【作例も】ころがスイッチドラえもん「ボックスステージキット」の口コミ・レビュー

ハロー・ワールド！おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です！

ころがスイッチシリーズは「考える、組み立てる、試す、直す」の4ステップを通じてプログラミング的思考力が養える人気のプログラミングおもちゃです。

その中でも、パッケージが収納ケースになっており、パーツ数と価格のバランスが丁度いいのが「ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキット」です。

遊び方は簡単です。ドラえもんのゴールにボールが入るようにコースを組み立てるだけです。コースは自由に作れますし、コエカタマリンの仕掛けが面白いですよ。

というわけで本記事では「ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキット」の遊び方から、ネット上の口コミ、オリジナルの作例までエンジニア目線でレビューしていきます！

ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキットの基本情報

「ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキット」はドラえもんのゴールにボールが入るようにコースを組み立てるからくり装置タイプのおもちゃです。

このおもちゃでできること

できることは下記のような「からくり装置制作」です。

ボールをゴールまで到達させるためにどういうコースを作ればいいか考えることでプログラミング的思考力を養います。

ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキットの内容物

まずは、パッケージから。ボックスの大きさはこんな感じです。

フタはブロックを並べられるステージになっています。

中身は半分くらい入っています。

内容物一覧の1枚目です。5種類、5個のアクションスイッチがあります。

内容物一覧の2枚目です。コースを作るためのパーツが13種類、74個あります。ドラえもんとミニドラえもんはゴールパーツです。

内容物一覧の最後はフタ兼ステージです。

フタの上にブロックを置けるのですが、固定されるわけではありません。ただ、載せるだけです。レールも固定されません。

各スイッチを紹介しますね。まずは「空気砲」です。ボールを大きくジャンプさせます。

「タイムふろしき」です。ボールを左右に振り分ける事ができます。

「コエカタマリン」です。下段にボールが入ると、ハンマーが回転して上段のボールが転がります。

「ころばし屋」です。ケースにボールが入るとカタカタ転がります。

スイッチ最後は「ジャイアンハンド」です。ボールが入るとハンマーが回転して、ボールを後ろから押し出します。

残りの主要なパーツを紹介しますね。まずはボールです。中には金属が入っており、しっかり転がるようになっています。

大きさは19.8mmです。中くらいのビー玉サイズです。

そして、スタートパーツです。ここにボールを入れてスタートさせます。

ドラえもんゴールとミニドラえもんゴールです。鈴は金属でできており、ボールがぶつかると「キンッ」と鳴ります。音色は期待しないでください。

最後は説明書です。ルビが振ってあるのでお子さんだけでも読めるでしょう。一応ミッションとして遊び方が6問あります。

ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキットの遊び方・レビュー

というわけで、実際にコースを作ってみました。

▼すれ違いスロープ(Mission 6)

▼オリジナル作例1

▼オリジナル作例2

また、プログラミング的思考力が養える遊び方を下記の記事で紹介しているので、興味があればご覧ください。ただ遊ぶだけでは得られない考え方です。
【ころがスイッチドラえもん】プログラミング的思考力を養える遊び方

ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキットの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

それぞれ検証したので詳しく解説します。

ブロックの精度がイマイチ

ブロックとレールが外れやすかったり、はめにくかったりするようです。

これは私も少し感じました。パーツの精度は高いとは言えないですね。

スッとはまるパーツもあればギュッとはめないといけないパーツもあります。特にレール同士をブロックでつなぐときにしっかりはめないといけないことが多いです。

初期の商品はすぐに外れて崩れてしまう口コミが多いので、少しきつめに改良されたのかもしれません。

とはいえ、普通に組み立てて遊べるレベルでした。

説明書が不親切

説明書に作例が載っているのですが、どのように組み立てたらいいのかわかりにくい、ということです。

これは、そういうもんかなと。

ただ、公式サイトで作例を詳しく見ることができます。

360度コース図鑑といって、コースを自由に回転させたり、拡大したりして詳しく見れます。
360度コース図鑑はこちら

フタは乗せるだけで固定できない

実は、フタは乗せるだけで固定されません。また、箱はダンボール製なのでちょっと頼りないです。

とはいえ、ころがスイッチドラえもんシリーズの中では収納ケース付きのキットは少ないので、けっこう便利です。

ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキットのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

順番に説明しますね。

スイッチのアクションが面白い

ドラえもんの道具をモチーフにしたスイッチのアクションが面白いです。特にコエカタマリンの「ボールの高さを変える仕掛け」は面白いです。

スイッチにボールが入るとどういう仕組みでどういう出力(ボールが加速する、ボールが上がるなど)になるのか考えることはプログラミングの関数を考えることと同じです。

エンジニアがプログラミングで使用する概念を自然と学べるのは素直に素晴らしいです。

自由度が高い

プログラミングおもちゃの中でも自由にブロックを組み替えられるのは嬉しい特徴です。

自由な発想でコースを作れるのでプログラミング的思考力だけでなく創造力も鍛えられるのはいいですね。

このおもちゃのブロックはブロック自体がボールを転がすレールになります。こんなブロックおもちゃは他にありません！(特許出願済みのようです。)

パッケージが収納ケースになっている

本商品と「ファーストキット」はパッケージが収納ケースになっています。

全部入れるとこんな感じです。3分の2くらいはスペースが余ります。

ダンボール製でちょっと頼りないですが、他のキットも入れられるサイズなので、どのキットを買うか迷ったら「ボックス ステージキット」を買うのはありですよ。

ただ、もう少し良い収納方法をお探しの方は下記をご覧ください。おすすめ収納方法を紹介しています。

ころがスイッチドラえもんシリーズの比較

最後に、ころがスイッチドラえもんシリーズの比較です。

と、表だけ見せられても困ると思うので、簡単にまとめると次のとおりです。

詳しい比較は下記の記事に書いています。気になる方はどうぞ。
ドラえもんのころがスイッチはどれがいい？【全8種類の違いを比較】

ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキットをおすすめできる人

「ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキット」はからくり装置が好きで、プログラミング的思考力を学びたいお子さんにおすすめです。

世の中には色々なボールを転がすタイプのおもちゃがありますが、スイッチアクションができるおもちゃは他に見たことがありません。

その上で、プログラミング的思考力を養うのに必要な「計画、実行、評価、改善」を自然とできるおもちゃに仕上がっているので、これからのプログラミング教育に向けておすすめです。

結論：収納もできてバランスの良いキット

本記事は「ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキット」をエンジニア目線でレビューをしました。

人気のころがスイッチシリーズの中でも価格とパーツ数のバランスがとれており、最初に購入する商品としていいです。それに、パッケージが収納ケースになりますしね。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

▼おすすめプログラミングおもちゃまとめ(年齢別)