【動きが面白い!】Apitor Robot Sの口コミ・レビュー

4.0
Apitor Robot Sの箱

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ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

ブロックタイプのプログラミングおもちゃは機構が複雑で難しいロボットか、機構が簡単でシンプルなもののどちらかが多いです。

Apitor Robot Sアピター ロボットS」は適度な難易度で卓上サイズのロボットを手軽に作れるキットです。ロボットの動きも面白いので楽しんでロボットプログラミングを始められます。

プログラミングはちょっとむずかしいですが、ブロックの質も高くて遊びやすいので7・8歳のお子さんから楽しめますよ。

というわけで本記事では「Apitor Robot Sアピター ロボットS」の遊び方から、ネット上の口コミApitor Robotシリーズの比較までエンジニア目線でレビューしていきます!

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Apitor
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メリット
  • 作例が豊富(10種類)
  • 教材が付属(8レッスン)
  • レゴブロックと互換性がある
  • 黙々と1人で集中できる
デメリット
  • 組立時にブロックを探し出すのが大変
  • プログラミングが難しい
  • 電池が取りにくい
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Apitor Robot Sの基本情報

Apitor Robot Sアピター ロボットS」はレゴブロックと互換性があるブロックで10種類のロボットを組み立てて、操縦したりプログラミングしたりできるロボットです。

商品名 Apitor Robot Sアピター ロボットS
メーカー Apitor Technology Co., Ltd.
ブランド Apitor Robot
参考価格(税込) 11,900円
対象年齢 7歳以上
使用電池 単3電池×3本(別売)
必要な工具 ドライバー(電池ボックス開閉用)
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 アプリにチュートリアルあり
マイコン 種類(付属/別売) オリジナル(付属)
プログラム書込み 不可
入力装置 ハード 赤外線センサー、カラーセンサー
デバイス マイク
出力装置 ハード DCモーター×2、LED×2
デバイス スピーカー、ディスプレイ
デバイスとの接続方法 Bluetooth
パーツ数 389
デバイス パソコン 不可
タブレット 【オフライン】Android/iOS
【オンライン】不可
スマホ 【オフライン】Android/iOS
【オンライン】不可
ブラウザ 不可
インターネット接続 初回のみ必要
プログラミング方法 ビジュアルプログラミング(ブロックを組み立てるタイプ)
プログラミングソフト Apitor Kit
プログラミング言語 Scratch(XML、JavaScriptに変換可能)

このおもちゃでできること

できることは下記のような「10種類のロボットプログラミング」です。

  • 10種類のロボットに組み換えて操縦する
  • 9種類のロボットに組み換えてプログラミング
  • オリジナルのロボットを作ってプログラミング

簡単すぎず、難しすぎないちょうどいいロボットを作ってプログラミングができますよ。

このおもちゃで遊ぶ時の環境

このおもちゃで遊ぶときはデバイスにアプリをインストールしてオフラインでプログラミングします。

▼オフライン:アプリをダウンロードして遊ぶ場合

アプリ内の組み立て説明書はインターネットに接続しないと使えませんでした。

▼オンライン:公式サイトにアクセスして遊ぶ場合:不可

オフラインでも使えるので、安心してお子さんの勉強に使えますね。

Apitor Robot Sの内容物

まずは、パッケージから。

説明書と各パーツが入っています。

では、内容物を見ていきましょう!

内容物一覧です。コントロールユニット(頭脳部品)やセンサー類です。

主要なパーツを説明しますね。

まずは、コントロールユニットです。この中に小さなコンピューターが入っており、LEDやモーター、センサーを制御します。

例えば、カラーセンサーを使えばブロックの色に応じて鳴らす音を変えることができます。赤外線センサーを使えば物体を避けるプログラムを作ることができます。

後ろから。

左右にはそれぞれモーターがあり、軸を取り付けると回転させることができます。

モーターを使えばタイヤを動かしたり、クレーンを動かしたり色々なことができます。お子さんの想像力しだいでできることは無限大です!

動かすには単3電池×3本(別売)が必要です。

最後は説明書です。基本的な解説があります。

また、作例の1つの「RCカー」の組み立て説明書だけ・・あります。

レゴブロックの説明書と同じ感じです。概ねわかりやすいです。

他の作例は専用アプリ内にあります。あっ、RCカーもあります。

Apitor Robot Sの遊び方・レビュー

組み立て方

組み立ては概ね簡単です。工作に慣れている私ですが、組み立て自体はゆっくり作っても60分くらいでした。

説明書は概ねわかりやすいのでお子さんだけで黙々と組み立てられるでしょう。なので、お子さんだけで遊んどいてほしい場合にぴったりです。

組み立ては専用アプリ内の説明書を見ながらおこないます。

ほぼほぼレゴブロック感覚で遊べます。

ただ、レゴブロックと違って使用するブロックが袋にまとまっていないので、こんな感じで事前に仕分けてから組み立てました。何のために袋に番号が書いてあるのか不明です。。。

Seriaやダイソーで購入できるSikiriケースが便利ですよ。

組み立て完了!

そして、出来上がったものがこちら!「象さん」です。ちゃんとノシノシ歩きますよ!

説明書に「さん」付けされてます笑

後ろはこんな感じ。尻尾がかわいいです。

横から。

ミニフィグはバラバラの状態から組み立てます。LEGOのミニフィグとは構造が若干違います。

顔のアップです。赤外線センサーを搭載しています。コレを使えば顔の前にある物体を検出できます。

鼻の穴とセンサーをうまく組み合わせたデザインです。面白い!

そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。

けっこうコンパクトです。

デバイスとロボットの接続

デバイスとロボットはBluetoothで接続します。

  1. ロボットの電源をONにする
  2. アプリから接続をタップする

これだけです。ストレスなく接続できましたよ。

ロボットの操縦方法

アプリのコントローラーを使ってロボットをリモコン操縦することができます。

こんな感じで操縦できます。モーター1(左スティック)が頭を上下に動かし、モーター2(右スティック)で歩行しています。

とりあえずロボットを動かしてみたいときに使うアプリです。

ロボットのプログラミング方法

プログラミングはあらかじめ用意されたブロックをつないでプログラムを作る方法です。Scratchベースのソフトですね。

サンプルプログラムがありますが、基本的に自分で自由にプログラミングします。

サンプルプログラムは頭を上下に動かしながら四足歩行します。鳴き声はタブレットから出てますよ。

プログラムの解説は無いので、何をしてるか自分で読み取らないといけませんが、ちゃんとノシノシ歩くので面白いロボットです!
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Apitor Robot Sの作例 ~10種類~

Apitor Robot Sは全部で10種類の作例があります。(タップで詳細記事へ)

これだけあれば飽きずに長く遊んでくれますよ。

Apitor Robot Sの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

  • 組立時にブロックを探し出すのが大変
  • プログラミングが難しい
  • 電池が取りにくい

それぞれ検証したので詳しく解説します。

組立時にブロックを探し出すのが大変

この口コミが一番多かったです。

レゴブロックだと「まずは1番の袋だけで組み立てて、次は2番の袋だけで組み立てる・・・」のように順番に組み立てるようになっているので、パーツを探しやすいです。

ですが、Apitorは、ブロックは小分けされて番号も書いてあるものの、順番に組み立てるようになっていません。

何のために小分けして番号が書いてあるのかよくわかりません。。。

なので、事前にパーツ分けしてから組み立てるのがいいですよ。少なくとも小さいパーツと量が多いパーツは。

私はSeriaやダイソーで購入できる「Sikiriシリーズ」のケースに小分けしました。

プログラミングが難しい

初心者には難しかもです。

ロボットのサンプルプログラムはありますが、基本的には1から自分でプログラムを作らないといけません。

Studuino Liteスタディーノライトは付属のテキストを順番に進めていけば徐々にプログラミングができるように考えてあるんですけどね。。。

ただ、アプリ内に基本的なレッスンがあるので、それで勉強してからロボットを作るという順番なら学習に使えます。

電池が取りにくい

これは私の感想ですが、電池が取り出しにくいです。

こんな感じで奥まっているので、取り出しにくいですね~。

なので、手のひらに叩きつけて取り出しています笑

Apitor Robot Sのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

  • 作例が豊富(10種類)
  • 教材が付属(8レッスン)
  • レゴブロックと互換性がある
  • 黙々と1人で集中できる

それぞれ解説しますね。

作例が豊富(10種類)

Apitor Robot Sは全10の作例があります。

これは一番近いプログラミングおもちゃの「レゴブースト」の作例数(9種類)よりも多いです。なので、飽きずに長く遊べるでしょう。

教材が付属(8レッスン)

プログラミングソフトの使い方から主要なロボットのプログラミング方法などあわせて8のレッスンがあります。

センサーの使い方や取得した値の意味などが順番に解説されています。

なので、順番に進めていけばプログラミング方法を理解できるでしょう。

レゴブロックと互換性がある

レゴブロックと互換性があるので、お手持ちのレゴブロックと組み合わせて遊ぶことができます。

写真のブロックはApitor Robot Xのものですが、Apitor Robot Sも同じ規格です。
一応、メーカーとしては「ブロックブランドと互換性があります」とボカしてあります。

Apitor Robot Sのパーツは389個でそんなに多くないですが、ブロックを追加できるので、お子さんの創造力に驚かされるかもしれませんね。

黙々と1人で集中できる

組み立て説明書は概ねわかりやすいのでお子さん1人でも黙々と組み立てられるでしょう。

同じシリーズのApitor Robot Xよりやさしく、Apitor Robot Qより手応えがあるので、お子さんだけで遊んでほしい場合にちょうどいいですよ。

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Apitor Robot Q、Apitor Robot S、Apitor Robot Xの比較

Apitorシリーズは全3種類あります。

基本的にはパーツ数と作例の違いだけなので、面白そうな作例を見て選ぶといいですよ。

また、パーツ数が増えると対象年齢が高くなります。具体的には下記のとおりです。

商品名 Apitor Robot Q Apitor Robot S Apitor Robot X
価格(税込) 9,900円(参考価格) 11,900円(参考価格) 13,000円(参考価格)
対象年齢 6歳以上 7歳以上 8歳以上
教材 12レッスン 8レッスン 12レッスン
作例数 20 10 12
パーツ数 233 389 600
センサー類 カラーセンサー、
赤外線センサー
カラーセンサー、
赤外線センサー
カラーセンサー、
赤外線センサー×2
モーター DCモーター×2 DCモーター×2 DCモーター×3

特に「Apitor Robot Q」は一番安い上に、作例が20で一番多いです。しかも色合いも明るいので、けっこう楽しいですよ。

 全作例はこちら

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関連Apitor Robot QアピターロボットQ」の詳細レビューはこちら

関連Apitor Robot Xアピター ロボットX」の詳細レビューはこちら

Apitor Robot Sをおすすめできる人

Apitor Robot Sアピター ロボットS」はプログラミングに触れたことがあって、簡単すぎず難しすぎないロボットを作りながらプログラミングを学習したいお子さんにおすすめです。

完全初心者には難しいかもですが、Scratchなどの無料で遊べるプログラミング教材や他の教材に触れたことがあるお子さんなら十分に楽しめるでしょう。

それに、10種類の作例はちょうどいい難易度なので、ブロックおもちゃ好きのお子さんなら集中して黙々とプログラミングを楽しめますよ。

結論:ちょうどいい難易度のプログラミングロボット

本記事は「Apitor Robot Sアピター ロボットS」をエンジニア目線でレビューをしました。

ブロックタイプのおもちゃは説明書にある作例を作るだけじゃなく、自由に作って遊べるので、飽きずに長く遊べますよ。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

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  • 組立時にブロックを探し出すのが大変
  • プログラミングが難しい
  • 電池が取りにくい
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