ソニーのKOOVとはどんなおもちゃだろう?プログラミングできるの?対象年齢は何歳からかな?実際に楽しめる年齢を教えてほしいです。
こんな疑問にお答えします。
- ソニーのKOOVとは?プログラミング方法や概要を解説
- KOOVの対象年齢は?【実際に楽しめる年齢も解説】
ソニーのプログラミングおもちゃは3種類ありますが、本記事ではKOOVについて解説します。
そんな私はこれまで50種類以上のプログラミングおもちゃをレビューしてきました。独自の観点で詳しく解説します。
ソニーのKOOVとは?プログラミング方法や概要を解説
ソニーのKOOVとは、カラフルなブロックでロボットを組み立てて、自由にプログラミングできるブロックタイプの教材です。
メーカー
メーカーはあの”ソニー”なんですが、ソニーと言ってもソニーグループの中に色々な会社がありまして、KOOVはSony Global Education, Inc.という会社が作っています。
この会社はソニーグループの中でも教育関連の事業を行っている会社で、他にはLOGIQ LABOというオンライン学習サービスも展開しています。
できること
KOOVでできることを簡単にまとめると下記の通り。
- ブロックでロボットを組み立てる
- ロボットをプログラミングして動かす
- Scratchっぽいプログラミングソフトでプログラミングする
- センサー類を活用して自動で動くロボットを作る
上記のとおりです。アイデア次第でいろんなものを作れますよ!
ラインナップ
キットのラインナップは全4種類です。
商品名 | 価格(税込) | 電子パーツ数 | その他パーツ数 | 特徴 |
エントリーキット | ¥14,800 | 4 | 79 | センサー類が入ってない必要最低限のキット |
ベーシックキット2 | ¥24,800 | 12 | 100 | センサー類が入っている一番低価格のキット |
スターターキット | ¥40,568 | 16 | 172 | パーツ数と価格のバランスがよいキット |
アドバンスキット | ¥64,800 | 24 | 302 | 全部入りの最上位キット |
違いはパーツの種類と数でして、それぞれの関係は下記の通り。
基本的には上位のキットを買うと下位キットのパーツは全部入っています。全てのパーツが入ってるのは「アドバンスキット」です。
詳しい比較は下記の記事をご覧ください。
プログラミング方法
プログラミング方法は2種類あります。
- ビジュアルプログラミング(Scratchっぽい)
- テキストプログラミング(Python)
ビジュアルプログラミング
ビジュアルプログラミングはこんな感じで、命令の書かれたブロックをつないでプログラムを作ります。
テキストプログラミング
一方、テキストプログラミングではAI開発にも使われるPythonというプログラミング言語を使ってプログラミングします。
教材(作例と学習コース)
KOOVを買うと教材として下記があります。
- 作例
- 学習コース
これはキット別に使える教材数が変わります。まとめると下記の通り。
商品名 | 作例数 | 教材数 |
エントリーキット | 2 | 1 |
ベーシックキット2 | 9 | 1 |
スターターキット | 24 | 4 |
アドバンスキット | 34 | 6 |
特徴
主な特徴は下記の3つです。
- 透明でカラフルなブロック
- アーテックブロックと互換性あり
- 拡張性が高い
特徴①:透明でカラフルなブロック
何と言っても、ブロックが透明できれいですよね。
特徴②:アーテックブロックと互換性あり
しかも、このブロックは㈱アーテックのアーテックブロックと互換性があります。実はソニーと共同開発してるんです。
▼アーテックブロック
互換性について詳しく検証した結果は「KOOVとアーテックブロックの違いを徹底検証【結論:互換性あり】」をご覧ください。
特徴③:拡張性が高い
しかも、距離センサーやカラーセンサーなどの電子パーツを追加で購入すれば、拡張して長く遊べます。
KOOVの対象年齢は?【実際に楽しめる年齢も解説】
KOOVの対象年齢は8歳以上です。ただこれは、メーカーが推奨する年齢です。
実際に楽しく遊べる年齢は?
ネット上の口コミを見た感じ、下記のとおりですね。
- 5~6歳:ブロックの組み立てだけなら楽しめる
- 6~8歳:学習コースを見ながら一人で進められる
- 9歳以上:理解しながら遊べる
学習コースは全てふりがながあるので、小学校低学年のお子さんでも楽しめますよ。
KOOVは大人でも楽しめる
実は、KOOVを使ったコンテストが定期的に開催されていて、中には大人の方の作品もあります。
ちなみに私も下記の作品を作りました。わかる人にはわかる装置です。
以上のように、KOOVは小学生のプログラミング学習だけにとどまらず、エンジニアを目指すお子さんにも向いてますよ。
それでは、KOOVを楽しんでください(^_^)/~