以前レビューした「F503i」にはLEDが3つ搭載されており、それぞれ自由に光らせることができます。
▼本記事の内容
- 【小学8年生|F503i】LEDの使い方【つける/けす、あかるさ】
LEDを使いこなせたら色々便利です。
特定の処理が動いてるときにLEDを点灯させるようにすれば、期待する処理が実行されているかの確認に使えます。
最初にLEDを使いこなせるようになると、このあとのプログラミングが便利になりますよ。
【小学8年生|F503i】LEDの使い方【つける/けす、あかるさ】
F503iには3つのライト(LED)があります。
ライト(LED)を使ってできること
ライトを使うと下記のようなことができます。
- 光を検知したらLEDをつける
- 音楽に合わせてLEDを点滅させる
- 周りの明るさにあわせてLEDの明るさを変える
上記のとおりです。ぜひ、使い方をマスターしましょう!
「ライトをつける/けす」ブロック
この命令は指定したライト(LED)をつけたり、消したりできる命令です。
入力範囲
入力(選択)できる命令の意味は次のとおりです。
- ライトをつける・・・最大の明るさで点灯する
- ライトをけす・・・ライトが消える
「ライトをつける」でライトをつけると「ライトをけす」などでライトを消さない限り、ライトは点灯し続けます。
プログラム例
ライト1(左)とライト3(右)を点灯させて、ライト2(中央)だけ消す(点灯させない)プログラム例です。
実行結果はこちら。
ちゃんとライト1(左)とライト3(右)が点灯して、ライト2(中央)だけ消えています。
「ライトの明るさを◯にする」ブロック
この命令は指定したライト(LED)の明るさを256段階で指定できる命令です。
入力範囲
入力できる数値の意味は下記の通りです。
- 0未満:0と同じ
- 0:点灯しない
- 1:最小の明るさで点灯
- 255:最大の明るさで点灯
- 256以上:255と同じ
ちなみに、小数(1.5とか)を指定してもエラーにならず動作します。ですが、1と1.5は同じ明るさのように見えたので、小数点以下は切り捨てられるんじゃないかなと。
そして、「ライトをつける/けす」ブロックと「ライトの明るさを◯にする」ブロックの関係は下記のとおりです。
- ライトをつける = ライトの明るさを255にする
- ライトをけす = ライトの明るさを0にする
です。
プログラム例
ライト1、ライト2、ライト3の明るさをそれぞれ変えるプログラム例です。
実行結果はこちら。
ライト1、2、3の順に明るくなっていることがおわかりいただけるかなと。写真だとわかりにくいですが、ライト1(左)はちゃんと光ってます!
まとめ
本記事のおさらいです。
- 「ライトをつける/けす」でライトをつけたり消したりできる
- 「ライトをつける」を使うと消さない限り、点灯し続ける
- 「ライトの明るさを◯にする」は0~255で明るさを指定できる
- 「ライトをつける」の明るさは255を指定したときと同じ
- 「ライトをけす」の明るさは0を指定したときと同じ
上記のとおりです。
他の使い方
他の使い方は下記の記事にまとめています。
それでは、F503iを楽しんでください(^_^)/~