【エレキット】コードランナーの口コミ・レビュー【3種のロボット】

4.0
コードランナーの箱

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ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

パソコン(PC)やタブレットを使わないでプログラミングを体験できる「コードランナー」をご存知でしょうか?

コードランナーは組み立て式のプログラミングおもちゃ3種類のロボットに組み換えてプログラミングを体験できます

遊び方は簡単です。スタートとゴールを決めて、スタートからゴールまで進むようにロボットカーをプログラミングするだけです。

プログラミングは頭にあるボタンを操作して行います。

というわけで本記事では「コードランナー」を遊ぶために必要なものから基本的な遊び方、ネット上の口コミまでエンジニア目線でレビューしていきます!

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エレキット
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メリット
  • パソコン・ダブレット不要
  • 3種類のロボットに組み換え可能
  • プログラミングが簡単
  • オムニホイールを使用
デメリット
  • 車輪の軸が折れやすい
  • 回転角度が調整しにくい
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【エレキット】コードランナーの基本情報

コードランナー」はパソコンやタブレットを使わないで進む方向をプログラミングする組み立て式ロボットカーです。また、弾を発射するなど色々なアクションもできます。

商品名 コードランナー
メーカー ㈱イーケイジャパン
ブランド ELEKIT
希望小売価格(税込) 4,620円
対象年齢 10歳以上
使用電池 単4電池×4本(別売)
必要な工具 ドライバー、ニッパー
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 なし
マイコン オリジナル(付属)
入力装置 なし
出力装置 DCモーター×2、LED
マップ/コース なし
デバイス 不要
プログラミング方法 アンプラグドプログラミング(本体のボタン操作)
命令の種類 9種類(前進、右回転、右折、左回転、左折、後退、右折後退、左折後退、アクション)
最大可能命令数 64

コードランナーはPCやタブレットを使わないで、本体のボタンを操作することでプログラミングします。

PCやタブレットを使わないので、小学生のお子さんの勉強にも安心して使えますね。

【エレキット】コードランナーの内容物

では、内容物を見ていきましょう!

内容物一覧の1枚目です。マイクロコンピューター(マイコン)やネジ類です。

最後はボディのパーツ類です。

では主要なパーツを説明しますね。

まずは、マイクロコンピューター(マイコン)です。ボタンがついていたり、モーターを取り付ける端子がついています。

マイクロコンピューター(マイコン)とはロボットの頭脳にあたる計算をする部品です。これがないとロボットは動かないですし、プログラミングもできません。

モーターは2個あります。

最後は説明書です。冊子になっており、イラストが多いです。

けっこうパーツのボリュームがあるので組み立てを楽しめそうです。

まずは組み立てていきましょう!

【エレキット】コードランナーのレビュー

組み立て方と基本的な遊び方を紹介します。

組み立て方

組み立ては簡単です。説明書もわかりやすいです。工作に慣れている私ですが、ゆっくり作っても4時間くらいでした。

なので、組み立て自体も楽しめます!

また、別途用意が必要な工具は

  • ニッパー
  • ドライバー

です。

それでは組み立てていきましょう!

まず、パーツを切り出すにはニッパーが必要です。

パーツを切り出すときには2回に分けて切るときれいに切れますよ。

それでも切り残しが出るときはデザインナイフやカッターでカットするといいですよ。

刃物の取り扱いには注意です。

組み立てにはドライバーが必要です。

似たような部品は説明書に実物大で描いてあるので間違える心配がありません。

気が利いてますね。

というわけで、完成するとこんな感じです!今回は「ショットロボット」を作りました。

ショットロボットは弾を発射することができます。威力は弱いです。

電源を入れると目が光ります。

そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。

けっこう小さいです。

そして単4電池×4本(別売)が必要です。電池を交換するときは毎回ドライバーで開けないといけません

まあまあ面倒です。

そしてコードランナーは今回紹介したショットロボット以外に2種類のロボットに組み換え可能です。これらのロボットについてはそれぞれの記事をご覧ください。

次は実際にプログラミングをして遊んでみましょう!

プログラミングの考え方

このおもちゃでは、プログラミングの概念である

  • ①人間が事前に命令を考える
  • ②人間がコンピュータ(ロボット)に命令をする
  • ③コンピュータ(ロボット)が命令を実行する

を体験することができます。

プログラミングはリモコンカーやビデオゲームと違い、ロボットを自分で操縦するわけではありません。ロボットに事前に命令をしておけば、ゴールまで勝手に進んでくれるというものです。

どこにプログラミング要素があるのか解説しながら、遊び方を説明しますね。

基本的な遊び方

基本的には自分でスタートとゴールの位置を決め、スタートからゴールまで進むようにプログラミングします。

1.部屋の中でスタートとゴールを決める

これは目的(達成したいこと)を設定する作業です。目的を達成するためにどうしたらいいかを考えることが、プログラミングの始まりです。

2.通り道を決める

目的を達成するためにはどういう通り道が最適なのか考える作業です。

3.ロボットに出す命令を考える

頭の中でロボットに出す命令を考えます
これがプログラミングの「①人間が事前に命令を考える」作業です。

このときに考えたプログラムをメモしておくといいですよ。

なぜなら、後からプログラムのどこが悪かったのか考えられるからです。

私は矢印ボタンカードを自作して、並べながらプログラムを考えています。

ダウンロードできるようにしたので、必要があれば印刷して切ってから活用くださいm(_ _)m

4.ロボットのボタン操作を行いプログラミングする

3.で考えた通りにボタンを操作しましょう。
これがプログラミングの「②人間がコンピュータ(ロボット)に命令をする」です。

5.コースを走らせる

いよいよ、実行ボタンを押したらプログラムが動き出します。
これがプログラミングの「③コンピュータ(ロボット)が命令を実行する」作業です。

以上が、基本的な遊び方です。

次は、気になる口コミをみていきましょう!

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【エレキット】コードランナーの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。検証したので詳しく解説します。

車輪の軸が折れやすい

「車輪の軸が折れやすい」とのことです。

確かに負荷がかかりやすい場所ではあります。

予備が1個入っているのでそこまで心配する必要はないでしょう。

回転角度が調整しにくい

これは私の感想ですが、回転する角度を調整するのが難しいです。

ぴったり90°回転したくても、なかなかぴったり90°に回転しません。

電池の状態や床の状態などによって変わるようです。

それも考慮しながらプログラミングする必要がありますね。

【エレキット】コードランナーのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次の4点です。

  • スクリーンレス
  • 3種類のロボットに組み換え可能
  • プログラミングが簡単
  • オムニホイールを使用

それぞれ解説しますね。

スクリーンレス

スクリーンレス(PCやタブレットの画面を必要としない)なので、長時間の学習にも安心です。

プログラミングおもちゃの多くはPCやタブレットを使うものが多いです。

そんな中、スクリーンレスのこのおもちゃなら小学生のお子さんでも安心してプログラミング学習に使えるのでいいですね。

3種類のロボットに組み換え可能

コードランナーは今回紹介したショットロボットを含めて3種類のロボットに組み換え可能です。

1つのおもちゃでこんなに遊べると長くプログラミング学習ができていいですね。

プログラミングが簡単

矢印ボタンを押すだけでプログラミングできるのは直感的でいいですね。

同じメーカーの「ビットさん」はマイコンを搭載していないのでプログラミング方法が複雑です。

それに比べてコードランナーは矢印ボタンを押すだけでいいのでプログラミング学習がしやすいです。

オムニホイールを使用

ちょっとマニアックですが、コードランナーの車輪に「オムニホイール」が使われています。こんなプログラミングおもちゃは他に見たことがありません!

オムニホイールとは前後だけでなく左右にも回転するタイヤのことです。

コードランナーのここに使われています。

この機構(からくり)はぜひ手にとって体感していただきたいですね。
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【エレキット】コードランナーと類似品の比較

最後に、同じくPCやタブレットを使用せずにロボットカーをプログラミングするタイプのおもちゃ比較です。

商品名 コードランナー ビットさん チェーンプログラム
ロボット工作セット
メーカー ㈱イーケイジャパン ㈱イーケイジャパン ㈱タミヤ
希望小売価格(税込) 4,620円 4,180円 3,740円
対象年齢 10歳以上 10歳以上 10歳以上
使用電池 単4電池×4本(別売) 単4電池×2本(別売) 単3電池×1本(別売)
必要な工具 ドライバー、ニッパー
ドライバー、ニッパー、
はさみ、マーカーペン、
定規、のり
ニッパー、ドライバー、
カッター
搭載センサー なし なし なし
組み換え可能数 3 5 0
デバイス 不要 不要 不要
プログラミング方法 本体のボタン操作 ビットを取り付ける コマをつなぎ合わせる
命令の種類 9種類
(前進、
右回転、右折、
左回転、左折、
後退、
右折後退、左折後退、
アクション)
13種類
(前進、
右折(90°、45°)、
左折(90°、45°)、
後退、
右折後退(90°、45°)、
左折後退(90°、45°)、
停止、アクション×2)
3種類
(前進、右折、左折)
最大可能命令数 64 40 64
可能な基本処理 順次/分岐/反復 順次/分岐/反復 順次/分岐/反復

コードランナーは矢印のボタン操作で直感的にプログラミングができる点が特徴です。

また、全部で3種類のロボットに組み替えることができるのもいいですね。

他の2つのプログラミングおもちゃもレビューしているので、興味があればご覧ください。

関連「ビットさん」の詳細レビューはこちら

関連「チェーンプログラムロボット工作セット」の詳細レビューはこちら

【エレキット】コードランナーをおすすめできる人

コードランナー」はロボット工作が好きで手軽にプログラミングに挑戦したいお子さんにおすすめです。

矢印ボタンで直感的にプログラミングできるのは初心者にうれしい仕様です。

また、1つのおもちゃで3種類の遊び方ができるのは4000円台という価格を考えるとプレイバリューが高いです。

また、もう少し本格的なプログラミング学習をしたいのであれば、同じメーカーの「プログラミング・フォロ スピーク for CHROMEクローム」もいいですよ。

教材も詳しくて勉強になるので、気になる方はレビューをご覧ください。

結論:直感操作でプログラミングできるおもちゃ

本記事は「コードランナー」をエンジニア目線で紹介しました。

コードランナーは直感的にプログラミングできますし、比較的安いので「早めにプログラミングを体験させようかな」と思っている親御さんには嬉しいですね。

組み立ても楽しいです!

記事執筆時点の今なら3000円台で購入できるようなので、ぜひ。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

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  • 3種類のロボットに組み換え可能
  • プログラミングが簡単
  • オムニホイールを使用
デメリット
  • 車輪の軸が折れやすい
  • 回転角度が調整しにくい

▼おすすめプログラミングおもちゃまとめ(年齢別)

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