子供向けのおすすめプログラミング教室を知りたいな…。子供の将来のためにプログラミング教室に通わせたいけど、どうやって選べばいいんだろう…。子供にあわない教室に通わせたくないから、選ぶポイントとおすすめ教室を教えて下さい。
こんな疑問にお答えします。
- 子供向けプログラミング教室の種類とメリット・デメリット
- 子供向けプログラミング教室の失敗しない選び方
- 子供向けプログラミング教室のおすすめ5選
- QUREOプログラミング教室
月4回の対面授業で1回あたりの費用は格安!ステップアップも可能 - LITALICOワンダー
完全個別対応で好きなものを作れる - デジタネ
オンライン版は月額4,980円で格安!6コースを学び放題
ただ、まだこの時点で決めないでください。子供向けプログラミング教室には色々な種類があり、間違った選び方をするとお金を無駄にするだけでなく、お子さんがプログラミングを嫌いになってしまうかもです。
なので、このあと紹介する選び方を見て、お子さんにあったプログラミング教室をお選びください。
私自身は大人なので子供向けプログラミング教室に通っていませんが、プログラミング歴20年で大手メーカーでソフトウェアエンジニアとして働いていた私が、エンジニア目線で将来の役に立つプログラミング教室を紹介します。
子供向けプログラミング教室の種類とメリット・デメリット
子供向けプログラミング教室は「①プログラミング対象」と「②受講形態」の組み合わせで分類できます。
- ①プログラミング対象・・・ロボット系、ゲーム系
- ②受講形態・・・通学、オンライン、通信
例えば、「ロボット系の教室をオンラインで受講する」みたいな感じです。
もう少し解説します。
①プログラミング対象
プログラミング対象とは「何のプログラムを作るか?」ということです。大きく次の2種類に分けられます。
- 1.ロボット系・・・目の前で動くロボット(ブロックタイプが多い)
- 2.ゲーム系・・・パソコンやタブレットで遊べるゲームやアプリなど
上記のとおりです。それぞれメリット・デメリットを解説します。
1.ロボット系
ロボット系はブロックなどでロボットを作り、それをプログラミングして動かします。
ロボット系の教室だと教材費がかなり高額で、初期費用として5万円以上かかる教室が一般的です。
一方、メリットとしては作るプログラムをイメージしやすい点です。
それに、自分でロボットを組み立てて、思い通りに動かすのはめっちゃ楽しいです!
2.ゲーム系
ゲーム系はパソコンやタブレットがあればすぐにプログラミングできます。なので、初期費用がほとんどかかりません。
デメリットとしては作るプログラムのイメージをしにくい点です。
メリットしては、ロボットを組み立てる時間もプログラミングにあてられる点です。
「ロボットの組み立ては興味ないからガッツリプログラミングしたい!」というお子さんに向いてます。
向いてる人
それぞれ向いている人をまとめると次のとおりです。
- 1.ロボット系
ロボット作り(メカ)も学びたいお子さん
プログラミング初心者のお子さん - 2.ゲーム系
プログラミングだけに集中したいお子さん
自宅でも続きを学習したいお子さん
上記のとおりです。
②受講形態
受講形態とは「どのように受講するか?」ということです。次の3種類があります。
- 1.通学・・・実店舗の教室に通って学習する
- 2.オンライン・・・ビデオ通話を利用して自宅に居ながら学習する
- 3.通信・・・毎月送られてくる教材を見ながら一人で学習する
それぞれメリット・デメリットは下記の通り。
1.通学
通学タイプは教材やパソコンなどを教室側が用意してくれるので、手ぶらで通える場合がほとんどです。
お子さん目線でいうと、対面は質問しやすかったり、わからないことを察してくれるので大きなメリットがあります。
デメリットとしては送迎やその前後の時間がかかる点です。また、オンライン教室に比べて料金は高くなります。
2.オンライン
オンラインタイプは送迎しなくていいですし、その交通費もかかりません。また、パソコンを起動すればすぐに受講できるので、準備時間も削減できます。
ただ、パソコンやカメラを自前で用意しないといけないので通学タイプより初期費用がかかりますし、設定も親御さんがしないといけないので最初の負担は大きいです。
また、授業が終わってもやろうと思えばそのままプログラミングを続けられるので、お子さんの興味や好奇心を維持しやすいです。
3.通信
通信タイプの最大のメリットは料金の安さです。教材を見ながら自分一人で学習するので、圧倒的に安いです。
デメリットは質問をしにくい点です。一応、問い合わせフォームがあるのですが、返事に時間がかかる場合があります。
質問はしにくいですが、自分で計画を立てる力が養えますし、言われなくても学習する習慣が身につきます。
向いてる人
それぞれ向いている人をまとめると次のとおりです。
- 1.通学
仲間と切磋琢磨したいお子さん
学校以外のコミュニティに所属したお子さん
少し高額でも教室に全部お任せしたい人 - 2.オンライン
ビデオ通話に慣れてるお子さん
費用を少しでも抑えたい人
送迎の手間を省きたい人 - 3.通信
教材を見ながら一人で学習できるお子さん
好きな時間に自分のペースで学習したいお子さん
費用を抑えたい人
上記のとおりです。
子供向けプログラミング教室の失敗しない選び方
ここまではプログラミング教室の種類を紹介しました。次はプログラミング教室を選ぶポイントを解説します。
結論から言うと、次の5点です。
もう少し詳しく解説します。
① プログラミング対象
プログラミング対象はロボット系とゲーム系に分けられると説明しましたが、もう少し細かく分類できます。
①ロボット系 | 1.レゴブロックを使う教室 |
2.KOOVを使う教室 | |
3.その他の教材を使う教室 | |
②ゲーム系 | 1.Scratchを使う教室 |
2.マインクラフトを使う教室 | |
3.その他の教材を使う教室 |
基本的には、お子さんが一番興味を示すものを選ぶと良いです。「このタイプを選ぶと将来に有利」とかは無いです。
①-1.レゴブロックを使う教室
子どもに大人気のレゴブロックを使ってロボットを作る王道のプログラミング教室です。本格的なロボットプログラミングを学べます。
おすすめの教室はこちらの記事で詳しく紹介しています。
①-2.KOOVを使う教室
KOOVとはソニーのロボットプログラミング学習キットです。レゴブロックよりも簡単に組み立てられて、キラキラカラフルなブロックが特徴です。
おすすめの教室はこちらの記事で詳しく紹介しています。
②-1.Scratchを使う教室
Scratchはブロック状の命令をつなげてプログラミングするプログラミング言語です。たぶん、小学生の間で一番知られているプログラミング方法です。
Scratchを使う教室ではゲームを作りながら学習します。そして多くの教室は本格的なゲーム制作やWebサイト制作にステップアップできるようになっています。
おすすめの教室はこちらの記事で詳しく紹介しています。
②-2.マインクラフトを使う教室
マインクラフトはゲーム版レゴブロックのようなゲームで、色んな素材を集めて建物などを建築します。
マインクラフトを使う教室では自分でキャラクターを操作して建築するのではなく、キャラクターをプログラミングして自動で建築することを学びます。
おすすめの教室はこちらの記事で詳しく紹介しています。
② 受講形態
受講形態は①プログラミング対象を決めてから選ぶと良いです。
通信タイプは限られてますが、通学タイプとオンラインタイプはどちらの教室でも複数から選べます。
一応、受講形態別のおすすめ教室をまとめました。興味があればご覧ください。
通学タイプのおすすめはこちら(編集中)
オンラインタイプのおすすめはこちら(編集中)
通信タイプのおすすめはこちら(編集中)
③ 対象年齢
多くの教室は小学3年生以上を対象にしています。大手だったり、幼児教育に力を入れてる教室だと、年長や小学1年生から受け入れているところもあります。
プログラミングには算数の知識(小数や座標など)も必要になってくるので、対象年齢も意識したほうがいいです。
④ 初期費用と月額費用
やっぱり費用は大事です。どの教室も初期費用と月額費用に分けられます。
費用 | 相場(税込) | |
初 期 費 用 |
入会金 | 0円~11,000円が多い |
教材費 | ロボット系:50,000円以上 ゲーム系:0円 |
|
その他 | 教室による | |
月 額 費 用 |
授業料 | 月2回で11,000円が多い |
教材費 | 0円が多い |
|
PC代 | 0円が多い | |
その他 | 教室による |
⑤ プログラミング方法
プログラミング方法は大きく3つに分けられます。
- アンプラグドプログラミング・・・パソコンなどを使わない
- ビジュアルプログラミング・・・ブロック状の命令を組み合わせる
- テキストプログラミング・・・1文字ずつ入力する
向いてる人をざっくり分けると下記のとおりです。
- 幼児~低学年・・・アンプラグドプログラミング
- 小学生、初心者・・・ビジュアルプログラミング
- 中学生、経験者・・・テキストプログラミング
ほとんどのお子さんはビジュアルプログラミングを選べばいいですし、ほとんどの教室はビジュアルプログラミングから始めるので、頭の片隅に入れておく程度の認識で大丈夫です。
子供向けプログラミング教室のおすすめ5校
というわけで、前述の選ぶポイントをもとに選んだおすすめ教室は下記の5校です。
教室名 | 対象 | 受講形態 | 対象年齢 | 初期費用 | 月額費用 | 方法 | 学習の進め方 |
QUREO プログラミング教室 |
ゲーム系 (複数) |
通学 オンライン |
小2~高3 | 5,500円~ | 9,900円~ | ビジュアル テキスト |
動画教材 |
LITALICOワンダー | ロボット系 ゲーム系 (複数) |
通学 オンライン |
年長~高3 | 16,500円~ | 22,000円~ | ビジュアル テキスト |
個別対応 |
アーテック エジソンアカデミー |
ロボット系 (その他) |
通学 | 小3~中3 | 44,000円~ | 9,350円~ | ビジュアル | 一人黙々 |
デジタネ | ゲーム系 (複数) |
通学 通信 |
小1~中3 | 0円~ | 4,980円~ | ビジュアル テキスト |
動画教材 |
Z会 | ロボット系 (KOOV) |
通信 | 小1~小6 | 0円 | 4,980円~ | ビジュアル | 毎月郵送 |
また、ロボット系とゲーム系のおすすめ教室は下記に詳しく書いています。
おすすめ教室についてそれぞれ紹介します。
【ゲーム系】QUREO(キュレオ)プログラミング教室
出典:公式サイト
教室名 | QUREOプログラミング教室 |
対象年齢 | 小2~高3 |
受講形態 | 通学、オンライン |
初期費用 | 5,500円~ |
月額費用 | 9,900円~ |
費用詳細 | こちらの記事にまとめてます |
QUREOプログラミング教室は導入としてマインクラフトを使用し、Scratch→テキストプログラミングと、本格的な内容にステップアップするゲーム系の教室です。
教室によって料金が若干異なりますが、使用する動画教材がわかりやすいとの口コミが多く、どの教室でも同じ質の授業を受けられます。
また、教室に入会すると自宅でも同じ教材を使って学習できるので、お子さんの興味や関心を長続きさせることができますよ。
関連「QUREOプログラミング教室」の口コミ・評判まとめはこちら
【両方】LITALICOワンダー(リタリコワンダー)
出典:公式サイト
教室名 | LITALICOワンダー |
対象年齢 | 年長~高3 |
受講形態 | 通学、オンライン |
初期費用 | 16,500円~ |
月額費用 | 22,000円~ |
費用詳細 | こちらの記事にまとめてます |
LITALICOワンダーは決まったカリキュラムがなく、お子さんにあわせて授業をしてくれる完全個別対応の教室です。
ただし、毎月の授業料が2万円以上で高額です。ただ、それに見合う内容だという口コミが圧倒的です。
それに、ロボット系のコースは2種類あり、年長から受講できるコースは教材をレンタルできるので初期費用を抑えられます。
関連「LITALICOワンダー」の口コミ・評判まとめはこちら
【ロボット系】アーテックエジソンアカデミー
出典:公式サイト
教室名 | アーテックエジソンアカデミー |
対象年齢 | 小3~中3 |
受講形態 | 通学 |
初期費用 | 44,000円~ |
月額費用 | 9,350円~ |
費用詳細 | こちらの記事にまとめてます |
アーテックエジソンアカデミーは老舗の教材メーカーが運営するロボットプログラミング教室です。
アーテックブロックというオリジナルのブロックを使ってロボットを組み立てます。レゴブロックよりも扱いが簡単ですし、教材もわかりやすいという口コミが多いので、小学3年生から通学可能です。
ただ、教室によって料金が異なるので、初期費用としてロボット教材費だけでいい教室もあれば、入会金やネット利用料がかかる教室もあります。
関連「ArTecエジソンアカデミー」の口コミ・評判まとめはこちら
【ゲーム系】デジタネ
出典:公式サイト
教室名 | デジタネ |
対象年齢 | 小1~中3 |
受講形態 | 通学、通信 |
初期費用 | 0円~ |
月額費用 | 4,980円~ |
費用詳細 | こちらの記事にまとめてます |
デジタネはゲーム系のプログラミング教室で、通学タイプと通信教育タイプの両方がありますが、メインは通信教育タイプです。
通信教育タイプは月額4,980円で全てのコンテンツを受講し放題で、これはどこのプログラミング教室よりも安くてお得です!!この点を気に入っている口コミが一番多いです。
通信教育なので質問しにくいのが欠点ですが、これだけ高コスパな教室は他にありません!!
【ロボット系】Z会
出典:公式サイト
サービス名 | Z会 |
対象年齢 | 小1~小6 |
受講形態 | 通信 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 4,980円~ |
費用詳細 | こちらの記事にまとめてます |
Z会のプログラミング講座の中でも「Z会 プログラミングみらい講座 with KOOV」はKOOVというブロック教材を使った通信教育で、毎月自宅に郵送されてくるテキスト教材を見ながらロボットを作って学習します。
本講座は2024年12月に改定されたことで初期費用がかかりません!なので、月額4,980円(1年目)でロボット教材も手に入り、受講もできます。
しかも、教材の内容が良くてためになるという口コミも複数ありました。毎回、課題が与えられて、それを解決するにはロボットをどう活用したらいいか?を考えるようになっています。
関連「Z会のプログラミング講座」の口コミ・評判まとめはこちら
まとめると…
費用面ではZ会がいいと思いつつも、教育内容ではLITALICOワンダーも捨てがたいです。
つまり、結論は下記です。
- 高コスパかつ、対面でしっかり受講したい
QUREOプログラミング教室 - 高額でもお子さんにピッタリの教育をしたい
LITALICOワンダー - 低価格で基礎から順番に学習させたい
アーテックエジソンアカデミー - 料金が安くて自宅で好きなタイミングで学習したい
デジタネ - 一人で学習する習慣を身に着けさせたい
Z会 プログラミングみらい講座 with KOOV
これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。