embotはダンボールでロボットを作り、スマホやタブレットでプログラミングして遊ぶプログラミングおもちゃです。
実は、作った作品を登録できる公式サイト「embot図鑑」というものがあり、他者の作品が見れる上、公式YouTube番組で紹介されることもあります。
本記事では公式YouTube番組で紹介された私の作品「バイナリタイマー」の改良版の作り方を紹介します。
- 【embot】バイナリタイマーVer.1.5の作り方【型紙あり】
誰でも簡単に真似できるように詳しく解説しているので、ぜひ最後までご覧くださいm(_ _)m
【embot】バイナリタイマーVer.1.5の作り方【型紙あり】
作品概要
この作品は7秒を計ってくれるカウントダウンタイマーです。ただし、2進法で表現しています。
まずは動きを見てみてください。
2進法とは0と1の2つの文字で数を表す方法です。普段使うのは10進法ですね。10進法は0~9の10個の文字で数値を表す方法です。
それぞれを対応表にすると下記の通り。
| 10進法 | 2進法 |
| 0 | 000 |
| 1 | 001 |
| 2 | 010 |
| 3 | 011 |
| 4 | 100 |
| 5 | 101 |
| 6 | 110 |
| 7 | 111 |
特徴・ポイント
以前もバイナリタイマーを作ったのですが、その時からいくつか改良しています。
- 0を表示するように変更
- カウントアップタイマーも実装
- 型紙化
0を表示するように変更
以前は0を表現するときは棒を倒すだけだったのですが、文字の0が表示されるようにしました。
カウントアップタイマーも実装
プログラムを改良して、カウントダウンだけでなく、カウントアップ(0から7まで数える)タイマーも作りました。
型紙化
誰でも真似できるように作品を型紙化し、印刷して切って組み立てるだけで作れるようにしました。
必要なもの
組み立てに必要なものは次のとおりです。
embotスターターキットだと、モーターを2個までしか使えないので、embot+が必要です。
また、角度サーボモーターは全部で3個必要なので、embot+スターターキットに付属する2個に加えてもう1個用意してください。
そして、型紙は家庭用プリンターで印刷できるペーパークラフト用紙が売ってあるので、それに印刷してください。私は下記のものを使用しています。
作り方
まず、型紙を下記よりダウンロードし、ペーパークラフト用紙に印刷します。
印刷したら、太い線に沿って切り取り、点線に沿って折り曲げて組み立てます。
台座は3つのパーツをそれぞれ三角形に折って、3つをくっつけます。
数字部分にはサーボホーンを貼り付けます。
完成するとこんな感じです。配線や角度サーボモーターの取り付けに注意してください。
プログラム
そして、プログラムはけっこう凝ってまして、関数呼び出しをうまく活用しています。
タイマーは付箋で1~7秒を設定することができ、その値をチェックしてfunctionのスタート位置を決定しています。(if文)
function1は2進法で1を作り(サーボ1だけ立てる)、1秒待ち、0秒を作り、音を鳴らしています。そして、function2は2進法で2を作り(サーボ2だけ立てる)、1秒待ち、function1を呼び出しています。
このように、前の数値を作る関数を呼び出すことで、少ないプログラムで複雑な仕様を実現しています。
プログラムを実行すると下記のとおりです。
そして、今回は新しくカウントアップタイマーも作りました。メインのプログラムは同じで、各functionの内容を逆にするだけです。
つまり、functionの内容は下記のとおりです。
| function | 処理内容 |
| 1 | 7を表示し、音を鳴らす |
| 2 | 6を表示し、function1を呼び出す |
| 3 | 5を表示し、function2を呼び出す |
| 4 | 4を表示し、function3を呼び出す |
| 5 | 3を表示し、function4を呼び出す |
| 6 | 2を表示し、function5を呼び出す |
| 7 | 1を表示し、function6を呼び出す |
プログラムを実行すると下記のとおりです。
まとめ
今後も簡単に真似できるように型紙を用意していくので、作品づくりの参考にしていただければ嬉しいです!
それでは、embotを楽しんでください(^_^)/~


