toio GoGoロボットプログラミングの口コミ・レビュー

5.0
toioバリューパック "GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~"同梱版の箱

※当サイトには広告が掲載されています。ご了承くださいm(_ _)m

ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

ぶっちゃけ、あなどっていました

ソニーの「toioトイオ」は本体に色々なカートリッジを入れることで様々なゲームやプログラミングを楽しめるプログラミングおもちゃです。

その中でも、パソコンやタブレットを使わないで本格的なプログラミング学習をできるのが「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」です。

デバイスを使わないながら、プログラムの基本処理である「順次、分岐、反復」処理の全てができるので、デバイスの操作に慣れていないお子さんの学習に最適です。

遊び方は簡単です。絵本のストーリーに沿ってカードを並べながらプログラムを作り、ロボットに読み取らせて実行するだけです。

というわけで本記事では「toioトイオ本体」と「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」がセットになった「toioトイオバリューパック “GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~”同梱版」の遊び方から、ネット上の口コミtoioシリーズの比較までエンジニア目線でレビューしていきます!

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥21,978 (2024/11/21 15:47:13時点 Amazon調べ-詳細)
メリット
  • 命令カードの読み取り精度が高い
  • BGMと音声が流れるので楽しい
  • 絵本を順番に読めば理解できる
  • プログラムの基本処理(順次/分岐/反復)が全部できる
  • ロボットの動きがコミカルで楽しい
デメリット
  • BGMが流れ続ける
  • 2台のうち1台しかプログラミングできない
  • 関数が作れない
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toio GoGoロボットプログラミングの基本情報

toioトイオバリューパック “GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~”同梱版」はパソコンやタブレットなどのデバイスを使わずに、カードを並べてキューブ型のロボットをプログラミングする画期的なおもちゃです。

本商品は本体の「toio」とソフト(タイトル)の「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」がセットになった商品です。本体とソフト(タイトル)の両方がないと遊べません。
商品名 toioバリューパック
"GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~"同梱版
メーカー Sony Interactive Entertainment Inc.
ブランド toio
希望小売価格(税込) 21,978円
対象年齢 6歳以上
使用電池 内蔵バッテリー
必要な工具 不要
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 問題集(48問)
マイコン 種類(付属/別売) オリジナル(付属)
プログラム書込み 不可
入力装置 ハード ボタン×4、方向キー、6軸検出システム(3軸ジャイロ、3軸加速度)、
読み取りセンサー(絶対位置検出)、機能ボタン
デバイス なし
出力装置 ハード ランプ(RGB)、圧電スピーカー、モーター×2
デバイス なし
デバイスとの接続方法 Bluetooth
音量調整 可能(OFF/1~5)
マップ/コース 絵本に付属
デバイス パソコン 【オフライン】Chrome OS
【オンライン】Windows/macOS/Chrome OS
タブレット 【オフライン】iOS
【オンライン】不可
スマホ 不可
ブラウザ Google Chrome/Microsoft Edge/Firefox/Safari
インターネット接続 初回のみ必須。以降はオンライン/オフライン可
プログラミング方法 ・アンプラグドプログラミング(カードを並べる)
・ビジュアルプログラミング(ブロックを組み立てるタイプ)
・テキストプログラミング
プログラミングソフト ・toio Do
・Unity
プログラミング言語 ・ビジュアル:Scratch
・テキスト:JavaScript
命令の種類(アンプラグド) 15種類
(前進、停止、右回転、左回転、関数×2、アクション、分岐×3、反復×5)
最大可能命令数(アンプラグド) 記載なし

このおもちゃでできること

できることは下記のような「プログラムの基礎を学べるプログラミング」です。

  • デバイスを使わずにカードを並べてプログラミング
  • ロボットをスタートからゴールまで進めるプログラミング
  • プログラムの基本処理の「順次、分岐、反復」を使用するプログラミング
  • デバイスを使うビジュアル/テキストプログラミング(中・上級者向け)

デバイスを使わないでプログラムの基本処理である「順次、分岐、反復」処理を全部できるのは凄いですよ!

このおもちゃで遊ぶ時の環境

基本的にはパソコンやタブレットを使わずに遊ぶのですが、中・上級の遊び方としてパソコンやタブレットでプログラミングする方法があります。

そのときはWEBブラウザを使ってオンラインでプログラミングする方法とデバイスにアプリをインストールしてオフラインでプログラミングする方法があります。

▼オフライン:アプリをダウンロードして遊ぶ場合

▼オンライン:公式サイトにアクセスして遊ぶ場合

本記事ではデバイスを使わないで遊ぶ方法を紹介します。

toio GoGoロボットプログラミングは何歳から?対象年齢は?

toioの対象年齢は6歳以上です。

ただ、6歳以下でも直感的に遊べるという口コミが結構ありましたよ。

toio GoGoロボットプログラミングの価格・値段は?

toioバリューパック “GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~”同梱版」の希望小売価格は21,978円(税込)です。

ちなみに、toio本体とタイトルを別々に買う場合は次のとおりです。

  • toio本体
     18,678円(税込)
  • GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~
    6,578円(税込)

セットで購入する方が3,278円(希望小売価格)お得ですし、本体とタイトルの両方が無いと遊べないので、最初はバリューパックを買うといいですよ。

toio GoGoロボットプログラミングの内容物

まずは、パッケージから。思ってたよりかなり重たかったです。

本体とソフトの2つが入っています。

まずは本体から。コントローラーやキューブ型ロボットが入っています。

ソフトはこんな感じです。主人公の二人が描かれています。

入れ物に空きスペースがありますが、これは切り取った命令カードを入れるための場所です。部品不足ではないのでご安心ください!

本体の内容物一覧です。リング型のコントローラーでコンソールやキューブを操作します。

ソフトの内容物一覧です。絵本と命令カードがメインです。

主要なパーツを説明しますね。

まずは、コンソールです。これにリングやソフトをセットして遊びます。

コアキューブです。この小さなキューブが高性能なロボットなんです。天面にはレゴブロックなどを取り付けられる突起があります。

裏を見るとタイヤやセンサーがあります。このセンサーが命令カードの模様を読み取ることでロボットがプログラムを理解します。面白い仕組みです!

キューブは2個付属します。

リング型コントローラーです。2個あります。

GoGoロボットプログラミングでは1つしか使いません。

大人にはちょっと小さいかも。ボタンは4つと方向キー(上下左右)があります。

トッププレートです。これはソフトによって使い方が異なります。

GoGoロボットプログラミングでは使用しません。

あと、キューブをパソコンやタブレットでプログラミングして遊ぶ方法の解説もあります。

ビジュアルプログラミングやテキストプログラミングができます。

続いてソフト側の付属品です。

まずは、大事なソフト(タイトル)です。これにデータが入っています。

キャラクターパーツです。

これをキューブにくっつけて遊びます。腕は動かせますよ。

命令カードはたくさんあります。これを並べながらどういうプログラムを作ればいいか考えます。

目ではわからないくらい細かい模様があるので汚さないように気をつけましょう。

そして絵本です。基本的にはこの絵本のストーリーに沿って進めていけば完全初心者でも楽しくプログラミングを学べるようにできています。

遊び方の説明を読むのが面倒じゃないように考えてあるのはGoodです!

遊び方を見ていきましょう!

toio GoGoロボットプログラミングの遊び方・レビュー

遊び方は次のとおりです。

  1. コンソールにリングとキューブをセットし、充電する
  2. コンソールにカートリッジをセットする
  3. コンソールの電源をONにする
  4. キューブの電源をONにする
  5. 絵本のストーリー通りにプログラミングする

上記のとおりです。

1.コンソールにリングとキューブをセットし、充電する

まずはキューブをコンソールに接続して充電します。

2.コンソールにカートリッジをセットする

ソフトのカートリッジを接続します。

3.コンソールの電源をONにする

そして電源をONにするとこんな感じで、ディスプレイにロゴが表示されます。

4.キューブの電源をONにする

次にキューブの電源をONにして、コンソールとBluetoothで接続します。

接続が完了すると機能ボタンが青色に点灯します。

5.絵本のストーリー通りにプログラミングする

あとは、絵本を読みながらプログラミングするだけです。

このプログラミング方法がけっこう面白いので詳しく紹介します!具体的には次のとおりです。

  1. 問題を読んでスタートとゴールを確認する
  2. スタートからゴールまで進むように命令カードでプログラムを作る
  3. ロボットにプログラムを読み取らせる
  4. ロボットを絵本の上においてプログラムを実行する

上記のとおりです。

1.問題を読んでスタートとゴールを確認する

問題を読んでスタートとゴールの位置を確認し、どんなルートで進めばいいか考えましょう。

2.スタートからゴールまで進むように命令カードでプログラムを作る

1.で考えたルートを通るように命令カードを並べてプログラムを作ります。

1つ1つの命令はわかりやすいので初心者でも安心です。

3.ロボットにプログラムを読み取らせる

2.で作ったプログラムの上にロボットを置いてプログラムを読み取らせます。

ロボットが自動で動いて読み取る姿が面白いですよ。

4.ロボットを絵本の上においてプログラムを実行する

あとは、絵本の上にロボットを置いてプログラムを実行するだけです。

動画にするとこんな感じです。

最後の方の問題は結構やりごたえがあって勉強になりますよ!
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toio GoGoロボットプログラミングの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

  • BGMが流れ続ける
  • 2台のうち1台しかプログラミングできない
  • 関数が作れない

それぞれ検証したので詳しく解説します。

BGMが流れ続ける

電源を入れるとBGMが流れ続けます。流れ続けるとうるさく感じますね。

音楽はOFFにできるのですが、そうするとキャラクターの音声や音声ガイドも消えてしまいます。BGMだけOFFにできるとうれしいですね。

追記:後継の「GoGo ロボットプログラミング アドバンス」では改善されています!レビューはこちらからどうぞ。

2台のうち1台しかプログラミングできない

キューブは2台使うのですが、1台のキューブしかプログラミングできません。

せっかくなら2台ともプログラミングできて連携することができれば、高度なプログラミングができそうなんですけどね~。
追記:なんと、後継の「GoGo ロボットプログラミング アドバンス」では改善されています!レビューはこちらからどうぞ。

関数が作れない

プログラミングで大事な「関数」という仕組みが用意されているのですが自作することはできません。これは惜しいです。

関数とは複数の命令を組み合わせて処理を作っておき、あとから何度でも簡単に使える仕組みのことです。
追記:こちらも、後継の「GoGo ロボットプログラミング アドバンス」では改善されています!レビューはこちらからどうぞ。

toio GoGoロボットプログラミングのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

  • 命令カードの読み取り精度が高い
  • BGMと音声が流れるので楽しい
  • 絵本を順番に読めば理解できるように作られている
  • プログラムの基本処理(順次/分岐/反復)が全部できる
  • ロボットの動きがコミカルで楽しい
  • 進捗状況が記録される(2人分)

いくつか解説しますね。

命令カードの読み取り精度が高い

これは驚きました!

ちゃんと読み取らなくてイライラするんじゃないかと思っていたのですが、一発で読み取りますし、違う向きにロボットを置いても自動で向きを変えてちゃんと読み取ってくれます!!

その様子は動画をご覧ください。微調整しながらロボットが移動するようにちゃんと制御されています。

なので、細かい操作が苦手なお子さんでも投げ出さずにプログラミングに挑戦できますよ!

絵本を順番に読めば理解できるように作られている

このおもちゃの使い方やプログラミング方法は絵本に順番に書いてあります。

なので、ストーリーに沿って楽しみながらおもちゃの使い方やプログラミングを学べます。これならお子さんだけでも遊べるでしょう。

プログラムの基本処理(順次/分岐/反復)が全部できる

パソコンやタブレットを使わないおもちゃで、分岐処理と反復処理ができるのはかなりポイントが高いです。

というのも、世の中のプログラムはすべて、下記の3つの処理の組み合わせでできています。

  • 順次処理・・・決められた順番に命令を実行する
  • 分岐処理・・・条件によって命令を分岐する
  • 反復処理・・・同じ命令を指定する回数だけ繰り返す

パソコンやタブレットを使わないおもちゃの多くは順次処理のみなので、このおもちゃは優秀です!

なので、このおもちゃでプログラミングを体験しておけば、今後の本格的なプログラミング教育を受けるときもすんなり受け入れられますよ
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toioシリーズの比較

toioシリーズは「本体」と「タイトル」が別売りされていて、わかりにくいので整理しました。

▼toio本体のみ
toio本体のみ 基本的には別売りのタイトルが必要。(キューブをPCでプログラミングすることは可能。)
▼別売りのタイトル
GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~ カードを読み込んでプログラミング
GoGo ロボットプログラミング アドバンス
ロジーボのひみつの上位版
トイオ・コレクション ミニゲーム集
工作生物 ゲズンロイド 紙でオリジナルのロボットを作る
トイオ・ドライブ 車を操縦する
おんがくであそぼう ピコトンズ 音楽を作る
大魔王の美術館と怪盗団 ボードゲーム
トイオ・プレイグラウンド ベーシック/アドバンス キューブとカードだけでプログラミングする
▼バリューパック(toio本体+別売りのタイトル)
▼新バリューパック(toio本体+別売りのタイトル×2)
タイトル2本入り(Goロボ&ゲズンロイド)\NEW/ バリューパックと同じ価格でタイトルが1本多い
タイトル2本入り(トイコレ&ゲズンロイド)\NEW/

プログラミングをやりたいのであれば「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」か「GoGo ロボットプログラミング アドバンス」ですね~。

ゲームを遊びたいのであれば「大魔王の美術館と怪盗団」が面白そうです。

toioとデバイスを使わないおもちゃの比較

最後に、パソコンやタブレットを使わないタイプのプログラミングおもちゃとの比較です。

商品名 toioバリューパック
“GoGo ロボットプログラミング
~ロジーボのひみつ~”同梱版

ボットリー
コーディングロボット
アクティビティセット
カードでピピッと
はじめてのプログラミングカー
メーカー Sony
Interactive Entertainment Inc.
LearningResources Ltd. ㈱学研ステイフル
希望小売価格(税込) 21,978円 13,200円 6,578円
対象年齢 6歳以上 5歳以上 3歳以上
プログラミング方法 カードを並べる リモコンのボタン操作 付属のICタグを使用
教材 問題集(48問) 問題集(10問) 問題集(12問+α)
命令の種類 15種類
(前進、停止、
右回転、左回転、

関数×2、アクション、
分岐×3、反復×5
)
4種類
(前進、後退、
右回転、左回転)
10種類
(前進、後退、
右回転、左回転、

停止、ハザード、
ヘッドライト、
ゴール、
クラクション、ループ)
可能な基本処理 順次/分岐/反復 順次/分岐/反復 順次/分岐/反復
特徴 本格的なプログラミングが可能 物体検出が可能 マクロ機能が使える

価格は高いですが、スペック的にtoio」が優れていることがわかりますね。基本的には「toio」がいいですよ。

ただ、3歳~5歳のお子さんなら「ボットリー」か「はじめてのプログラミングカー」がいいですね。シンプルなので小さなお子さんでも簡単に扱えます。

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関連「ボットリー コーディングロボット アクティビティセット」の詳細レビューはこちら

関連「カードでピピッとはじめてのプログラミングカー」の詳細レビューはこちら

toio GoGoロボットプログラミングをおすすめできる人

toioトイオバリューパック “GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~”同梱版」はまだパソコンやタブレットは使えないけど、本格的なプログラミングに挑戦したいお子さんにおすすめです。

完全初心者でも直感的に使い方がわかり、プログラミングの基礎的な内容をしっかり学べるのは正直すごいです!

基礎的な内容がしっかり学習できるようになっているので、「プログラミング教室に通わせるのはちょっと…」という方にもってこいです!

結論:アンプラグドプログラミングおもちゃの決定版

本記事は「toioトイオバリューパック “GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~”同梱版」をエンジニア目線でレビューをしました。

正直、あなどっていました。カードを並べてそれを読み取るプログラミングおもちゃは他にもあるので、たいしたことないだろうと思っていたのですが、教材の内容も含めて完成度が高かったです。

自信を持ってオススメできます!

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

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メリット
  • 命令カードの読み取り精度が高い
  • BGMと音声が流れるので楽しい
  • 絵本を順番に読めば理解できる
  • プログラムの基本処理(順次/分岐/反復)が全部できる
  • ロボットの動きがコミカルで楽しい
デメリット
  • BGMが流れ続ける
  • 2台のうち1台しかプログラミングできない
  • 関数が作れない
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