ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!
電車のおもちゃといえば、レールをつなげてその上を走らせるだけですし、平坦なレールしか無いのでコースづくりのバリエーションが少ないです。
しかし、SNSで話題となった「レールキューブ スターターセット」は電車のおもちゃにパズル要素を加えたようなおもちゃで、電車を垂直や側面、逆さ状態でも走らせることができて画期的です!
遊び方は簡単です。電車が正しく走るようにブロックをつなげてコースを作るだけです。
というわけで本記事では、「レールキューブ スターターセット」の基本情報から、遊び方、ネット上の口コミ、レールキューブシリーズの比較、類似品の比較までエンジニア目線でレビューしていきます!
- 垂直、逆さ走行が可能
- 無限走行が可能
- パーツが大きくて扱いやすい
- レールを記録できる
- 電車のスピードが少し遅い
- 価格が少し高い
- 交差レールが付属しない
レールキューブ スターターセットの基本情報
「レールキューブ スターターセット」はキューブを自由に組み合わせて立体コースを作り、電動の電車を走らせるプログラミングおもちゃです。
商品名 | レールキューブ スターターセット | |
メーカー | ㈱サンスマイル | |
ブランド | レールキューブ | |
希望小売価格(税込) | 8,250円 | |
対象年齢 | 3歳以上 | |
使用電池 | 内蔵バッテリー | |
必要な工具 | 不要 | |
可能な基本処理 | 順次/ |
|
教材 | 作例集(6例) | |
デバイス | 不要 | |
プログラミング方法 | アンプラグドプログラミング(パーツを組み立てる) |
このおもちゃでできること
できることは下記のような「立体コース製作」です。
- スタートからゴールまで電車が進むようにコースを作る
- 無限にグルグル進むようにコースを作る
電車を思い通りに進めるためにどういうコースを作ればいいか考えることでプログラミング的思考力を養います。
レールキューブ スターターセットの内容物
まずは、パッケージから。意外と重たいです。
中身はこんな感じ。
内容物一覧です。レールが付いたキューブと電動ミニトレイン1台があります。
主要部品を紹介しますね。
「電動ミニトレイン」です。これがレールの上を走ります。
底面はこんな感じで磁石がついており、レールの鉄板にくっつくことで側面走行や逆さ走行ができます。
ちなみに横幅は2.60cmです。
そして、充電用のUSBケーブルです。
充電器は付属しないので、パソコンに接続するかスマホの充電器などに接続して充電します。
キューブレールは5種類あります。
キューブには凹凸がありまして、これを接続します。
動画にしたので固さが伝わるかなと。
最後は説明書と記録ノートです。ルビが振ってあるので小学生のお子さんなら読めるでしょう。
説明書には作例が9例ありますが、スターターセットで作れるのは6例だけです。
また、記録ノートにはレールの順番を記録できます。
レールキューブ スターターセットの遊び方・レビュー
というわけで、実際にコースを作ってみました。
▼作例4
▼作例5
▼SNS上の作例1
完成!
レールキューブ・オリジナルコース「ナイアガラ」!滝+立体駐車場のイメージでコースを作りました!
コースの耐久性まで考慮できなかったのが悔しい点です(サポートの数が絶対的に足りません💦)。#サンスマイル#レールキューブ pic.twitter.com/51MUP4LZXR— シェルドン・クーパー (@R0ZOmmjrqpnvNY6) March 17, 2024
▼SNS上の作例2
本日のレールキューブ!
これもなんか良いです。
(なりた) pic.twitter.com/jjcoz4a8nb— おもちゃ箱@療育ゲーム制作部 (@ocb_gamesclub) March 19, 2024
▼SNS上の作例3
プラたくでレールキューブ作ってみました。デラックスセットx1、スターターセットx2個を使用。デラックスセットの基本レイアウトを取り囲むようにスターターセットを配置してみました。
これ、プラレールみたいに頭使うから面白いですよ! pic.twitter.com/7Redyrl7Ip— たっくんぱぱ (@takutakuhirokaz) March 18, 2024
▼私の投稿
#レールキューブ のスターターセットとDXセットの組み合わせ例です。
交差キューブを使いこなすのが難しい…。かなり頭を使いますね。 pic.twitter.com/jUspspMUzu
— ダイボイ(大之助)@プログラミングおもちゃのレビュー (@daivoy_x) April 27, 2024
レールキューブシリーズの比較
市販されているレールキューブには下記の2種類があります。本記事はスターターセットです。
スターターセット | デラックスセット | |
希望小売価格(税込) | 8,250円 | 16,500円 |
スタート | 1 | 1 |
直進 | 15 | 31 |
左右カーブ | 8 | 16 |
内カーブ | 4 | 8 |
外カーブ | 4 | 8 |
クロス | 0 | 2 |
直線サポート | 16 | 32 |
サポートジョイント | 4 | 8 |
T字サポート | 4 | 8 |
電動ミニトレイン | 1 | 2 |
USBケーブル | 1 | 2 |
パーツ合計 | 56 | 114 |
デラックスセットはスターターセットの2倍の価格で、内容物もほぼ2倍です。違いは、デラックスセットにのみクロスキューブが2個付属する点です。
なので、スターターセットを2個買うよりもデラックスセットを1個買う方がお得ですよ。
関連「レールキューブ デラックスセット」の詳細レビューはこちら
レールキューブと類似品の比較
レールキューブに似たおもちゃとして「Qbi」というおもちゃがあります。
けっこう似てますよね。ただ、違いは色々あります。下記の通り。
レールキューブ スターターセット |
Qbi Happy School Bus |
|
希望小売価格(税込) | 8,250円 | 13,200円 |
対象年齢 | 3歳以上 | 1歳以上 |
車の走り方 | 電動 | 手転がし |
車の数 | 1 | 1 |
レールの種類 | 5 | 4 |
キューブ数 | 32 | 12 |
キューブの接続方法 | 凸凹 | 磁石 |
こうやって比べてみると、内容、価格ともにレールキューブの方が良いですね。
これから買うならレールキューブの方がいいんじゃないでしょうか?ただ、SNSでバズったおかげで品薄状態です。一応、スターターセットはまだ買えるところがあるようなのでお早めに。
レールキューブ スターターセットの口コミ・デメリット
ネット上の口コミを探しましたが悪い口コミは見つかりませんでした。発売して間もないからでしょう。なので、私が感じたデメリットを詳しく解説します。
- 電車のスピード
- 交差レールが付属しない
- 価格
それぞれ解説します。
電車のスピード
基本的にデメリットはないのですが、強いて言うならば電動ミニトレインのスピードがもっと速いといいかなと。
コースをちゃんと走るか確認するのにじっくり見ておかないといけないので。
交差レールが付属しない
前述しましたが、スターターセットには交叉レールが付属しません。なので、作れるコースの幅がせまくなります。
価格
あと、価格がもう少し安ければうれしいですね。
本記事のスターターセットはメーカー希望小売価格が8,250円です。実売価格が5千円くらいだとうれしいですが、こんな画期的なおもちゃは他にないのでしょうがないですね~。
レールキューブ スターターセットのメリット
私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。
- 垂直、逆さ走行が可能
- 無限走行が可能
- パーツが大きくて扱いやすい
- レールを記録できる
いくつか説明しますね。
垂直、逆さ走行が可能
類似のQbiは垂直、逆さには走れないので、このおもちゃはホントに面白いです!
SNS上でも面白い作例がたくさんあるので、お子さんの創造力を養うのにめっちゃいいですよ。
無限走行が可能
このおもちゃは電車が電動走行なので、コースを輪っかにつなげれば無限にグルグル走行することができます。
Qbiもそうですが、レールを作って走らせるタイプのプログラミングおもちゃは基本的に1回で終わりです。
パーツが大きくて扱いやすい
小さなお子さんでも扱いやすいパーツサイズなので、力が弱いお子さんでも簡単につけ外しできます。
レールを記録できる
作ったコースを記録できます。ただ記録できるのではなく、記録しやすいように設計されている点が凄いんです!
レールキューブ スターターセットをおすすめできる人
「レールキューブ スターターセット」はブロック遊びや電車遊びが好きで、創造力を養いたいお子さんにおすすめです。
唯一無二のおもちゃなので、これはSNSでバズる理由がわかります。長く遊べるのでぜひ。
結論:動きが面白いプログラミングおもちゃ
本記事は「レールキューブ スターターセット」をエンジニア目線でレビューをしました。
垂直走行と逆さ走行が思いの外面白かったです!
これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。
- 垂直、逆さ走行が可能
- 無限走行が可能
- パーツが大きくて扱いやすい
- レールを記録できる
- 電車のスピードが少し遅い
- 価格が少し高い
- 交差レールが付属しない