ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!
日本おもちゃ大賞2023 エデュケーショナル・トイ部門で優秀賞を獲得したプログラミングおもちゃが「Gakkenニューブロック ローリングキュー スタンダードセット」です。
このキットはGakkenニューブロックで玉転がし装置を作れるキットなのですが、パーツ数が多くて遊びごたえがある分、1万円超えなのがマイナスポイント…。
ですが、新登場の「Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセット」は5千円台にも関わらず、玉転がし装置を作るのに必要なパーツが十分入っています!
というわけで本記事では、「Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセット」の遊び方から、ネット上の口コミ、ローリングキューシリーズの比較までエンジニア目線でレビューしていきます!
- 自由度が高い
- 新規パーツ付属
- ボールのサイズが大きい
- レールのみ購入可能
- ギミックパーツが少ない
- 箱が収納に向いていない
Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセットの基本情報
「Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセット」はGakkenニューブロックシリーズの玉転がし装置を作れるおもちゃで、初めてのお子さんに必要なパーツがセットになったキットです。
商品名 | Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセット | |
メーカー | ㈱学研ステイフル | |
ブランド | Gakkenニューブロック | |
希望小売価格(税込) | 5,478円 | |
対象年齢 | 4歳以上 | |
使用電池 | 不要 | |
必要な工具 | なし | |
可能な基本処理 | 順次/ |
|
教材 | 作例集(3例) | |
デバイス | 不要 | |
プログラミング方法 | アンプラグドプログラミング(パーツを組み立てる) |
このおもちゃでできること
できることは下記のような「玉転がし装置制作」です。
- スタートからゴールまでボールが転がるようにコースを作る
- いろいろな種類のパーツを組み合わせてからくり装置を作る
- 他のGakkenニューブロックと組み合わせてコースを作る
ボールをゴールまで到達させるためにどういうコースを作ればいいか考えることでプログラミング的思考力を養います。
Gakkenニューブロック ローリングキュー スタンダードセットの内容物
まずは、パッケージから。けっこうコンパクトです。
中身はこんな感じで、ぎっしり詰まっています。
では内容物を見ていきましょう!
内容物一覧です。ブロックは14種類、計55個入っています。
ボールは他の玉転がしおもちゃに比べて大きいサイズです。また、スタンダードセットと色が違います。
大きさは30.9mmです。ピンポン玉より1cmくらい小さいです。
説明書です。ルビが振ってあるのでお子さんだけでも読めるでしょう。
Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセットの遊び方・レビュー
というわけで、実際にコースを作ってみました。
▼横さしレールを使ったコースを作ってみよう!(ステップ01)
▼巨大コース作りに挑戦しよう!(最終ステップ)
Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセットの口コミ・デメリット
ネット上の口コミを探しましたが見つかりませんでした。発売して間もないからでしょう。なので、私が感じたデメリットを詳しく解説します。
- ギミックパーツが少ない
- 箱が収納に向いていない
それぞれ解説します。
ギミックパーツが少ない
ギミックパーツがルーレットしかありません。
▼ルーレット:くるくる回転しながら落ちる
箱が収納に向いていない
箱がただのダンボールなのですぐにボロボロになりそうです。
Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセットのメリット
私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。
- 自由度が高い
- 新規パーツ付属
- ボールのサイズが大きい
- レールのみ購入可能
それぞれ解説しますね。
自由度が高い
プログラミングおもちゃの中でも自由にブロックを組み替えられるのは嬉しい特徴です。
自由な発想でコースを作れるのでプログラミング的思考力だけでなく創造力も鍛えられるのはいいですね。
新規パーツ付属
本キットには新規パーツのハーフレールとクロスレールが付属します。
▼ハーフレール
▼クロスレール
なので、本キットなら、お子さんの想像力を発揮してすごい作品を作れますよ!
ボールのサイズが大きい
他の玉転がしおもちゃに比べてボールのサイズが大きいので、小さなお子さんでも安心です。4歳のお子さんから遊べます。
また、ボールに穴が開いているので万が一飲み込んでも窒息しにくい構造なのは安心ですね。
レールのみ購入可能
今回紹介したスタンダードセット以外にレールパーツやボールだけ購入することができます。
なので、既にGakkenニューブロックをもっている方は上記のパーツを追加すれば、スロープトイとして遊べます!
ローリングキューシリーズの比較
ローリングキューシリーズを比較しました。
ブロック数でみるとスタンダードセットが一番お得ですが、バランスが良くて一番楽しいキットはスパイラルタワーDXセットです。
商品名 | 希望小売価格 (税込) |
対象年齢 | 作例数 | ブロック数 | ボール | レール | ギミック | |||||
スロープ | ストレート (横さし) |
ストレート (下さし) |
ハーフ | カーブ | クロス | |||||||
ファーストセット | 5,478円 | 4歳以上 | 3 | 55個 (14種類) |
2(黄緑) | 2 | 2 | 0 | 2 | 5 | 3 | ・ルーレット |
スタンダードセット | 11,000円 | 4歳以上 | 11 | 150個 (21種類) |
3(橙) | 3 | 3 | 2 | 0 | 6 | 0 | ・ルーレット ・ハンマー |
スパイラルタワーセット | 7,678円 | 4歳以上 | 3 | 35個 (11種類) |
2(紫) | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 2 | ・スパイラルタワー |
スパイラルタワーDXセット |
13,200円 | 4歳以上 | ? | 109個 (15種類) |
4(橙) | 4 (黄緑) |
2 (黄緑) |
0 | 2 (黄緑) |
10 (黄緑) |
5 (黄緑) |
・ルーレット ・スパイラルタワー |
好みにあわせてまとめると下記の通り。
- ローリングキューシリーズを追加で購入したいお子さん
ファーストセット - ハンマーとたくさんのブロックが欲しいお子さん
スタンダードセット - ローリングキューシリーズをある程度持っているお子さん
スパイラルタワーセット - ローリングキューシリーズを始めたいお子さん
スパイラルタワーDXセット
一番高いですが、迷ったらスパイラルタワーDXセットがいいですよ。必要なパーツが色々入っていて一番楽しいので。
関連「Gakkenニューブロック ローリングキュー スタンダードセット」の詳細レビューはこちら
関連「Gakkenニューブロック ローリングキュー スパイラルタワーセット」の詳細レビューはこちら
Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセットをおすすめできる人
「Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセット」はGakkenニューブロックで玉転がし装置を作ってみたいお子さんにおすすめです。
スタンダードセットに比べて低価格で、玉転がし装置を作るのに必要なパーツは概ね入っているので、まずはファーストセットから始めるのは全然アリですよ。
結論:価格に見合うキット
本記事は「Gakkenニューブロック ローリングキュー ファーストセット」をエンジニア目線でレビューをしました。
ファーストセットは実売価格が4,000円台で、価格に見合う内容なのでニューブロック好きのお子さんには十分楽しめるでしょう!
これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。
- 自由度が高い
- 新規パーツ付属
- ボールのサイズが大きい
- レールのみ購入可能
- ギミックパーツが少ない
- 箱が収納に向いていない
▼おすすめプログラミングおもちゃまとめ(年齢別)