WhalesBot A1の口コミ・レビュー【3歳OK/絵本付属】

WhalesBot A1の箱

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ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

パソコンやタブレットを使わずに遊べるプログラミングおもちゃはたくさんありますが、ブロックタイプのおもちゃは意外と少ないです。

しかも、自由にロボットを作れてモーターで動かせるものはかなり珍しいです。

そんな中、パソコンやタブレットを使わないブロックタイプのおもちゃとして「WhalesBot A1ホエールボットA1」が新登場しました。遊び方は簡単で、ブロックでロボットを組み立てて命令ブロックをつなぐだけです。

しかも、ブロックのサイズが大きいので3歳から遊べます。

というわけで本記事では「WhalesBot A1ホエールボットA1」の遊び方からネット上の口コミまでエンジニア目線でレビューしていきます!

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WhalesBot
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メリット
  • パソコン・ダブレット不要
  • 教材が便利
  • ブロックが大きい
  • プログラムの作り方が簡単
デメリット
  • 6歳児には物足りない
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WhalesBot A1の基本情報

WhalesBot A1ホエールボットA1」は大きなブロックでロボットを作り、磁石式の命令ブロックをくっつけてロボットをプログラミングするおもちゃです。また、デバイス不要です。

商品名 WhalesBot A1
メーカー Shanghai WhalesBot Technology Co., Ltd
ブランド WhalesBot
希望小売価格(税込) 9,000円
対象年齢 3歳以上
使用電池 内蔵バッテリー
必要な工具 不要
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 ストーリーブック(8問)
マイコン オリジナル(付属)
入力装置 ボタン
出力装置 ブザー、DCモーター
マップ/コース なし
パーツ数 36
デバイス 不要
プログラミング方法 アンプラグドプログラミング(ブロックをつなげる)
命令の種類 3種類(ボタン、モーター、ブザー)
最大可能命令数 3

このおもちゃでできること

できることは下記のような「モーターとブザーのプログラミング」です。

  • デバイスを使わずに命令ブロックをつなげてプログラミング
  • ブザーを鳴らしたり、モーターを動かすプログラミング
  • 全8種類の作例あり

3歳からでも安全に遊べるようにブロックのサイズは大きく、プログラムも基本的でシンプルなものばかりです。

WhalesBot A1の内容物

まずは、パッケージから。思ってたよりコンパクトです。

中身はこんな感じです。ブロックはけっこう大きいです。

では、内容物を見ていきましょう!

内容物一覧です。ブロックと説明書・教材です。

ブロックパーツは36個です。幼児向けなので少ないです。

主要なパーツを説明しますね。

まずは、コントローラーです。これに他の命令ブロックを取り付けてプログラミングします。

接続方式は磁石式で「ピタッ」とくっつきます。力の無い小さなお子さんでも簡単に取り外しできるのはGoodです。

そして、このブロックはバッテリーを内蔵しています。なので、乾電池を買わなくて良いのは経済的です。

底面には充電用の端子があります。

充電用のUSB-TypeCケーブルは付属しますが充電器は付属しません。一般的なスマホの充電器で大丈夫です。

そして、命令ブロックです。モーター、ブザー、ボタンの3種類です。これらを組み合わせてプログラムを作ります。

ちなみに、オレンジ色のブロックが出力系、青色のブロックが入力系です。

接続するとこんな感じです。ピタッとくっついて簡単には外れません。

手触り感を動画にしてみました。

これなら3歳のお子さんでも難しくないでしょう。

最後に説明書です。

説明書は写真が大きいので小さいお子さんでもわかりやすいですよ。

WhalesBot A1の遊び方・レビュー

組み立て方

組み立ては簡単です。ブロックは大きいですし、幼児向けなので10分くらいでできました。

組み立ては説明書を見ながらおこないます。

そして、出来上がったものがこちら!カメラです。

シンプルです。

後ろはこんな感じ。

プログラムは入力としてボタン、出力にはモーターとブザーです。

実際に動かしてみるとこんな感じです。どういう動きになるか予想してからご覧ください。

入力(プログラムを動かすきっかけ)がボタンしか無いのでちょっと物足りないですが、3歳のお子さんなら楽しめるかな?

あと、ブロックに軸を取り付けられる点は良いです。タイヤを使った車などを作ることができます。

そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。

これなら、小さいお子さんでも誤飲の心配はありませんね。

基本的な遊び方

基本的にはロボットを好きなようにプログラミングします。

  1. ロボットのアクションを考える
  2. 1を実現できるように命令ブロックをつなげる
  3. 命令を実行する

上記のとおりです。

ちなみに、世の中のプログラムは3つの基本処理でできており、本キットはその中の順次処理(決められた順番に命令を実行する)が可能です。

その他の作例

このキットには全部で8種類の作例があります。

  • 扇風機
  • カメラ
  • クリスマスツリー
  • 飛行機
  • レーシングカー
  • ヘリコプター
  • ドライバー

その1つの犬です。ちゃんと犬に見えますね。これならお子さんも興味津々で楽しめるかも。

後ろから。

プログラミングして動かすとこんな感じです。

尻尾がくるくる回ってかわいいですね。
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WhalesBot A1の口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

  • 6歳児には物足りない
  • 一部のパーツは固い?

それぞれ解説します。

6歳児には物足りない

これはそうかもです。

命令ブロックが3種類しかなく、作れるプログラムのパターンは3種類だけです。

ただ、3~4歳のお子さんなら十分楽しめるという口コミは多かったので、それくらいの年齢のお子さんなら楽しみながら自然とプログラミングの考え方を学べるでしょう。

一部のパーツは固い?

う~ん、これは多少は感じるかもです。ただ、似たようなブロックのレゴ デュプロとそんなに差は感じなかったので、あまり気にしなくてもいいかもです。

それに、つけ外ししているとちょうどいい固さになると思うので、むしろ最初は少し固いほうがちょうどいいでしょう。
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WhalesBot A1のメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

  • パソコン・ダブレット不要(スクリーンレス)
  • 教材が便利
  • ブロックが大きい
  • プログラムの作り方が簡単

いくつか解説しますね。

パソコン・ダブレット不要(スクリーンレス)

パソコンやタブレットを使わないでプログラミングできるので、小さなお子さんでも安心してプログラミング学習に使えますね。

なので、「子供が小さい頃からプログラミングに触れさせたいけど、パソコンやタブレットを与えるのはちょっと…」という場合にぴったりです!

教材が便利

教材は2冊あり、全部で8つの問題があります。

それぞれ、絵本のようにストーリー形式になっており、ストーリーを読み進めながらロボットを作ってプログラミングするので、自然とプログラミングの考え方を学べます。

ただ、ルビは振ってないないので、場合によっては親御さんが一緒に読んであげる必要があるかもです。

ブロックが大きい

ブロック1個1個のサイズが大きいので、小さなお子さんでも安心です。

実はレゴ デュプロよりも大きいです。

形が似てるので互換性があるかなと思っていたのですが、互換性はありませんでした。

プログラムの作り方が簡単

プログラムは命令ブロックをつなぐだけなので、3歳のお子さんからでも楽しめるでしょう。

高度なプログラムは作れませんが、「せっかく知育玩具を買うなら最近流行りのプログラミングできるものが良いな」という場合にピッタリです。
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WhalesBotシリーズ

今のところWhalesBotシリーズは全2種類です。もう1種類はかなり高度なことができるロボット教材で、「WhalesBot E7 ProホエールボットE7 プロ」といいます。WhalesBot E7 Proの概要

こちらは8歳から12歳向けで、パソコンやタブレットを使ってプログラミングするタイプです。

ブロックパーツは637ピースでかなり多く、作例も複雑です。

類似商品としては「Apitor Robot X」や既に廃盤になった「レゴブースト クリエイティブ・ボックス」があります。

それらに比べるとできることが多いぶん、価格も高いって感じですかね。

ただ、価格と内容を考えると十分選択肢に入るプログラミングおもちゃです。

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類似のプログラミングおもちゃとの比較

本キットのような命令ブロックをくっつけてプログラミングするタイプのおもちゃはいくつかあります。

アーテックリンクス はじめてのプログラミング 音声で家電を動かそう

アーテックリンクス はじめてのプログラミング 音声で家電を動かそう」は四角いマイクやスピーカーを磁石でつなげてIOT機器を作れるプログラミングおもちゃです。音声で家電を操作したり、ネットの情報を取得してスピーカーから鳴らすこともできます。

これはパソコンでプログラミングするタイプで、けっこう本格的です。

四角いブロックそれぞれに特定の機能があり、それらを組み合わせることでいろんなことができます。

対象年齢は記載されてませんが、遊んでみた感じでは小学校中学年以上のお子さん向けですね~。

関連「アーテックリンクス はじめてのプログラミング 音声で家電を動かそう」の詳細レビューはこちら

Makeblock Neuron Inventor Kit

Makeblock Neuron Inventor Kitメイクブロック ニューロン インベンター キット」は電子ブロックをくっつけてオリジナルの電子回路を作り、ビジュアルプログラミングソフトでプログラミングするおもちゃです。

こちらもタブレットでプログラミングするタイプです。作例は11種類あるのですが、組み立て説明動画がもう見れなくなっている上に生産も終了しています。

一応、参考までに!

関連「Makeblock Neuron Inventor Kit」の詳細レビューはこちら

類似品まとめ

おすすめな人をまとめると下記の通り。

という感じですかね。

WhalesBot A1をおすすめできる人

WhalesBot A1ホエールボットA1」はパソコンやタブレットを使いたくないけど、ロボットプログラミングをやってみたい3~5歳のお子さんにおすすめです。

パソコンを使わないブロックタイプのプログラミングおもちゃはなかなか無いので、「せっかく知育玩具を買うならプログラミングできるものがいいな」という方にピッタリです。

結論:3歳から遊べるシンプルなプログラミングおもちゃ

本記事は「WhalesBot A1ホエールボットA1」をエンジニア目線でレビューをしました。

一見すると価格が高いと感じるかもですが、類似のプログラミングおもちゃと比べると安い方です。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

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  • ブロックが大きい
  • プログラムの作り方が簡単
デメリット
  • 6歳児には物足りない
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