電脳サーキットが気になるんだけど、どれがいいかな?そもそも全部で何種類あるんだろう?それぞれの違いを知りたいな。詳しく比較した上でオススメを教えてくれると助かります。
こんな疑問にお答えします。
- 電脳サーキットはどれがいい?おすすめは?【結論:電脳サーキット 100】
- 電脳サーキット全9種類を徹底比較
- 電脳サーキット全9種類を紹介【100・300・500の違いも】
電脳サーキットシリーズは全部で10種類あります。ただ、現時点では9種類しか取り扱いが無いようです。
これだけ多いとそれぞれどういう違いがあるのかわかりにくいですよね。なので、それぞれの違いを比較してコスパや内容をまとめました!
実際に電脳サーキットを遊んでみたエンジニアの私が詳しく解説します。
電脳サーキットはどれがいい?おすすめは?【結論:電脳サーキット 100】
結論から言うと、最初に買うなら「電脳サーキット 100」が良いですよ。
理由は次のとおり。
- 価格が一番安い
- 価格の割に実験数が多い
- 価格の割にパーツ数が多い
それぞれ解説します。
理由1:価格が一番安い
「電脳サーキット 100」は価格が一番安いです。しかも、唯一10,000円未満です。
安さは正義です。
理由2:価格の割に実験数が多い
電脳サーキットは色々な回路を作って実験を楽しむSTEAMおもちゃです。
「電脳サーキット 100」は価格に対して実験数が3番目に多いです。これなら十分に満足できるはず。
理由3:価格の割にパーツ数が多い
様々な実験をするにはパーツ数が多いほど良いです。
「電脳サーキット 100」は価格に対してパーツ数が1番多いです!
実はコスパ抜群なんです。
電脳サーキット全9種類を徹底比較
と、ここまでは私のおすすめできるキットを紹介しましたが、それぞれ好みやニーズは違うと思うので、全9種類を詳しく比較していきます。
まずは、現時点で販売されているキットを紹介しますね。
現時点で販売されている種類を確認
日本で販売されている電脳サーキットは次の9種類です
電脳サーキット 100 シンプルな入門用キット |
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電脳サーキット 300 100に追加パーツを加えたキット |
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電脳サーキット 500 300に追加パーツを加えたキット |
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電脳サーキット イルミナ 光をテーマにしたキット |
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電脳サーキット 3D 立体回路をテーマにしたキット |
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電脳サーキット クリーンエネルギー 発電をテーマにしたキット |
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電脳サーキット プレイ 電子ゲームをテーマにしたキット |
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電脳サーキット メカニック ギアを使うメカをテーマにしたキット |
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電脳サーキット マイホーム 家の中をテーマにしたキット |
ニーズにあわせた選び方
一応、先に、ニーズにあわせた選び方をまとめると次のとおりです。
- まずはお試ししたい
電脳サーキット 100 - AMラジオを作ってみたい
電脳サーキット 300 - 大ボリュームのキットがいい
電脳サーキット 500 - カラフルな光の回路を作りたい
電脳サーキット イルミナ - プロジェクターの回路を作りたい
電脳サーキット 3D - 太陽光や風力発電を学びたい
電脳サーキット クリーンエネルギー - 電子ゲームを作ってみたい
電脳サーキット プレイ - ギアや滑車などの力学を学びたい
電脳サーキット メカニック - 家の中の装置を再現したい
電脳サーキット マイホーム
とはいえ、色々比較して決めたいと思うので詳しく紹介しますね。
比較・選ぶポイントは次の3つ
私が電脳サーキットで遊んでみて感じた選ぶポイントは次の3つです。
- ① 実験数
- ② パーツ数
- ③ 価格
選ぶポイント①:実験数
実験数が多いとそれだけ長く遊べますし、それだけ電気のことに詳しくなれます。
少ないパーツ数でも組み合わせ方で色々な回路が作れるので、どれを買うか迷ったら実験数が多いものを選ぶといいですよ。
選ぶポイント②:パーツ数
パーツ数が多いと色々な回路を作れますし、それぞれのキットに特徴的なパーツがあります。
なので、作ってみたい回路のパーツで選ぶのもありです。
選ぶポイント③:価格
とはいっても、やっぱり価格は大事です。
なので、実験数あたりの価格とパーツ数あたりの価格もあわせて比較しますね。
概要を比較
それぞれの価格や実験数、パーツ数を比較すると次のとおりです。
商品名 | 希望小売価格 (税込) |
実験数 | パーツ数 (種類数) |
特徴 |
100 | 6,490円 | 101 | 32(23) | 一番シンプル |
300 | 12,491円 | 305 | 61(43) | AMラジオを作れる |
500 | 17,991円 | 511 | 73(51) | 実験数が最大 |
イルミナ | 16,490円 | 182 | 54(44) | 光がカラフル |
3D | 13,140円 | 159 | 60(31) | 立体回路を作れる |
クリーンエネルギー | 15,791円 | 133 | 50(36) | 風力・太陽光発電を体験できる |
プレイ | 15,340円 | 203 | 36(27) | 電子ゲームが作れる |
メカニック | 16,440円 | 168 | 62(49) | ギアを使ってメカを作れる |
マイホーム | 13,591円 | 34 | 63(35) | 家の中の装置を再現 |
そして、実験数あたりの価格とパーツ数あたりの価格は次のとおりです。
商品名 | 実験数あたりの価格 (価格/実験数) |
パーツ数あたりの価格 (価格/パーツ数) |
100 | 約64円 | 約203円 |
300 | 約41円 | 約205円 |
500 | 約35円 | 約246円 |
イルミナ | 約91円 | 約305円 |
3D | 約83円 | 約219円 |
クリーンエネルギー | 約119円 | 約316円 |
プレイ | 約76円 | 約426円 |
メカニック | 約98円 | 約265円 |
マイホーム | 約400円 | 約216円 |
実験数が一番お得なのは「電脳サーキット 500」ですね。圧倒的です。
そして、パーツ数が一番お得なのは「電脳サーキット 100」です。一番安い上に、パーツ数が多いので、初めて買う方にうれしい仕様です。
と、データをもとに比べましたが、次は各キットの特徴を紹介しますね。
電脳サーキット全9種類を紹介【100・300・500の違いも】
それぞれの特徴を紹介するので、好みのキットを選ぶ参考にしてくださいm(_ _)m
電脳サーキット 100
「電脳サーキット100」は価格が一番安くて入門用にピッタリのキットです。
モーターやプロペラを使う実験から、音声をスピーカーから鳴らす実験まで基本的な内容が網羅されています。
電脳サーキット 300
「電脳サーキット 300」は電脳サーキット100に追加パーツが加わって実験が305例もある、価格とパーツ数のバランスが良いキットです。
このキットを買うと「電脳サーキット 100」のパーツと実験例が全て含まれます。つまり、「100+追加パーツ=300」ということです。
電脳サーキット 500
「電脳サーキット 500」は電脳サーキット300に追加パーツが加わって実験が511例もある、最強のキットです。
このキットを買うと「電脳サーキット 300」のパーツと実験例が全て含まれます。つまり、「300+追加パーツ=500」ということです。
デメリットは価格(17,991円)ですが、実験数あたりの価格は約35円なので一番オトクです。
電脳サーキット イルミナ
「電脳サーキット イルミナ」は光をテーマにしたキットです。
光ファイバーやカラフルなLEDを使ったキラキラ輝く実験ができます。
電脳サーキット 3D
「電脳サーキット 3D」は立体的な回路を作れるキットです。底面だけでなく、側面や天面まで回路を作ることができます。
例えば、側面と側面の間にセンサーを配置して、そのセンサーに触れると警報を鳴らす回路を作ることができます。
また、プロジェクターが付属するのはこのキットだけです。6種類の絵を投影することができます。
電脳サーキット クリーンエネルギー
「電脳サーキット クリーンエネルギー」は風力発電や太陽光発電を体験できるキットです。
今話題のSDGsを自分で作って学ぶことができます。
電脳サーキット プレイ
「電脳サーキット プレイ」は電子ゲームを作れるキットです。
例えば、LEDディスプレイや押しボタンを使って、記憶ゲームやゾロ目ゲームを作れます。
電脳サーキット メカニック
「電脳サーキット メカニック」はギアを使ってメカを動かせるキットです。
他のキットはライトを点けたり、音を鳴らしたりするものばかりでしたが、このキットはギヤや滑車を使ってからくりを動かしたり、ボールを浮かばせたりします。
電脳サーキット マイホーム
「電脳サーキット マイホーム」家の中にある装置をテーマにしたキットです。
部屋のファンやインターホンを作って遊べますし、家に見立てた立体的な回路を作ることができますよ。
ただ、価格の割には実験数が少ないのがデメリットです。
電脳サーキットのデメリットは?
「電脳サーキットのいい点ばかり書いてあるけど、デメリットは無いの?」と思いますよね?もちろんあります。
一番は価格ですね~。「電脳サーキット 100」以外は全部1万円超えです。
とはいえ、どのキットも実験数が豊富で長く遊べるので、お子さんの将来のことを考えると価格に見合う内容ですよ。
あとは、説明書がちょっとわかりにくいです。回路図はわかりやすいのですが、どういう仕組で回路が動くのかがあまり説明されていないので、そこが残念ポイント。
【まとめ】電脳サーキットの選び方
それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介しましたが、もう一度まとめると次のとおりです。
- まずはお試ししたい
電脳サーキット 100 - AMラジオを作ってみたい
電脳サーキット 300 - 大ボリュームのキットがいい
電脳サーキット 500 - カラフルな光の回路を作りたい
電脳サーキット イルミナ - プロジェクターの回路を作りたい
電脳サーキット 3D - 太陽光や風力発電を学びたい
電脳サーキット クリーンエネルギー - 電子ゲームを作ってみたい
電脳サーキット プレイ - ギアや滑車などの力学を学びたい
電脳サーキット メカニック - 家の中の装置を再現したい
電脳サーキット マイホーム
電脳サーキットの正規輸入代理店は1社だけなので、価格が安くなることはほぼありません。
なので、「買いたいときが買い時」ですので、この機会にぜひ。
お子さんが大きくなるのはあっという間です。
「チャンスを活かせる者は決してチャンスを逃さない」ですよ。