くみくみスロープみたいなセリアの「ブロックタワーボール」をレビュー

3.5
ブロックタワーボールのパッケージ

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ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

知育おもちゃとしてだけでなくプログラミングおもちゃとしても人気なのが、くもんの「NEWくみくみスロープ」です。

「ただ、子供が気に入るかわからないので、もっと安いおもちゃでお試しできないかな~」という悩みに答えるのが100円ショップのSeriaに売ってある「ブロックタワーボール」です。

NEWくみくみスロープを小さくしたようなおもちゃで、ほとんど同じ遊びができます。

遊び方は簡単です。ゴールにボールが入るようにコースを組み立てるだけです。

というわけで本記事では「ブロックタワーボール」の遊び方から、ネット上の口コミ、くみくみスロープとの比較までエンジニア目線でレビューしていきます!

メリット
  • 低価格
  • 気軽に買い足せる
  • 様々な感覚が自然と身につく
デメリット
  • パーツの精度がイマイチ
  • 安定感に欠ける
  • パーツの種類が少ない
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ブロックタワーボールの基本情報

ブロックタワーボール」はゴールにボールが入るようにコースを組み立てるからくり装置タイプのおもちゃです。コースは自由に作れますし、ボールの転がる音が心地良いですよ。

玉転がしおもちゃでもプログラミング的思考力は養えますよ。
商品名 ブロックタワーボール
メーカー 不明
ブランド -
希望小売価格(税込) 各110円
対象年齢 3歳以上
使用電池 不要
必要な工具 不要
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 作例集(4例)
デバイス 不要
プログラミング方法 アンプラグドプログラミング(パーツを組み立てる)

このおもちゃでできること

できることは下記のような「からくり装置制作」です。

  • スタートからゴールまでボールが転がるようにコースを作る
  • いろいろな種類のパーツを組み合わせてからくり装置を作る

ボールをゴールまで到達させるためにどういうコースを作ればいいか考えることでプログラミング的思考力を養います。

ブロックタワーボールの内容物

まずは、パッケージから。

この商品はA、B、C、Dの4種類があります。✓を見て選びましょう。

ブリスターパッケージです。

追記:今日、Seriaに行ったら、CとDのパッケージはに変わってました。購入するときは注意です。

内容物一覧です。共通するパーツと各セット固有のパーツがあります

好きなパーツを購入するときの参考にしてくださいね。

ビー玉は各セット6球ずつ付属します。

大きさは11.4mmです。かなり小さいビー玉です。

誤飲に注意です。

説明書はなく、まずはパッケージ裏の作例を見ながら作って遊びます。

さっそく組み立てていきましょう!

ブロックタワーボールの遊び方・レビュー

というわけで、実際にコースを作ってみました。

▼Aセットを使ったコース

▼Bセットを使ったコース

▼Cセットを使ったコース

▼Dセットを使ったコース

どれも1セット使っただけだと物足りないですね~。次は4セット使った作例です。

▼A~Dセットを使ったコース

これならまあまあボリュームがあるので、けっこう試行錯誤して集中力や忍耐力が養えます。

あと、サイズ感はこんな感じです。そんなに大きくないので、わりと細かい作業ができる年齢じゃないと難しいかもです。

ブロックタワーボールの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

  • パーツの精度がイマイチ
  • 安定感に欠ける
  • パーツの種類が少ない

それぞれ検証したので詳しく解説します。

パーツの精度がイマイチ

かなり気をつけながら組み立てないとちゃんとしたコースを作れないレベルの精度です。

こんな感じです。まっすぐにつないでも斜めになります笑

パーツが曲がっていたりして、伸ばしながら組み立てないといけなかったりします。

あと、いくつかのパーツでバリも目立ちました。怪我をするほどではありませんが、組み立てに多少影響が出ます。

バリというのはパーツを製造したときにできるトゲのようなものです。くみくみスロープはちゃんと処理されてました。

ただ、1セット110円(税込)ということを考えると、こんなもんかなと。

安定感に欠ける

パーツ1つ1つがけっこう軽いのと、ガッチリくっつくわけではないので、ビー玉を転がしたときに多少グラつきます。

NEWくみくみスロープは組み立てた状態で持ち上げることができますが、このおもちゃでは無理です。

なので、楽しく遊ぶには細かい作業ができる年齢になってからですね。

パーツの種類が少ない

これは私の感想ですが、パーツの種類が少ないのですぐに飽きてしまうかもです。

NEWくみくみスロープはボールを分岐させるパーツがあったのですが、このおもちゃにはありません。なので、必ず同じルートを通るコースしか作れません。

お子さんの創造力を発揮するにはちょっと物足りないですね。

ブロックタワーボールのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

  • 低価格
  • 気軽に買い足せる
  • 様々な感覚が自然と身につく

それぞれ説明します。

低価格

何と言っても低価格なのは大きなメリットです。

くみくみスロープ他のスロープトイ(玉転がしおもちゃ)が気になるけど、子供が気に入らなかったらもったいないしな~」という場合にお試しで購入できるのがいいですね。

気軽に買い足せる

1セット110円(税込)なので、好きなパーツだけ買い足せます。

くみくみスロープの追加セットは約2,000円するので、こんな簡単に買い足せません。

安さは正義ですね~。

様々な感覚が自然と身につく

このおもちゃで遊んでいると、距離感覚や忍耐力などの様々な感覚が自然と身につきます。

ゴールの最後の部分はビー玉がジャンプするので、ちゃんとゴールするように距離感覚を磨かないといけません。

レールの向きも逆だとビー玉が転がらないので、試行錯誤しているうちに集中力が養えますよ。

ビー玉スロープとの比較

同じく100円ショップのダイソーに売ってある「ビー玉スロープ」との比較です。

パーツの形状はけっこう似ていますが、互換性はありません。

絶妙にサイズが違うんですよね。一部、つなげることができるパーツもありますが、基本的には合いません。

また、ビー玉スロープ特有のパーツがこちらです。それ以外は「ブロックタワーボール」にも付属します。

似たようなコースを作ってみました。若干「ブロックタワーボール」の方が大きいです。

また、「ブロックタワーボール」のビー玉を「ビー玉スロープ」で遊ぶことはできませんでした。引っかかります。

くみくみスロープとの比較

最後に、気になる「NEWくみくみスロープ」との比較です。

既にお気づきかと思いますが、パーツの形がくみくみスロープと似てますよね。ですが、大きさはこんな感じでして、けっこう違います。

互換性はありません。

組み立てた感じはこんなに違います。

ブロックタワーボールは4セット、くみくみスロープは全パーツを使っています。

ちなみに、パーツの形はほとんど同じなので、ちょっと整理してみました。同じく100円ショップのダイソーに売ってる「ビー玉スロープ」も比較しています。

こう見ると「ブロックタワーボール」はけっこう「NEWくみくみスロープ」に近いですね。ただ、代用品になるかと言うと微妙です。

というのも、くみくみスロープに付属する11番の分岐パーツが無いのは大きな差なんですよね。

これがあるとコースを分岐させることができるので遊びの幅が大きく増え、飽きずに長く遊べます。

なので、素直に「NEWくみくみスロープ」を買うほうがいいんじゃないですかね。

ブロックタワーボールをおすすめできる人

「ブロックタワーボール」はくみくみスロープを気に入るか試したいお子さんにおすすめです。

ぶっちゃけ、このおもちゃを買うくらいなら「NEWくみくみスロープ」を買うほうがいいですね~。

パーツの精度や遊びやすさ、大きさなど、価格以外はくみくみスロープの方がいいです。

なので、そもそもスロープトイ(玉転がしおもちゃ)自体を気に入るかどうかわからないお子さんに向けて、お試しで買うのはアリです。

NEWくみくみスロープは下記の記事で詳しくレビューしているのであわせてご覧ください。

結論:低価格でくみくみスロープをお試しできるおもちゃ

本記事は「ブロックタワーボール」をエンジニア目線でレビューをしました。

私が購入したときは全種類置いてなくて、全部揃えるのに時間がかかりました。

なので、購入しやすさでも「NEWくみくみスロープ」の方がいいですよ。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

メリット
  • 低価格
  • 気軽に買い足せる
  • 様々な感覚が自然と身につく
デメリット
  • パーツの精度がイマイチ
  • 安定感に欠ける
  • パーツの種類が少ない
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