【1人で黙々と学習】知育玩具で9歳児向けのおすすめロボット5選

こんな疑問にお答えします。

私は高専→大学→大学院でロボットの研究をしていまして、また、これまでロボットのプログラミングおもちゃを30種類以上レビューしてきました。

この経験からロボットおもちゃの知育効果や選ぶポイントが見えてきたので9歳児向けについて詳しく解説します。

一応、結論から言うと9歳児向けの知育玩具としておすすめのロボットは次の5個です。

まずは、知育効果から解説します。

ロボット知育玩具の知育効果3点

まずは、そもそもロボットおもちゃの知育効果って何？について解説します。

ロボット知育玩具の知育効果は次の3点です。

それぞれ解説しますね。

理由①：物事の構造を考える力を養える

ロボットおもちゃには組み立て式のものもあります。モーターやギアを取り付けたり、センサーを接続したりします。

なので、ロボットがどういう仕組で動いているのか、どういう仕組で物体を検出するのか考える力が養えます。

理由②：創造力を養える

ロボットおもちゃにはブロックで自由にロボットを作るものもあります。

説明書通りに組み立てるだけでなく、自由な発想でロボットを作るので創造力が養えます。

理由③：プログラミング的思考力を養える

ロボットおもちゃにはプログラミングできるものがあります。このロボットならプログラミング的思考力を養えます。

プログラミングと聞くと難しそうと思われるかもですが、パソコンやタブレットを使わないおもちゃもあるので、実は3歳から遊べますし、本格的なものなら大人まで楽しめます。

ロボット知育玩具の知育効果は高い

というわけで、ロボットおもちゃの知育効果を紹介しました。

次は、良いロボットおもちゃを選ぶポイントを解説します。

ロボット知育玩具を選ぶポイント3点

ロボット知育玩具を選ぶポイントは次の3点です。

これらは30種類以上のロボットおもちゃをレビューしたからこそわかったことです。

それぞれ解説しますね。

ポイント①：デバイスでプログラミングするおもちゃ

9歳児のお子さんにはパソコンやタブレットでプログラミングするロボットおもちゃをおすすめします。

これからの時代、プログラミングは必須スキルとされているので、早い段階からパソコンやタブレットを使ってプログラミングに挑戦することは将来の役に立ちます。

ポイント②：ロボットの機能

ロボットの機能が高いとプログラミング的思考力を養いやすいです。

ロボットおもちゃには必要最低限の機能のものから、様々なセンサーを搭載している高機能なものまであります。

機能が色々あると複雑なプログラムを作ることができるので、プログラミング的思考力を養いやすいです。

ポイント③：教材の有無

プログラミング方法を解説している資料や教材があるかどうかも大事です。

重視するポイントを決めましょう

というわけで、ロボットおもちゃを選ぶポイントを紹介しました。

なるべく多くの条件を満たすロボットおもちゃを厳選しましたが、すべての条件を満たすものはなかなかないので、自分の中で重視するポイントを決めておもちゃを選ぶといいですよ。

知育玩具で9歳児向けのおすすめロボット5選

というわけで、30種類以上レビューした中からおすすめのロボットおもちゃを5つ厳選しました。

どれも自信を持っておすすめできるプログラミングおもちゃですが、重視する内容によって好みが違うと思うので、簡単にまとめました。

それでは、1つずつ見ていきましょう！

レゴブースト クリエイティブ・ボックス

「レゴブースト クリエイティブ・ボックス」はレゴブロックで組み立てたロボットをプログラミングして動かせる王道のプログラミングおもちゃです。

このおもちゃはレゴブロックで9種類のロボットを組み立ててプログラミングします。

作例の一部は次のとおりです。

アイコンの意味がわかりにくいですが、アイコンを並べるだけでプログラミングできるので初めてのお子さんでも安心です。

なので、「レゴブースト クリエイティブ・ボックス」はレゴブロックが好きで、作ったロボットをプログラミングして動かしたいお子さんにおすすめです。

関連「レゴブースト クリエイティブ・ボックス」の詳細レビューはこちら

Studuino Liteであそぼう!はじめてのプログラミング工作

「Studuino Liteスタディーノライトであそぼう!はじめてのプログラミング工作」は教材に沿って進めていけば、プログラミングの方法からプログラミング的思考力まで学べるブロックタイプのロボットです。

このおもちゃはブロックでロボットを組み換えながら学習を進めていきます。ブロックの数は12個と少ないですが、教材には全部で4種類の作例があります。

しかも、搭載するマイコン(マイクロコンピューター)が高機能で、4つのセンサーが付属するんですよね。

そして特徴は何と言っても、教材が丁寧で詳しいことです。全74ページあります。

なので、「Studuino Liteスタディーノライトであそぼう！はじめてのプログラミング工作」はプログラミング学習が初めてで、自分でロボットを組み立てながら一人で学習したいお子さんにおすすめです。

関連「Studuino Liteスタディーノライトであそぼう！はじめてのプログラミング工作」の詳細レビューはこちら

Apitor Robot X

「Apitor Robot Xアピター ロボットX」はレゴブロックと互換性があるブロックで12種類のロボットを組み立てて、操縦したりプログラミングしたりできるロボットです。

このおもちゃはブロックで自由にロボットを作ることができます。また、作例が12種類あり、プログラミングおもちゃの中でもかなり多いです。下記は一例です。

作例にサンプルプログラムはあるものの、遊び方やプログラムの説明はありません。

ただ、教材として12種類のレッスンがあるので、ロボットを使いながらプログラミングに必要な考え方を学べます。

なので、「Apitor Robot Xアピター ロボットX」はプログラミングに触れたことがあって、自由にロボットを作りながらプログラミング学習をしたいお子さんにおすすめです。

関連「Apitor Robot Xアピター ロボットX」の詳細レビューはこちら

CUBROID

「CUBROIDキューブロイド」はキューブ型のブロックで組み立てたロボットをプログラミングして動かせるおもちゃです。

このおもちゃはブロックでロボットを組み換えながら学習を進めていきます。

ちょっと説明がわかりにくいですが、教材には全部で25種類の作例があります。

作例の一つの「除雪車」です。ボタンを押したら発進するプログラムを作れます。

これは「公園にある回転する遊具」です。モーターでクルクル回転します。

特徴は何と言っても、教材と作例の豊富さです。

なので、「CUBROIDキューブロイド」は自分でブロックを組み立てながら、自分だけで学習したいお子さんにおすすめです。

関連「CUBROIDキューブロイド」の詳細レビューはこちら

Codey  Rocky

「Codey Rockyコーディーロッキー」は距離センサーで障害物を避けたり、LEDディスプレイに情報を表示したりできるクローラータイプのロボットです。

このおもちゃはロボットを移動させるだけでなく、AIを使えば人間の表情を真似するプログラムも作ることができます。

教材は少ないですが、専用アプリにチュートリアルがあるので基本的な使い方はわかります。

特徴は何と言っても、頭脳のCodeyコーディーが高機能な点です。

ボディーのRockｙロッキーはクローラーを搭載しているので、凸凹した場所でも移動させることができますよ。

なので、「Codey Rockyコーディーロッキー」はプログラミングは初めてだけど、せっかくなら色々できて長期的にプログラミングを学習したいお子さんにおすすめです。

関連「Codey Rockyコーディーロッキー」の詳細レビューはこちら

まとめ：お子さんにあったものを選びましょう！

以上をおさらいすると、おすすめするプログラミングおもちゃは次の5つです。

色々紹介しましたが、結局どれを選べばいいか迷いますよね。なので、簡単にまとめると次のとおりです。

上記のとおりです。

本記事ではは9歳児向けの知育ロボットを紹介しましたが、パソコンやタブレットを使うロボットおもちゃなら8歳向けでも10歳向けでも楽しく遊べます。

他の年齢向けのプログラミングおもちゃは下記にまとめているので、興味があればご覧ください。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

お子さんが大きくなるのはあっという間です。
「チャンスを活かせる者は決してチャンスを逃さない」ですよ。