【早めの理解】小学校のプログラミング教育必修化はなぜ？何するの？

小学校のプログラミング教育必修化って何？なぜ必修化されたの？論理的思考力とか、プログラミング的思考力とか言われてもわからないので、もっとざっくり教えてください。

こんな疑問にお答えします。

▼本記事の内容

文部科学省の資料を読んだときは内容が難しすぎて理解できなかったのですが、じっくり時間をかけて読んだらようやくわかったので、それをわかりやすく噛み砕いて解説します。

参考文献：文部科学省「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」

目次(タップでジャンプ)

【早めの理解】小学校のプログラミング教育必修化をわかりやすく解説

小学校のプログラミング教育必修化とはつまり、

小学校の授業でプログラミングを体験する

ということです。これはコンピューターを使って具体的にプログラムを作ってみるということです。

ただ、バリバリプログラムを書けるようになること(プログラミング言語を習得すること)が目的ではありません。

プログラミング言語とは人間がコンピューターに命令を出すときの言葉(文法)です。

プログラミングとは

自分が意図する動作を実現するためにコンピューターに命令すること

です。その命令を文字にしたものがプログラムです。

自分が意図する動作というのは例えば、「外が暗くなったらライトを点けるようにしたい」とか、「部屋の温度が上がったらクーラーの電源を入れたい」とかです。

文部科学省の資料(「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」)を要約すると次のとおりです。

コンピューターは私達の生活の様々な場面で活用されているので、それを理解し、上手に活用していく力がこれからの社会を生きていく子どもたちにとって極めて重要だから

これは理解できますね。今もこれからもコンピューターやITなしでは生きられないです。

なので、次世代を担う子どもたちには早い段階からコンピューターに触れさせようということですね。

文部科学省の資料(「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」)によるとねらいは3点あります。

これですよね、よくわからないのは。これを要約すると下記のとおりです。

1つ目は、下記のとおりです。

身の回りにあるプログラムは小さな命令の組み合わせでできてるよ。自分が作りたいプログラムを作るにはどのように組み合わせたらいいか考える力が大事だからそれを身に着けましょうね。

2つ目は、下記のとおりです。

まず、身近な生活でコンピューターが活用されていることを知りましょう。そして、そのコンピューターは魔法の箱(ブラックボックス)ではなく、人間が事細かにプログラミングして動いている物だと理解しましょう。

3つ目は、例えば下記のとおりです。

プログラミングを活用して算数の学びを確実なものにする

つまり、「算数の学びを確実なものにするためにプログラミングを活用する」ということです。

かなりざっくり解説だったので、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。具体例を上げながら解説しているのでもっとイメージがわくかなと。
プログラミング教育のねらい・目的をエンジニアがわかりやすく解説

これから先は今まで以上にコンピューターを使いこなすスキルが求められます。

そんな中、義務教育でプログラミング学習が取り入れられたことはいいことですね。

特に最近は小学生でも気軽にプログラミングできる教材があるのでそういったものでプログラミングを体験すると「プログラミングってこういうことなんだ！」とわかりますよ。

興味があれば下記の記事をご覧ください。50種類以上のプログラミングおもちゃをレビューした中から勉強になるおもちゃを厳選しました。

ぜひ、これを機にプログラミングに挑戦してみてください！！それでは(^_^)/~