【高コスパ】ダイソーのプログラミングおもちゃD-TRAXをレビュー

4.5
D-TRAXの全種類

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ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

プログラミングおもちゃには色々な種類がありますが、どれも3,000円以上するので気軽に購入できないのが悩みどころです。

そんな中、100均のダイソーから玉転がしタイプのプログラミングおもちゃが発売されました。それが「D-TRAXディー トラックス」です。110円×19個=2,090円分買えば一通り遊ぶことができますよ。

遊び方は簡単です。スタートからビー玉を転がして、ゴールに入るようにコースを組み立てるだけです。問題も豊富ですし、コースを自由に作って遊ぶこともできます。

というわけで本記事では、「D-TRAXディー トラックス」の遊び方から、類似品(STACUBEスタッキューブ)との比較、ネット上の口コミについても、エンジニア目線でレビューしていきます!

メリット
  • 問題カードの問題数が多い
  • キューブがクリアパーツ製
  • 好きなパーツだけ110円単位で買い足せる
デメリット
  • ビー玉が途中で引っかかる
  • ボードの接続が固い
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D-TRAXの基本情報

D-TRAXディー トラックス」は問題通りに赤いスタートキューブと紫のゴールキューブを置き、スタートからゴールまでビー玉が転がるようにコースを組み立てるパズルタイプのおもちゃです。

パズルタイプのおもちゃでもプログラミング的思考力は養えますよ。
商品名 D-TRAXディー トラックス
メーカー ㈱大創産業
ブランド プログラミング玩具
希望小売価格(税込) 各110円
対象年齢 6歳以上
使用電池 不要
必要な工具 なし
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 問題集(全51問)
デバイス 不要
プログラミング方法 アンプラグドプログラミング(パーツを組み立てる)

このおもちゃでできること

できることは下記のような玉転がしパズルです。

  • 問題カードの問題を解く
  • 対戦ゲームで遊ぶ
  • 自由にコースを作る

キューブを110円(税込)単位で買い足せるので遊び方は無限大です。

では、内容物を見ていきましょう!

D-TRAXの内容物

D-TRAXは全6種類です。

それぞれ次のとおりです。

  • ストレート
  • カーブ
  • 交差・落下セット
  • スタート・ゴール・サイコロ・ビー玉・問題カードセット
  • 問題カード(40問)
  • ボード

一つずつ見ていきましょう!

まず、「ストレート」の箱はこんな感じです。

中身は袋に入っています。

内容物です。どのセットにも共通の説明書が付属します。

ストレートキューブはビー玉をまっすぐ転がします。

「カーブ」です。

内容物です。

カーブキューブはビー玉を直角に曲げます。

「交差・落下セット」です。

内容物です。

落下キューブの上部と下部は上下に配置して、ビー玉を落下させます。

クロスキューブはルートを交差させます。

「スタート・ゴール・サイコロ・ビー玉・問題カードセット」です。

内容物です。問題カードは5枚で計10問です。初級~中級の問題です。

スタートキューブは最初にビー玉を乗せるキューブです。ここからスタートさせます。

上のくぼみにビー玉が乗ります。

ゴールキューブは最後にビー玉が到着するキューブです。ここにビー玉が入ればクリアです。

あと、ビー玉の直径は16mmです。中くらいのサイズです。

ビー玉が足りない時の参考にどうぞ。

サイコロのサイズは9.9mmです。サイコロは対戦ゲームに使います。

「問題カード」です。

内容物です。問題カードは20枚で計40問です。中級~上級の問題です。

なかなかのボリュームです。上級は大人でもやりごたえのある問題です。

「ボード」です。

内容物です。ボードは2枚入っています。

このボードの上にキューブを組み立てていきます。ボードは好きなだけつなげることができます。

結構しっかりハマるのでぐらつく心配はありません。

説明書はこんな感じで、それぞれのキューブの説明書や問題カードの説明が書いてあります。裏には対戦ゲームの遊び方が書いてあります。

説明書には問題カードにはない問題が1問載っています。

最後にキューブのサイズ比較です。6段重ねると500mlのペットボトルと同じくらいの高さです。

小さすぎず、大きすぎずのちょうどいいサイズです。

D-TRAXの遊び方・レビュー

基本的には問題カードの問題を解いて遊びます。

1.スタートとゴールの位置を決める

まずは問題カードを見ながら、

スタート、ゴール、条件のキューブを置きます。

2.頭の中でどういうコースにするか考える

次は、実際にコースを組み立てる前に頭の中でどのようなコースならビー玉がゴールにたどり着くか想像しましょう。

3.コースを組み立てる

2.で考えたルートを通るようにコースを組み立てます。

4.ビー玉を転がす

コースを組み立てたら、ビー玉を転がして結果を確認しましょう。

ビー玉がゴールまでたどり着いたら目的達成です!

以上が基本的な遊び方です。

プログラミング的思考力を養う遊び方やその他の遊び方を知りたい方は下記の記事をどうぞ。

D-TRAXの作り方

問題カードにはないコースを作ってみました。

使用したパーツは次のとおりです。※キューブは数個余りました。

  • ストレートセット×2
  • カーブセット×2
  • 交差・落下セット×2
  • スタート・ゴール・サイコロ・ビー玉・問題カードセット×1
  • ボードセット×1

いや~、なんというか、楽しいです!上記のコースを作っても880円(税込)です。コスパ高すぎです!

D-TRAXの問題数、必要数は?

D-TRAXの問題は全51問です。これは、「スタート・ゴール・サイコロ・ビー玉・問題カードセット」と「問題カード」の2つを購入すると全て揃います。

ちなみに、問題カードに記載されている全問題を解くには問題カードを含めて19セット(2,090円分)必要です。内訳は下記をご覧ください。

また、問題カードに解答は載ってません。解答を知りたい方は下記をご覧ください。私が全問題解いてみました!

D-TRAXのおすすめ収納方法

D-TRAXを収納するなら、同じくダイソーで購入できる「ストックBOX」に入れる方法がおすすめです。詳しくは下記をどうぞ。

D-TRAXに再販はある?売り切れてるときはどうする?

D-TRAXが発売された当初は人気で売り切れていたようですが、2023年5月時点では普通に購入できました。何度も再販されているようです。

何店舗か回りましたが、どこも在庫が潤沢でしたよ。

もし、近くの店舗で売り切れてるときはダイソーの公式オンラインショップをご検討ください。送料込みでも意外と安いです。

D-TRAXの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

  • ビー玉が途中で引っかかる
  • ボードの接続が弱い?

それぞれ検証したので詳しく解説します。

ビー玉が途中で引っかかる

これは私も一度経験しました。原因はキューブがしっかりはまっていなかったことです。

なので、キューブをボードにしっかり取り付けることを意識したら途中で引っかかることはなくなりました。

ただ、交差キューブだけちょっとゆるいので斜めになりがちです。それさえ気をつければ、お子さんだけでも問題なく遊べるでしょう。

ボードの接続が弱い?

これは逆でした。ガッチリ接続できます。

おそらく、きっちりはめ込むのが固いので、「ボードの接続がゆるいな」と感じられたのかもです。

私も、最初はなかなかはまらなかったので、「ボードが浮いちゃうな~」と思ったのですが、きっちりはめ込むとしっかり接続できました

D-TRAXのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

  • 問題カードの問題数が多い
  • キューブがクリアパーツ製
  • 好きなパーツだけ110円単位で買い足せる

順番に説明しますね。

問題カードの問題数が多い

これは嬉しいです。全部で51問あります。しかも220円です。コーヒー1杯より安いです。

これなら、せっかく買ったおもちゃを長く遊べますね。

キューブがクリアパーツ製

これは結構大事です。キューブがクリアパーツのおかげで、プログラミング的思考力を養いやすいです。

なぜなら、ビー玉が転がっているところを目で追うことができるからです。

プログラミング的思考力を養うには「計画通りに実行する」ことが大事なので、不透明なパーツが使われている玉転がしおもちゃは「計画したとおりに玉が転がってるかわからない。。。」となり、ちょっとイマイチです。

ですが、D-TRAXならその心配がないので、プログラミング的思考力を養うにはもってこいです。

好きなパーツだけ110円単位で買い足せる

パーツが足りなくなっても、110円単位でパーツを買い足せるのは嬉しいですね。

「ストレートパーツだけ欲しいのに、もう1セット購入しないといけない。。。」とはならないので、無駄な出費をしなくて済みます。

D-TRAXと類似品(STACUBE)の比較

最後に、D-TRAXと似たおもちゃのSTACUBEスタッキューブを比較しました。

問題数はSTACUBEに軍配が上がるものの、それ以外はD-TRAXの圧勝じゃないですか!?改めて、D-TRAXの凄さがわかります。

商品名 D-TRAX STACUBE
メーカー ㈱大創産業 ローヤル㈱
希望小売価格(税込) 2,090円 5,500円
対象年齢 6歳以上 5歳以上
パーツの個数 スタート 1 1
ゴール 1 1
ストレート 36 28
カーブ 36 20
交差 6 10
落下 上部:6
下部:6
12
ボール 1 2
ボード 4 1
サイコロ 1 2
遊び方 問題 問題カード:50問
説明書:1問
問題カード:50問
WEBサイト:53問
対戦 1種類 3種類
自由制作
拡張性 ◎:110円単位で拡張できる ○:複数セット購入すれば拡張できる
特徴 低価格 問題数が多い
※D-TRAXは問題を全て解くのに必要な個数を買った時の合計で計算しています。

ただ、D-TRAXのおしい点はダイソーの店舗かダイソーのオンラインショップでしか買えないことですね~。STACUBEはAmazonなどの一般的なネット通販サイトで気軽に購入できます。
参考:【DAISOネットストア】D-TRAXをネット通販で購入する方法

また、その他の類似品との詳しい比較は下記の記事をご覧ください。

D-TRAXをおすすめできる人

D-TRAXディー トラックス」はボールを転がすタイプのおもちゃを遊んでみたいけど、どれを買ったらいいかわからないお子さんにおすすめです。

何と言っても、コスパの高さです。類似の玉転がしおもちゃだと確実に3,000円以上しますが、D-TRAXなら2,090円あれば一通り遊ぶことができます。

その上で、プログラミング的思考力を養うのに必要な「計画、実行、評価、改善」を自然とできるおもちゃに仕上がっているので、これからのプログラミング教育に向けておすすめです。

結論:コスパ最強の玉転がしおもちゃ

本記事は「D-TRAXディー トラックス」をエンジニア目線でレビューをしました。

ずいぶん遅れてのレビューになりましたが、ネットで話題になるだけのことはありますね。ダイソーでしか買えないので、ダイソーが近くにある方はぜひ探してみてください。

また、同じような玉転がしおもちゃはこちらにまとめてあるので、あわせてどうぞ。
玉転がしおもちゃ一覧

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

メリット
  • 問題カードの問題数が多い
  • キューブがクリアパーツ製
  • 好きなパーツだけ110円単位で買い足せる
デメリット
  • ビー玉が途中で引っかかる
  • ボードの接続が固い

▼おすすめプログラミングおもちゃまとめ(年齢別)

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