【悲報】くみくみスロープに似た100均の「ビー玉スロープ」は微妙

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ビー玉スロープの箱

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ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

知育おもちゃとしてだけでなくプログラミングおもちゃとしても人気なのが、くもんの「NEWくみくみスロープ」です。

そのくみくみスロープに似たおもちゃが100円ショップのダイソーにもあると知って、すぐに買ってきました!

それが「ビー玉スロープ」です。

遊び方は簡単です。ゴールにボールが入るようにコースを組み立てるだけです。

ただ、ぶっちゃけ、かなり微妙でした。。。

なので、本記事では「ビー玉スロープ」の遊び方から、ネット上の口コミ、くみくみスロープや類似品との比較、デメリットまでエンジニア目線でレビューしていきます!

メリット
  • 低価格
デメリット
  • パーツの精度がイマイチ
  • 安定感に欠ける
  • パーツの種類が少ない
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ビー玉スロープの基本情報

ビー玉スロープ」はゴールにボールが入るようにコースを組み立てるからくり装置タイプのおもちゃです。

商品名 ビー玉スロープ
メーカー ㈱大創産業
ブランド -
希望小売価格(税込) 各110円
対象年齢 6歳以上
使用電池 不要
必要な工具 不要
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 作例集(1例)
デバイス 不要
プログラミング方法 アンプラグドプログラミング(パーツを組み立てる)

このおもちゃでできること

できることは下記のような「からくり装置制作」です。

  • スタートからゴールまでボールが転がるようにコースを作る

ボールをゴールまで到達させるためにどういうコースを作ればいいか考えることでプログラミング的思考力を養います。

ビー玉スロープの内容物

まずは、パッケージから。

この商品は1種類しかありません。

内容物一覧です。

同じ100円ショップのSeriaに売ってある「ブロックタワーボール」の方がパーツ数は多いです。

ビー玉は3球付属します。

大きさは10.6mmです。かなり小さいビー玉です。

誤飲に注意です。

説明書はなく、まずはパッケージ裏の作例を見ながら作って遊びます。

ビー玉スロープの遊び方・レビュー

というわけで、実際にコースを作ってみました。

▼1セットを使ったコース

▼2セットを使ったコース

ビー玉が転がるときにグラついています。この理由は後述します。

あと、サイズ感はこんな感じです。そんなに大きくないので、わりと細かい作業ができる年齢じゃないと難しいかもです。

ビー玉スロープの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

  • パーツの精度がイマイチ
  • 安定感に欠ける
  • パーツの種類が少ない

それぞれ検証したので詳しく解説します。

パーツの精度がイマイチ

かなり気をつけながら組み立てないとちゃんとしたコースを作れないレベルの精度です。

「こっちをつなぐと、あっちが浮く」みたいな感じで、けっこう隙間ができます。

パーツが曲がっていたりして、伸ばしながら組み立てないといけなかったりします。

ただ、1セット110円(税込)ということを考えると、こんなもんかなと。

安定感に欠ける

パーツ1つ1つがけっこう軽いのと、ガッチリくっつくわけではないので、ビー玉を転がしたときに多少グラつきます。

くみくみスロープは組み立てた状態で持ち上げることができますが、このおもちゃでは無理です。

なので、楽しく遊ぶには細かい作業ができる年齢になってからですね。

パーツの種類が少ない

これは私の感想ですが、パーツの種類が少ないのでできることが少ないです。

特に、支柱パーツが無いのは致命的です。

つまり、大きい作品を作ろうとしても支えることができません。

このおもちゃは基本的に、積み上げるパーツの順番を変えることしかできないということですね~。これでは知育効果はほとんど無いんじゃないでしょうか?

ビー玉スロープのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。

  • 低価格

それぞれ説明します。

低価格

何と言っても低価格なのは大きなメリットです。

くみくみスロープ他のスロープトイ(玉転がしおもちゃ)が気になるけど、子供が気に入らなかったらもったいないしな~」という場合にお試しで購入できるのがいいですね。

ただ、安くても購入するメリットは少ないです。

ブロックタワーボールとの比較

同じく100円ショップのSeriaに売ってある「ブロックタワーボール」との比較です。

パーツの形状はけっこう似ていますが、互換性はありません。

絶妙にサイズが違うんですよね。一部、つなげることができるパーツもありますが、基本的には合いません。

また、ビー玉スロープ特有のパーツがこちらです。それ以外は「ブロックタワーボール」にも付属します。

似たようなコースを作ってみました。若干「ブロックタワーボール」の方が大きいです。

また、「ブロックタワーボール」のビー玉を「ビー玉スロープ」で遊ぶことはできませんでした。引っかかります。

くみくみスロープとの比較

最後に、気になる「NEWくみくみスロープ」との比較です。

既にお気づきかと思いますが、パーツの形がくみくみスロープと似てますよね。ですが、大きさはこんな感じでして、けっこう違います。

互換性はありません。

組み立てた感じはこんなに違います。

ビー玉スロープは2セット、くみくみスロープは全パーツを使っています。

ちなみに、パーツの形はほとんど同じなので、ちょっと整理してみました。同じく100円ショップのSeriaに売ってる「ブロックタワーボール」も比較しています。

こう見ると「ビー玉スロープ」は「NEWくみくみスロープ」に遠く及ばないですね。

ここまでの比較内容をまとめると、機能や遊びやすさはこんな感じです。

上記のとおりです。

なので、素直に「NEWくみくみスロープ」を買うほうがいいんじゃないでしょうか?

ビー玉スロープをおすすめできる人

「ビー玉スロープ」はくみくみスロープを気に入るか試したいけど、近所にダイソーしかない場合におすすめです。

繰り返しですが、このおもちゃを買うくらいなら「NEWくみくみスロープ」を買うほうがいいですし、お試しなら「ブロックタワーボール」がいいです。

どうしても、近所にダイソーしかない場合にお試しとして買うのならアリです。110円(税込)なので。

また、NEWくみくみスロープは下記の記事で詳しくレビューしているのであわせてご覧ください。

結論:かなり微妙なスロープトイ

本記事は「ビー玉スロープ」をエンジニア目線でレビューをしました。

セットも1種類しかなく、組み換えて遊ぶ楽しさがないので、スロープトイ(玉転がしおもちゃ)の魅力がないおもちゃでした。

Seriaの「ブロックタワーボール」も惜しい感じだったので、素直に「NEWくみくみスロープ」を買うほうがいいですよ。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

メリット
  • 低価格
デメリット
  • パーツの精度がイマイチ
  • 安定感に欠ける
  • パーツの種類が少ない
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