【安心】KOOVアドバンスキットの口コミ・レビュー【高いが安い】

ハロー・ワールド！おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です！

今は色んなプログラミングおもちゃがありますが、説明が足りなくて初心者には使いこなすのが難しいものもけっこう多いです。

ですが、ソニーの『KOOVクーブ』なら初心者でもわかりやすい無料の教材が付属するので、自宅に居ながらプログラミング教室に通うのと同じくらいの内容を学べます。

遊び方は簡単です。説明書通りにロボットを組み立てて、チュートリアルに沿ってプログラミングしていくだけです。

というわけで本記事では、KOOVシリーズの中でも最上位キットの「KOOVクーブ アドバンスキット」を遊ぶのに必要なものからネット上の口コミ、KOOVシリーズの比較、類似品との比較までエンジニア目線でレビューしていきます！

KOOV アドバンスキットの基本情報

「KOOVクーブ アドバンスキット」はキラキラカラフルな透明ブロックで34種類のロボットを組み立てて、プログラミングする高機能なプログラミングおもちゃです。

このおもちゃでできること

できることは下記のような「ブロックで組み立てたロボットのプログラミング」です。

センサー類やモーター類が多いので、想像したものを創造できますよ。

このおもちゃで遊ぶ時の環境

このおもちゃで遊ぶときはデバイスにアプリをインストールしてオフラインでプログラミングする方法があります。

▼オフライン：アプリをダウンロードして遊ぶ場合

▼オンライン：公式サイトにアクセスして遊ぶ場合：不可

KOOV アドバンスキットの内容物

まずは、パッケージから。

2つの箱が入っています。アドバンスキットはスターターキットと拡張パーツセットの組み合わせです。

中身です。電子部品とブロックパーツが入っています。

というわけで内容物です。

内容物一覧1です。電子部品とブロックパーツ、説明書です。

内容物一覧2です。追加のセンサー類とギア類です。

主要なパーツを説明しますね。

まずは、カラフルできれいなブロックです。アーテックブロックと同じ規格のブロックですが、クリアパーツになっているのでかなりきれいです！！

そして重要なコアです。これに小さなコンピューターが入っています。モーターやセンサーを接続して動かします。

その他の電子パーツです。

まずはLEDです。4色あります。

サーボモーターです。これは回転する角度を指示できるモーターです。

DCモーターです。くるくる回転するモーターです。

コアを動かすには単3電池×3本(別売)が必要です。またフタを開閉するにはドライバーが別途必要です。

そして、パソコンとコアを接続するUSBケーブルが付属しています。

最後に説明書です。始め方のみ書いてあり、学習教材やロボットの組み立て方はアプリの説明書を見ます。

KOOV アドバンスキットの遊び方・レビュー

必要な工具

別途用意が必要な工具は次のとおりです。

組み立て方

組み立ては簡単です。難しめの作例でしたが、ゆっくり作っても60分くらいでした。

組み立てはアプリの説明書を見ながらおこないます。

実はこの説明書はめちゃくちゃ便利でして、ブロックの接続がアニメーションになってる上、ブロックをグリグリ回転させて色んな角度から見ることができるんです！

組み立て完了！

というわけで、完成するとこんな感じです！消防車を作りました！カッコいいー！

そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。

プログラミング方法

Scratchのようなブロックタイプのプログラミングです。

プログラムの転送

作ったプログラムをコアに転送します。

付属のUSBケーブルでコアとパソコンを接続し、転送を押すだけです。転送が完了すると自動で切断されます。

プログラムの実行

転送が完了するとプログラムが動き出します。下記の通りです。

ちなみにパソコンから実行もできる

実はプログラムを転送しなくても、パソコンと接続した状態でプログラムを実行することができます。

ただ、反応は遅いので、指示を出してからモーターが動くまでに時間がかかります。

KOOV アドバンスキットの作例 ～34種類～

このキットは全部で34種類の作例があります。他のプログラミングおもちゃに比べてかなり多いです。

 それぞれの作例はこちらからご覧ください(編集中です)

KOOV アドバンスキットの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

それぞれ解説します。

高額

これが一番多い口コミですね。プログラミングおもちゃの中でもかなり高いです。

ただ、教材の内容や付属するセンサー類、拡張性を考えるとしょうがないという気もします。

Android端末では使えない

iPadでは使えるのですが、Androidタブレットでは使えません。(スマホはどれも使えません)

Androidタブレットしか持っていない方はご注意ください。

教材は「やらされ感」がある？

教材が丁寧で詳しいだけに「やらされ感」があるとのこと。

う～ん。確かにそう感じるお子さんもいるかもですね。けっこう丁寧に解説してあるので、「細かい説明はいいからどんどん遊ばせて！」というお子さんには面倒かもです。

KOOV アドバンスキットのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

それぞれ解説します。

作例が豊富(34例)

アドバンスキットには全34例の作例があります。また、今後も追加予定と書いてあったので、飽きずに長く遊べますね。

高額なおもちゃなので、かなりうれしいポイントです。

ブロックがきれいでワクワクする

ブロックがカラフルで透明なのできれいですね～。他のおもちゃには無いです。

拡張性が高い

コアに色んなセンサー類を接続できるので、拡張して長く遊べます。

教材が詳しくて丁寧

学習コースが全6コース39レッスンあり、アプリの使い方からロボットの構造、センサーの仕組みまで詳しく解説されてるので、お子さんだけでも一人で黙々と学習できます。

高額なだけあって、購入後も抜かりないです！

定期的にコンテストが開催されている

毎年、KOOV Challengeという大規模な作品コンテストが開催されています。また、毎月、小規模な作品コンテストが開催されています。

なので、お子さんが学習するモチベーションを維持しやすいですよ。

作品を専用アプリで共有できる

専用アプリ内にSNSのような機能があり、自分が作った作品の写真を投稿できます。

しかも、不適切な内容(個人情報など)が投稿されていないかチェックされているので、「リアルSNSの練習にちょうどいい」という声もあります。

KOOVシリーズの比較

KOOVシリーズには全4種類のキットと差分だけのセットが全5種類あります。

詳しい比較は下記の記事をご覧ください。

KOOV アドバンスキットの類似品との比較

最後に、ブロックで組み立てるタイプのプログラミングおもちゃ比較です。

「KOOVアドバンスキット」は高額ですが、高機能で教材が豊富です。

「Apitor Robot X」と「Building:bit Super kit」はレゴブロックと互換性のあるブロックを使います。

どちらも教材は付属するのですが、「Apitor Robot X」は必要最低限です。「Building:bit Super kit」はけっこう詳しいですが、英語と中国語しかありません。

「KOOV アドバンスキット」は高額な分、作例もダントツですし、教材も多くて詳しいので、学習効果だけを考えるとダントツで良いですよ。

とはいえ、気軽に手を出せる価格ではないので、結論は下記のとおりです。

上記の通りです。

関連「Apitor Robot Xアピター ロボットX」の詳細レビューはこちら

関連「Building:bit Super kitビルディングビット スーパーキット」の詳細レビューはこちら

KOOV アドバンスキットをおすすめできる人

「KOOVクーブ アドバンスキット」は高額でも、プログラミング教室で学ぶような内容を自宅で学習したいお子さんにおすすめです。

プログラミング教室に通うよりは圧倒的に安いですが、教材が詳しく丁寧なのでお子さんだけでも黙々と学習できます。

しかも、ブロックで何でも作れるので小・中・高と長く使えますよ。

結論：高いが安い！完成度の高いプログラミングおもちゃ

本記事は「KOOVクーブ アドバンスキット」をエンジニア目線でレビューしました。

高いので購入を躊躇してましたが、早く買えばよかったです。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。