【バランスがいい】KOOVスターターキットの口コミ・レビュー

4.5
【バランスがいい】KOOVスターターキットの口コミ・レビュー

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ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

KOOVクーブシリーズはプログラミングおもちゃの中でも教材が詳しく丁寧で、自宅でプログラミング学習をするのに最適な教材です。

シリーズの中でも電子パーツ数、ブロック数、教材数と価格のバランスが丁度いいのが「KOOVクーブ スターターキット」です。

遊び方は簡単です。説明書通りにロボットを組み立てて、チュートリアルに沿ってプログラミングしていくだけです。

ブロックタイプなので、作例以外にも自由にロボットを作って遊ぶことができます!

というわけで本記事では、「KOOVクーブ スターターキット」を遊ぶのに必要なものからネット上の口コミKOOVシリーズの比較類似品との比較までエンジニア目線でレビューしていきます!

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メリット
  • 作例が豊富(24例)
  • ブロックがきれいでワクワクする
  • 拡張性が高い
  • 教材が詳しくて丁寧(教材の数が多い)
デメリット
  • 高額
  • Android端末では使えない
  • 加速度センサーとタイヤが付属しない
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KOOV スターターキットの基本情報

KOOVクーブ スターターキット」はキラキラカラフルな透明ブロックで24種類のロボットを組み立てて、プログラミングする高機能なプログラミングおもちゃです。

商品名 KOOV スターターキット
メーカー Sony Global Education, Inc.
ブランド KOOV
希望小売価格(税込) 40,568円
対象年齢 8歳以上
使用電池 単3電池×3本(別売)
必要な工具 ドライバー(電池ボックス開閉用)
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 アプリに詳しい教材あり
マイコン 種類(付属/別売) Arduino互換(付属)
プログラム書込み 可能
入力装置 ハード 赤外線フォトリフレクタ、光センサー、ボタン×4
デバイス なし
出力装置 ハード LED×3、フルカラーLED、ブザー、DCモーター、サーボモーター
デバイス なし
デバイスとの接続方法 ・USB-TypeA ⇔ micro USB-TypeBケーブル(付属)
・Bluetooth
パーツ数 188
デバイス パソコン 【オフライン】Windows/macOS/Chrome OS
【オンライン】不可
タブレット 【オフライン】iOS
【オンライン】不可
スマホ 不可
ブラウザ 不可
インターネット接続 初回のみ必須。以降はオンライン/オフライン可
プログラミング方法 ビジュアルプログラミング(ブロックを組み立てるタイプ)
プログラミングソフト オリジナル
プログラミング言語 ビジュアル:オリジナル

このおもちゃでできること

できることは下記のような「ブロックで組み立てたロボットのプログラミング」です。

  • 24種類のロボットをプログラミング
  • ロボットのLEDをカラフルに点灯
  • ロボットのブザーで音楽を奏でる
  • サーボモーターでロボットを細かく動かす
  • 作品を専用アプリでシェアできる

センサー類やモーター類が多いので、想像したものを創造できますよ。

このおもちゃで遊ぶ時の環境

このおもちゃで遊ぶときはデバイスにアプリをインストールしてオフラインでプログラミングする方法があります。

▼オフライン:アプリをダウンロードして遊ぶ場合

▼オンライン:公式サイトにアクセスして遊ぶ場合:不可

オフラインで使えるので、安心してお子さんの勉強に使えますね。

KOOV スターターキットの内容物

箱はこんな感じです。けっこうズッシリです。

というわけで内容物です。

内容物一覧です。電子部品とブロックパーツ、説明書です。

主要なパーツを説明しますね。

まずは、カラフルできれいなブロックです。アーテックブロックと同じ規格のブロックですが、クリアパーツになっているのでかなりきれいです!!

これはお子さんの食いつきがいいのでは?

そして重要なコアです。これに小さなコンピューターが入っています。モーターやセンサーを接続して動かします。

拡張性はけっこう高いですよ。

その他の電子パーツです。

まずはLEDです。3色あります。

サーボモーターです。これは回転する角度を指示できるモーターです。

ロボットの動きを細かく制御するのに使います。

DCモーターです。くるくる回転するモーターです。

タイヤなどを取り付けて回転するものを動かします。
センサー類です。
それぞれの役割は次のとおりです。
  • 光センサー・・・明るさを検知する
  • ブザー・・・音を鳴らす
  • 赤外線フォトリフレクタ・・・物体の有無を検知する

コアを動かすには単3電池×3本(別売)が必要です。またフタを開閉するにはドライバーが別途必要です。

ネジの紛失に注意しましょう。ネジがフタから外れる構造になってます。普通はフタから外れないようになってるんですけどね。

そして、パソコンとコアを接続するUSBケーブルが付属しています。

USB-TypeCなら便利でよかったんですけどね。

最後に説明書です。始め方のみ書いてあり、学習教材やロボットの組み立て方はアプリの説明書を見ます。

後述しますが、アプリはかなり詳しくてためになりますよ。

KOOV スターターキットの遊び方・レビュー

必要な工具

別途用意が必要な工具は次のとおりです。

  • ドライバー(電池ボックス開閉用)

組み立て方

組み立ては簡単です。やさしい作例でしたが、ゆっくり作っても15くらいでした。

組み立てはアプリの説明書を見ながらおこないます。

実はこの説明書はめちゃくちゃ便利でして、ブロックの接続がアニメーションになってる上、ブロックをグリグリ回転させて色んな角度から見ることができるんです!

これなら、組み立てが苦手なお子さんでも安心して取り組めますよ。

組み立て完了!

というわけで、完成するとこんな感じです!カメラを作りました!

構造もガッチリしていて簡単に崩れません。

そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。

けっこうコンパクトです。

プログラミング方法

Scratchのようなブロックタイプのプログラミングです。

動かすための手順も書かれているので初心者でもわかりやすいですよ。

プログラムの転送

作ったプログラムをコアに転送します。

付属のUSBケーブルでコアとパソコンを接続し、転送を押すだけです。転送が完了すると自動で切断されます。

接続も転送もすぐに終わりました。ストレスフリーです。
Bluetoothで接続することもできます

プログラムの実行

転送が完了するとプログラムが動き出します。被写体が近づくとフラッシュが光り、シャッター音がなるようにプログラミングしています。

おー!パシャパシャカメラの動きを再現できています。

ちなみにパソコンから実行もできる

実はプログラムを転送しなくても、パソコンと接続した状態でプログラムを実行することができます。

また、プログラムを1行ずつ実行できるのでバグを見つけやすいです!これはプログラミングおもちゃの中では珍しいですよ。

ただ、反応は遅いので、指示を出してからモーターが動くまでに時間がかかります。

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KOOV スターターキットの作例 ~24種類~

このキットは全部で24種類の作例があります。他のプログラミングおもちゃに比べてかなり多いです。

 それぞれの作例はこちらからご覧ください

KOOV スターターキットの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

  • 高額
  • Android端末では使えない
  • 加速度センサーとタイヤが付属しない

それぞれ解説します。

高額

これが一番多い口コミですね。プログラミングおもちゃの中でもかなり高いです。

ただ、教材の内容や付属するセンサー類、拡張性を考えるとしょうがないという気もします。

KOOVほど高機能なプログラミングおもちゃはなかなかないです。

Android端末では使えない

iPadでは使えるのですが、Androidタブレットでは使えません。(スマホはどれも使えません)

Androidタブレットしか持っていない方はご注意ください。

加速度センサーとタイヤが付属しない

加速度センサーとはロボットが動いていることを検知するセンサーです。

これがあるとセンサーの傾きに合わせて車を前進させたり、ロボットが止まると音を鳴らしたりできるんですけどね。

また、タイヤも付属しないので、車タイプのロボットを作れません。

加速度センサーとタイヤが欲しい方は「KOOV アドバンスキット」を購入する必要があります。

KOOV スターターキットのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

  • 作例が豊富(24例)
  • ブロックがきれいでワクワクする
  • 拡張性が高い
  • 教材が詳しくて丁寧(教材の数が多い)

それぞれ解説します。

作例が豊富(24例)

このキットには全24例の作例があります。また、今後も追加予定と書いてあったので、飽きずに長く遊べますね。

高額なおもちゃなので、かなりうれしいポイントです。

ブロックがきれいでワクワクする

ブロックがカラフルで透明なのできれいですね~。他のおもちゃには無いです。

しかも、ニュ~とハマって、すっと外れます。何個かかなりきついブロックもあったのですが、全体的には遊びやすいです。

拡張性が高い

コアに色んなセンサー類を接続できるので、拡張して長く遊べます。

公式通販サイトでは距離センサーやドットLEDディスプレイなどを単品で購入できるので、お子さんの創造力を育むのにかなり良い教材です!

教材が詳しくて丁寧(教材の数が多い)

学習コースが全4コース22レッスンあり、アプリの使い方からロボットの構造、センサーの仕組みまで詳しく解説されてるので、お子さんだけでも一人で黙々と学習できます。

口コミを見てると6~8歳のお子さんなら一人で進められるようです。

それにスターターキットより安いエントリーキットとベーシックキット2はそれぞれ1コースしかないので、スターターキットは価格の割に教材数が多いです。

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KOOVシリーズの比較

KOOVシリーズには全4種類のキットと差分だけのセットが全5種類あります。

詳しい比較は下記の記事をご覧ください。

KOOV スターターキットの類似品との比較

最後に、ブロックで組み立てるタイプのプログラミングおもちゃ比較です。

「KOOV スターターキット」は高額ですが、高機能で教材が豊富です。

商品名 KOOV スターターキット Apitor Robot X Building:bit Super kit
メーカー Sony
Global Education, Inc.
Apitor Technology Co., Ltd. Shenzhen Yahboom
Technology Co., Ltd.
価格(税込) 40,568円(希望小売価格) 13,000円(参考価格) 15,180円(参考価格)
対象年齢 8歳以上 8歳以上 8歳以上
使用電池 単3電池×3本(別売) 単3電池×3本(別売) 内蔵バッテリー
教材 22レッスン 12レッスン 48レッスン
作例数 24 12 16
パーツ数 188 600 358
センサー類 赤外線フォトリフレクタ、
光センサー、
ボタン×4、ブザー、
LED×3、フルカラーLED
カラーセンサー、
赤外線センサー
ボタン×2、光センサー、
温度センサー、
加速度センサー、
地磁気センサー、
タッチセンサー、
マイク、LED、スピーカー
モーター DCモーター×1、
サーボモーター×1
DCモーター×3 DCモーター×2、
サーボモーター×1
デバイス パソコン/タブレット タブレット/スマホ パソコン/タブレット/スマホ

Apitor Robot X」と「Building:bit Super kit」はレゴブロックと互換性のあるブロックを使います。

どちらも教材は付属するのですが、「Apitor Robot X」は必要最低限です。「Building:bit Super kit」はけっこう詳しいですが、英語と中国語しかありません。

「KOOV スターターキット」は高額な分、作例が多いです。教材数もけっこう多くて詳しいので、学習効果だけを考えると良いですよ。

とはいえ、気軽に手を出せる価格ではないので、結論は下記のとおりです。

上記の通りです。

関連Apitor Robot Xアピター ロボットX」の詳細レビューはこちら

関連Building:bit Super kitビルディングビット スーパーキット」の詳細レビューはこちら

KOOV スターターキットをおすすめできる人

KOOVクーブ スターターキット」はアドバンスキットは高くて買えないけど、パーツも教材も多いものがいいお子さんにおすすめです。

最上位のアドバンスキットの次にパーツ数が多いキットです。差分だけのパーツセットは公式通販サイトで買えるので、まずはスターターキットを買うのはアリです。

結論:かなり遊べるプログラミングおもちゃ

本記事は「KOOVクーブ スターターキット」をエンジニア目線でレビューしました。

一部の通販サイトには在庫があるようですが、原則は公式通販サイトのみの取り扱いです。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

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  • 拡張性が高い
  • 教材が詳しくて丁寧(教材の数が多い)
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  • 高額
  • Android端末では使えない
  • 加速度センサーとタイヤが付属しない
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