以前レビューした「KOOV」には34種類のロボットレシピ(作例)があります。
今回はその中の「ライントレーサー」について詳しく紹介します。
▼本記事の内容
- 【KOOVのロボットレシピ】ライントレーサーのレビュー
ライントレーサーは黒い線に沿って自動で走る車です。高専の実験や大手メーカーの新入社員研修などで用いられるほどプログラミングの基本が学べる題材です。
▼本作例を作成可能なキット
キット名 | 作成可能 |
エントリーキット | × |
ベーシックキット2 | ● |
スターターキット | × |
アドバンスキット | ● |
【KOOVのロボットレシピ】ライントレーサーのレビュー
「パトカー」の分解
今回は、前回作った「パトカー」を分解するところから始めます。
ブロック外しが付属するので慣れれば簡単に分解できます。
アーテックブロックのブロック外しと同じもので、使い勝手は良いです。
組み立て
組み立ては専用アプリの説明書を見ながらおこないます。
完成!
そして、完成したものがこちらです!15分くらいで完成しました。
トラックタイプですね。正面のライトがいい味出してます。
後ろから。隙間に配線を収納すると見た目がいいです。
オレンジ色のテールランプもいい感じ。
側面です。
底面です。DCモーターの間に赤外線フォトリフレクタがあります。
赤外線フォトリフレクタは黒と白を見分けることができます。白は赤外線を反射しにくいのに対し、黒は反射します。これを利用して見分けています。
そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。
まあまあコンパクトです。
手動で可動する箇所
手動で可動する箇所は次のとおりです。
- 前輪
前輪はクルクル回転します。
サンプルプログラム
プログラムで動作する箇所は次のとおりです。
- 後輪(左右)
- LED(緑)
この車は黒い線を検知し、自身が向いている方向を修正しながら走行します。
スタートして黒い線を検知するまでは左回転し、黒い線を見つけると右回転します。すると黒い線からはずれるので再び左回転します。これを繰り返して黒い線に沿って走ります。
結論:プログラミングの基本が詰まった作例
ライントレーサーって面白い仕組みですよね。赤外線フォトリフレクタを2個使えばもっと精度の高い制御ができますよ。
そして、それぞれのキットで作れる作例は下記のとおりです。(タップで拡大)
また、他の作例は下記からどうぞ。
それでは、KOOVを楽しんでください(^^)/~~~
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