ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!
ころがスイッチシリーズは「考える、組み立てる、試す、直す」の4ステップを通じてプログラミング的思考力が養える人気のプログラミングおもちゃです。
その中でも、パーツ数が一番多く、落下をテーマにしたセットが「ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキット」です。
遊び方は簡単です。ドラえもんのゴールにボールが入るようにコースを組み立てるだけです。特に、改良されたドラえもんゴールが楽しいです!
というわけで本記事では「ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキット」の遊び方から、ネット上の口コミ、オリジナルの作例までエンジニア目線でレビューしていきます!
- スイッチのアクションが面白い
- 自由度が高い
- 様々な感覚が自然と身につく
- その他のブロックが多い
- ブロックの精度が良くなってる
- クリアパーツから不透明パーツに変わっている
- 付属スイッチが少ない
ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキットの基本情報
「ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキット」はドラえもんのゴールにボールが入るようにコースを組み立てるからくり装置タイプのおもちゃです。
商品名 | ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキット | |
メーカー | ㈱バンダイ | |
ブランド | ころがスイッチ | |
希望小売価格(税込) | 11,000円 | |
対象年齢 | 3歳以上 | |
使用電池 | 不要 | |
必要な工具 | 不要 | |
可能な基本処理 | 順次/ |
|
教材 | 作例集(5例) | |
デバイス | 不要 | |
プログラミング方法 | アンプラグドプログラミング(パーツを組み立てる) |
このおもちゃでできること
できることは下記のような「からくり装置制作」です。
- スタートからゴールまでボールが転がるようにコースを作る
- いろいろな種類のパーツを組み合わせてからくり装置を作る
- スイッチアクションを使ったコースを作る
ボールをゴールまで到達させるためにどういうコースを作ればいいか考えることでプログラミング的思考力を養います。
ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキットの内容物
まずは、パッケージから。同じ価格帯の「デラックスキット」からデザインが大幅に変更されています。
内箱があります。
内容物一覧の1枚目です。4種類、4個のアクションスイッチがあります。
内容物一覧の最後です。コースを作るためのパーツが15種類、計138個あります。ドラえもんはゴールパーツです。
これまでの商品と違って、部品が不透明になりました。
各スイッチを紹介しますね。
「タイムマシン」です。ボールが転がるとタイムマシンが押されて前へ進みます。その後、自動で戻ります。
「空気砲」です。ボールを大きくジャンプさせます。
初登場の「雲かためガス」です。ボールが転がるとのび太くんとしずかちゃんが回転します。
「タイムふろしき」です。ボールを左右に振り分ける事ができます。
残りの主要なパーツを紹介しますね。
まずはボールです。中には金属が入っており、しっかり転がるようになっています。
大きさは19.8mmです。中くらいのビー玉サイズです。
そして、スタートパーツです。ここにボールを入れてスタートさせます。
ドラえもんゴールです。これまでと違い、ゴールすると旗をあげるようになりました。
ちなみに、旗に貼るシールは2種類から選べます。
あと、ブロック3段分のタワーブロックが追加されているので、かなり便利になりました!
また、本キットで重要なパーツがストップパーツです。これはボールを真下に落とすことができます。
最後は説明書です。ルビが振ってあるのでお子さんだけでも読めるでしょう。一応ミッションとして遊び方が5問あります。
ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキットの遊び方・レビュー
というわけで、実際にコースを作ってみました。
▼ボールがカタカタ!小さなタワーをつくろう(Mission 2)
▼どちらが先にゴールするかな?(Mission 3)
▼史上最高!?スーパートールコース!(Mission 5)
▼オリジナル作例1
ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキットの口コミ・デメリット
ネット上の口コミを探しましたが見つかりませんでした。発売して間もないからでしょう。なので、私が感じたデメリットを詳しく解説します。
- クリアパーツから不透明パーツに変わっている
- 付属スイッチが少ない
それぞれ解説します。
クリアパーツから不透明パーツに変わっている
スイッチやその他のパーツを含めて、クリアパーツだったものが不透明パーツに変わっています。
特にタイムふろしきは、不透明になったことで内部の動きが見えなくなりました。
付属スイッチが少ない
最上位の価格帯であるにも関わらず、スイッチの数が4個は少ないです。
とはいえ、その他のブロック数は最大ですし、新しいどらえもんゴールはギミックが改良されているので、そこまで悪くないです。
ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキットのメリット
私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。
- スイッチのアクションが面白い
- 自由度が高い
- 様々な感覚が自然と身につく
- その他のブロックが多い
- ブロックの精度が良くなってる
いくつか説明しますね。
スイッチのアクションが面白い
ドラえもんの道具をモチーフにしたスイッチのアクションが面白いです。
特にタイムふろしきの「ボールが入るたびに転がる方向が変わる仕掛け」は面白いですよ。
スイッチにボールが入るとどういう仕組みでどういう出力(ボールが加速する、ボールが上がるなど)になるのか考えることはプログラミングの関数を考えることと同じです。
自由度が高い
プログラミングおもちゃの中でも自由にブロックを組み換えられるのは嬉しい特徴です。
様々な感覚が自然と身につく
ころがスイッチドラえもんで遊んでいると、距離感覚や同時処理などの様々な感覚が自然と身につきます。
その他のブロックが多い
その他のブロック数がころがスイッチどらえもんシリーズの中で一番多いです。
ブロックの精度が良くなってる
これまでは、ブロックが固かったり、緩かったりしたのですが、ちょうどいい固さに改良されています。
ころがスイッチドラえもんシリーズの比較
最後に、ころがスイッチドラえもんシリーズの比較です。
商品名 | 希望小売価格 (税込) |
難易度 | スイッチ数 (種類数) |
他のパーツ数 (種類数) |
総パーツ数 (種類数) |
ファーストキット | 4,378円 | ビギナー | 2(2) | 30(13) | 32(15) |
ワープキット | 6,578円 | ベーシック | 5(5) | 64(12) | 69(17) |
ジャンプキット | 4(4) | 64(12) | 68(16) | ||
ボックス ステージキット | 8,580円 | 5(5) | 74(13) | 79(18) | |
デラックスキット -スーパー空気砲スイッチ- |
10,780円 | チャレンジ |
5(5) | 76(12) | 81(17) |
デラックスキット | 9(8) | 112(13) | 121(20) | ||
ボリューム デラックスキット | 8(7) | 120(14) | 128(21) | ||
スイッチタワーキット | 11,000円 | 4(4) | 138(15) | 142(19) |
と、表だけ見せられても困ると思うので、簡単にまとめると次のとおりです。
- お試しで購入してみたいなら
「ファーストキット」 - 安くてスイッチの数が多いものなら
「ワープキット」 - 迫力のあるコースを作りたいなら
「ジャンプキット」 - 収納ケースも欲しいなら
「ボックス ステージキット」 - ハイテクスイッチが欲しいなら
「デラックスキット-スーパー空気砲スイッチ-」 - スイッチのコスパが高いものなら
「デラックスキット」 - 一つで満足したいなら
「ボリュームデラックスキット」 - ブロックパーツを追加したいなら
「スイッチタワーキット」
詳しい比較は下記の記事に書いています。気になる方はどうぞ。
ドラえもんのころがスイッチはどれがいい?【全8種類の違いを比較】
ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキットをおすすめできる人
「ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキット」は既にころがスイッチシリーズを持っていて、その他のパーツをたくさん追加したいお子さんにおすすめです。
「スイッチタワーキット」は最初に買うキットというより、追加で買うキットですね。
やっぱりスイッチの数が少ないので、「デラックスキット」や「ワープキット」などと組み合わせる方が楽しいです。
結論:ドラえもん旗あげゴールが楽しいキット
本記事は「ころがスイッチドラえもん スイッチタワーキット」をエンジニア目線でレビューをしました。
ころがスイッチシリーズは1年くらい新商品が発売されてなかったので、生産終了したんじゃないかと心配していましたが、安心しました。
これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。
- スイッチのアクションが面白い
- 自由度が高い
- 様々な感覚が自然と身につく
- その他のブロックが多い
- ブロックの精度が良くなってる
- クリアパーツから不透明パーツに変わっている
- 付属スイッチが少ない