STEM教育でレゴブロックが役立つ場面【活用事例・体験談も】

STEM教育でレゴブロックが役立つ場面【活用事例・体験談も】

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STEM教育にレゴは役立つのかな…?レゴを使ったSTEM教育で子どもにどんな効果があったのか知りたいな…?STEM教育に使えるレゴキットはどれかな…?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • STEM教育でレゴブロックが役立つ場面【活用事例も】
  • レゴを使ったSTEM教育の口コミ・体験談【結論:好評】
  • STEM教育に使えるレゴキットまとめ【廃盤品は除く】

レゴブロックは学習教材としても優秀で、東大出身者の約70%がレゴブロックで遊んでいた経験があるくらいです。

そんなレゴブロックがSTEM教育で役立つ場面や活用事例を紹介します。

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STEM教育でレゴブロックが役立つ場面【活用事例も】

レゴブロックは、STEM的な学びを自然に身につけるために「考えながら手を動かす」場面で役に立ちます。

STEM教育で身につけること

STEM教育では、単なる知識の暗記ではなく、問題解決力・論理的思考・創造性・協働性といった力を育てることが求められます。

レゴブロックは、ブロックの組み立て、センサーやモーターの接続、プログラムの作成などを通じて、「自分で仮説を立て、試し、改善する」というサイクルを子どもが自然と繰り返す教材です。

特に「遊び」と「学び」が一体となっているので、子どもたちは意欲的に取り組みやすく、STEMの基礎を楽しく習得することができます。

教育現場での実践例

例えば、兵庫県の朝来市立山口小学校では地域課題の発見と活性化を目指すSTEAM教育の中で「レゴ WeDo 2.0」が使われました。

小学6年生を対象とした総合的な学習の時間に「ゴミの減量・再資源化」をテーマとしたグループが「レゴ WeDo 2.0」を使って自動でゴミを分別するロボットを制作しました。

また、「mBot」という別のロボットと連携して改良するなど、試行錯誤しながら学習を進めたそうです。

試行錯誤するのにレゴブロックはピッタリ

やっぱり、レゴブロックの特徴は組み立てと分解が簡単な点です。

しかも、モーターやセンサーなどをいちいちハンダ付けせずにパチっと取り付けられるので、本格的なロボットを手軽に作れます。

こういう点がSTEM教育の「考えながら手を動かす」場面でに役立つんですよね。

レゴを使ったSTEM教育の口コミ・体験談【結論:好評】

レゴブロックが使われてるSTEM教育の現場として民間のプログラミング教室があります。

6教室ほど口コミを調べてみたのですが、どの教室も自主性が育ったり、試行錯誤する力が養われたりで保護者から好評でした。

口コミをピックアップして紹介します。

① リタリコワンダーでの体験(小6の保護者)

  • クレーンゲームを作る上で、思い通りに動くように試行錯誤している
  • プログラミングをするので、パソコンの使い方を覚えられる
  • 1つの作品ができあがると達成感があり、自信がついている
  • この教室を通して自主性が身につき、学校行事でも自主的になった

関連「LITALICOワンダー」の口コミ・評判まとめはこちら

② Crefus(クレファス)での体験(小2の保護者)

  • 自分でもロボットを作れると知って自信がついた
  • 作品を試行錯誤しながら作るため、自ら学習する習慣がついた
  • ロボットのアレンジとトライを繰り返せるので理解を深めやすい
  • 作品の発表の場があり、自分の意見を言えるようになった

関連「Crefus」の口コミ・評判まとめはこちら

③ ロボ団での体験(小1の保護者)

  • 思い通りに動かなくても試行錯誤して動くようになるのが楽しい
  • 自分で考えたロボットがプログラミングで動くと達成感が味わえる
  • ブロックを組み立てて空間認識力を高められる
  • ロボットの用途を理解したうえでプログラミングするので想像しやすい

関連「ロボ団」の口コミ・評判まとめはこちら

レゴブロックを使ったSTEM教育は好評

レゴを使ったSTEM教育は、子どもたちのさまざまな能力を育む効果があり、保護者からも好評です。

試行錯誤する中で達成感を味わえたり、おもちゃの延長にある教材なので積極的に取り組めているという評価が多いです。

なので、遊びと学びを融合させたこのアプローチは、子どもの成長を促す有効な手段と言えるでしょう。

STEM教育に使えるレゴキットまとめ【廃盤品は除く】

「そもそもSTEM教育に使えるレゴキットはどれ?」と思われるかもなので、記事執筆時点で購入できるキットを紹介します。

ネット上で紹介されている教材のほとんどは既に廃盤になっているので、これからでも購入できるキットを紹介します。

① レゴ デュプロデュプロのまち ぼうけんトレイン

レゴデュプロ デュプロのまちぼうけんトレイン

レゴ デュプロデュプロのまち ぼうけんトレイン」は2歳以上のお子さん向けで、カラフルなプレートをレールの間に置いて列車をプログラミングします。

列車がプレートの色を読み取ることで一時停止したり、方向転換させたりします。57ピースしかないので、小さなお子さんでも楽しむことができまよ。

また、豪華版として「レゴ デュプロ 10428 デュプロのまち まちのトレイン」があります。

パーツ数は46個、命令プレート数は2個増えているのでかなり長く遊べます。

「事前に命令しておけば自動で動いてくれる」というプログラミングの基本的な概念を自然と理解できるキットです。

② レゴ エデュケーション SPIKE ベーシックセット

レゴ エデュケーション SPIKEスパイク ベーシックセット」は小学校低学年~中学年向けのプログラミングキットです

プログラミング方法はアイコンを並べる方法とブロックを組み立てる方法(Scratchベース)の2種類があり、初心者から中級者・上級者まで楽しめます。

また、パーツ数は449個と多く、作れるロボットの数が多いです。

さらに教材が充実していて、全38のレッスンがあるので、自宅での学習にも使えます。

③ レゴ エデュケーション SPIKE プライムセット

レゴ エデュケーション SPIKEスパイク プライムセット」は小学校高学年から中学生、高校生まで楽しめる本格的なキットです。(大人でも楽しめます!)

ベーシックセットに比べて、センサー数やパーツ数が格段に増えています。

ただ、内容物は微妙に違うので、プライムセットがベーシックセットの内容を包含しているわけではないです。

また、教材は37レッスンあり、黒い線に沿って走るライントレースなど本格的なレッスンがありますよ。

現時点で販売されている最上位のキットなので、本格的なロボットプログラミングをやってみたいお子さんはこれ一択です。

WeDoやマインドストーム、レゴブーストは?

これらはどれも廃盤になっています。

ネットで検索するとこれらのキットをよく見かけますが、すでに廃盤になっており、今後購入することはできません。

プログラミング教室など、すでに導入している学習機関などでは使えるところもあるかもですが、今後のサポートを考えると選択肢から除外したほうが良いです。

また、他にも力学や物理学を学べる「レゴ エデュケーション BricQモーション プライム セット」などもあったのですが、もうすぐ廃盤になるので、前述した3つがこれから購入するのに向いているキットですね~。

とりあえずレゴブロックを買うのはあり

STEM教育において、レゴの教育用製品はかなり役立ちます。

なので、とりあえず、お子さんが興味を持つキットを購入しておけば、自然とSTEM教育へつながるでしょう。

一応、幼児向けの「レゴ デュプロデュプロのまち ぼうけんトレイン」はレビューしてるので、興味があればご覧ください。

それでは(^_^)/~

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