 | |
使用電池 | 単3電池×2本(別売) | |
必要な工具 | なし | |
教材 | あり(17レッスン) | |
ピース数 | 218 | |
作例 | 14 |
このおもちゃでできること
できることは下記のような「14種類のロボット製作」です。
- 14種類のロボットに組み換えて機構を学習する
- 17レッスンある教材を見ながら機構を学習する
- オリジナルのロボットを作って遊ぶ
力学や機構を学べる教材が将来の役に立ちますよ。
Apitor Robot Eの内容物
まずは、パッケージから。
内容物一覧です。モーターと説明書、教材、そしてブロック一式です。
主要なパーツを説明しますね。
まずは、モーターです。先端にモーターが1つあります。
後ろには電源スイッチがあります。
動かすには単3電池×2本(別売)が必要です。
最後は説明書です。基本的な解説があります。
また、作例の1つの「ドラマー」の組み立て説明書だけあります。
レゴブロックの説明書と同じ感じです。概ねわかりやすいです。
そして、本キットだけに付属する学習教材です。
Apitor Robot Eの遊び方・レビュー
組み立て方
組み立ては概ね簡単です。工作に慣れている私ですが、組み立て自体はゆっくり作っても40分くらいでした。
組み立ては付属の説明書を見ながらおこないます。ほぼほぼレゴブロック感覚で遊べます。
Apitor Kit
Apitor Technology Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
あと、レゴブロックと違って使用するブロックが袋にまとまっていないので、こんな感じで事前に仕分けてから組み立てました。(Apitor Robotシリーズではおなじみです)
組み立て完了!
そして、出来上がったものがこちら!「ドラマー」です。
後ろはこんな感じ。
横から。
前後から。
ちゃんと脚もあります。
顔はこんな感じ。目が大きい!
そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。
可動箇所
脚が可動します。ペダルを踏む様子が再現できます。
ロボットの動作
モーターの電源をONにして動作させました!
仕組みはと言うと、ギアを使ってモーターの動力を両腕に伝えています。
そして、回転運動を上下運動に変換します!
Apitor Robot Eの作例 ~14種類~
Apitor Robot Eは全部で14種類の作例があります。(タップで詳細レビューへ飛びます)
Apitor Robot Eの口コミ・デメリット
ネット上の口コミを探しましたが見つかりませんでした。発売して間もないからでしょう。なので、私が感じたデメリットを詳しく解説します。
- 組立時にブロックを探し出すのが大変
- 学習教材にルビがない
それぞれ解説します。
組立時にブロックを探し出すのが大変
レゴブロックだと「まずは1番の袋だけで組み立てて、次は2番の袋だけで組み立てる・・・」のように順番に組み立てるようになっているので、パーツを探しやすいです。
ですが、Apitorは、ブロックは小分けされて番号も書いてあるものの、順番に組み立てるようになっていません。
なので、事前にパーツ分けしてから組み立てるのがいいですよ。少なくとも小さいパーツと量が多いパーツは。
学習教材にルビがない
学習教材は詳しいのですが、漢字にルビがないので小さいお子さんには読めないかもです。
Apitor Robot Eのメリット
私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。
- 作例が豊富(14種類)
- レゴブロックと互換性がある
- 黙々と1人で集中できる
- 学習教材が勉強になる
それぞれ解説しますね。
作例が豊富(14種類)
Apitor Robot Eは全14の作例があるので、1個1個作りながら機構やロボットの勉強ができます。
機構やロボットの開発はAIに代替されにくいので、このおもちゃで勉強したことは将来の役に立ちますよ。
レゴブロックと互換性がある
レゴブロックと互換性があるので、お手持ちのレゴブロックと組み合わせて遊ぶことができます。
お手持ちのブロックを追加すれば遊び方無限大です!なので、お子さんの創造力に驚かされるかもしれませんね。
黙々と1人で集中できる
組み立て説明書は概ねわかりやすいのでお子さん1人でも黙々と組み立てられるでしょう。
お子さんだけで遊んでほしい場合にちょうどいいですよ。
学習教材が勉強になる
学校で勉強するテコの原理や高専で勉強する歯車の仕組みなど、学習教材がかなり勉強になります。
Apitor Robot B、Apitor Robot G、Apitor Robot Eの比較
Apitor Robotの新作は全3種類ありますが、基本的にはパーツ数と作例の違いだけなので、面白そうな作例を見て選ぶといいです。
概要は下記のとおりです。
商品名 | Apitor Robot B | Apitor Robot G | Apitor Robot E |
価格(税込) | 3,990円(参考価格) | 4,990円(参考価格) | 5,990円(参考価格) |
対象年齢 | 6歳以上 | 6歳以上 | 8歳以上 |
教材 | なし | なし | あり |
作例数 | 8 | 8 | 14 |
パーツ数 | 240 | 298 | 218 |
モーター | DCモーター×1 | DCモーター×1 | DCモーター×1 |
色 | 赤系統 | 桃系統 | 緑系統 |
ちゃんと理論を勉強したいお子さんは「Apitor Robot E」がいいですよ。これにだけ物理学や機構の仕組みを学べる教材が付属するので。
また、各作例はAmazonの商品ページに載っているので、気になる方はチェックしてみてください。(公式サイトには載ってないんですよね)
「Apitor Robot B」の商品ページ
「Apitor Robot G」の商品ページ
「Apitor Robot E」の商品ページ
Apitor Robot Eをおすすめできる人
「Apitor Robot E」は色んなロボットをブロックで作りながら、しっかり機構を学習したいお子さんにおすすめです。
何と言っても勉強になる学習教材が付属する点が素晴らしいです!
それに、STEAMおもちゃの中では低価格なので、お子さんの新しい才能を発掘するためにプレゼントするのもありですよ。
結論:簡単で勉強になるロボット
本記事は「Apitor Robot E」をエンジニア目線でレビューをしました。
新作の中で一番パーツ数が少ない分、簡単なロボットで気軽にロボットの勉強ができるのはありがたいです。
お子さんが大きくなるのはあっという間です。
「チャンスを活かせる者は決してチャンスを逃さない」ですよ。
- 作例が豊富(8種類)
- レゴブロックと互換性がある
- 黙々と1人で集中できる
- 勉強になる教材が付属
- 組立時にブロックを探し出すのが大変
- 学習教材にルビがない