ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!
知育おもちゃとしてだけでなくプログラミングおもちゃとしても人気なのが、くもんの「NEWくみくみスロープ」です。
そのくみくみスロープに似ていながら、価格が約5分の1という驚異のおもちゃが西松屋の「つなげてコロコロ」です。
しかも、パーツ数は68個で、くみくみスロープの57個よりも多いです。
遊び方は簡単です。ゴールにボールが入るようにコースを組み立てるだけです。
というわけで本記事では、「つなげてコロコロ」の遊び方からネット上の口コミ、くみくみスロープとの互換性や違いについても、エンジニア目線でレビューしていきます!
- 低価格
- 自由度が高い
- パーツが薄くて割れそう
- ビー玉が最後まで転がらない
- バリが多い
つなげてコロコロの基本情報
「つなげてコロコロ」はゴールにボールが入るようにコースを組み立てるからくり装置タイプのおもちゃです。コースは自由に作れますし、ボールの転がる音が心地良いですよ。
商品名 | つなげてコロコロ | |
メーカー | ㈱西松屋チェーン | |
ブランド | Smart Angel | |
希望小売価格(税込) | 988円 | |
対象年齢 | 3歳以上 | |
使用電池 | 不要 | |
必要な工具 | なし | |
可能な基本処理 | 順次/ |
|
教材 | 作例集(5例) | |
デバイス | 不要 | |
プログラミング方法 | アンプラグドプログラミング(パーツを組み立てる) |
このおもちゃでできること
できることは下記のような「からくり装置制作」です。
- スタートからゴールまでボールが転がるようにコースを作る
- いろいろな種類のパーツを組み合わせてからくり装置を作る
ボールをゴールまで到達させるためにどういうコースを作ればいいか考えることでプログラミング的思考力を養います。
つなげてコロコロの内容物
まずは、パッケージはこんな感じです。けっこうコンパクトです。
中身です。
内容物一覧の1枚目です。全部で68ピースです。種類はまあまあ多いので、いろんな作品を作れますよ。
一部のパーツは組み立て式でして、けっこう小さいパーツがあります。これは大人の方が組み立てて上げたほうがいいでしょう。
主要なパーツを説明しますね。
ビー玉は30個付属します。ただ、きれいな球体じゃないものが多かったので、途中で止まることがありました。
ビー玉の大きさは約11.8mmです。かなり小さいビー玉です。
説明書は付属せず、パッケージ裏の作例を見ながら組み立てます。全5作例が載っています。
つなげてコロコロの遊び方・レビュー
というわけで、実際にコースを作ってみました。
▼40ピースのコース
▼68ピース(全ピース)のコース
また、全ピース使ったコースのサイズはこんな感じです。
つなげてコロコロの口コミ・デメリット
ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。
- パーツが薄くて割れそう
- ビー玉が最後まで転がらない
- バリが多い
それぞれ検証したので詳しく解説します。
パーツが薄くて割れそう
これは私も感じました。
パーツが薄いし、硬質素材でできているので、簡単に「バキッ」っといきそうです。
実際に割れたわけではないのですが、丁寧に扱う必要がありますね~。
ビー玉が最後まで転がらない
これは私の感想ですが、高確率でビー玉が途中で止まります。これは致命的です!!
緑のカーブのパーツと赤のカーブのパーツが止まりやすいです。
バリが多い
いくつかのパーツでバリが目立ちました。
なので、事前にデザインナイフなどでカットしてからお子さんに与えたほうがいいかもです。
つなげてコロコロのメリット
私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。
- 低価格
- 自由度が高い
順番に説明しますね。
低価格
価格は類似おもちゃの「NEWくみくみスロープ」の約5分の1で988円(税込)です。
1個110円(税込)の「ブロックタワーボール」よりパーツの精度はいいので、コスパ重視なら「つなげてコロコロ」の方がいいですよ。
自由度が高い
プログラミングおもちゃの中でも自由にブロックを組み替えられるのは嬉しい特徴です。
自由な発想でコースを作れるのでプログラミング的思考力だけでなく創造力も鍛えられるのはいいですね。
つなげてコロコロとくみくみスロープの互換性は?違いは?
くもんの人気玉転がしおもちゃ「NEWくみくみスロープ」と比較しました。
結論から言うと、「玉転がしおもちゃなら、NEWくみくみスロープを買っとけば間違いなし!」です。
理由もあわせて解説します。
概要の比較
パーツ数と価格では「つなげてコロコロ」が勝っていますが、それ以外は「NEWくみくみスロープ」の方がいいです。
商品名 | つなげてコロコロ | NEWくみくみスロープ |
メーカー | ㈱西松屋チェーン | ㈱くもん出版 |
希望小売価格価格(税込) | 988円 | 5,500円 |
対象年齢 | 3歳以上 | 3歳以上 |
作例集 | 5 | 11 |
パーツ数 | 68 | 57 |
パーツの種類 | 12 | 17 |
パーツ精度 | 並 | 高 |
拡張性 | 低 | 高 |
以上をまとめるとこんな感じですね。
- 安くて、そこそこいいもの
「つなげてコロコロ」 - ちょっと高くても、しっかりいいもの
「NEWくみくみスロープ」
遊んでみた感覚としては「NEWくみくみスロープ」の方が圧倒的にいいんですよね。品質も高く、拡張性もあるので。
互換性は?
「つなげてコロコロ」と「NEWくみくみスロープ」の互換性はありません。サイズが全然違います。
「ビー玉スロープ」と「ブロックタワーボール」も一緒に比べてみました。けっこう違うことがわかりますよね。
サイズを比較
サイズ感はこんな感じです。パーツ一つ一つのサイズはけっこう違うのですが、数が多いので、大きなコースが作れます。
つなげてコロコロの類似品
同じ様な玉転がしおもちゃをいくつか紹介します。好みや用途にあわせてお選びください。
ころがスイッチドラえもん ワープキット
「ころがスイッチドラえもん ワープキット」はドラえもんのゴールにボールが入るようにコースを組み立てるからくり装置タイプのおもちゃです。
こちらはコースを上に積み上げていくタイプではなく、横に広げていくタイプの玉転がしおもちゃです。
特に違うのは、アクションパーツがある点です。ドラえもんの秘密道具をモチーフにしたアクションパーツがあるおかげで、ただ玉を転がすのではなく、色々なアクションが楽しいです。
流行りのプログラミング的思考力を養うには「ころがスイッチドラえもん」の方がおすすめですよ。
関連「ころがスイッチドラえもん ワープキット」の詳細レビューはこちら
D-TRAX
「D-TRAX」は100円ショップのダイソーに売ってある、キューブを組み立ててコースを作るタイプの玉転がしおもちゃです。
全6種類あり、1個110円(税込)です。なので、好きなパーツだけ110円単位で買い足すことができる点が特徴です。
しかも、110円にも関わらず、パーツの精度は高いです。しっかりハマるし、簡単に崩れません!
また、問題カードが別売りされており、問題を解くためにコースを作るので、論理的思考力や空間認識力が鍛えられます。
つなげてコロコロをおすすめできる人
「つなげてコロコロ」は低価格で玉転がしおもちゃを遊んでみたいお子さんにおすすめです。
ぶっちゃけ、このおもちゃを買うくらいなら「NEWくみくみスロープ」を買うほうがいいですね~。
パーツの精度や遊びやすさ、大きさなど、価格以外はくみくみスロープの方がいいので。
NEWくみくみスロープは下記の記事で詳しくレビューしているのであわせてご覧ください。
結論:価格相応の玉転がしおもちゃ
本記事は「つなげてコロコロ」をエンジニア目線でレビューをしました。
「低価格の割には遊べるな」という感じですね。私は素直に「NEWくみくみスロープ」を買うほうがいいと思いますよ。
これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。
- 低価格
- 自由度が高い
- パーツが薄くて割れそう
- ビー玉が最後まで転がらない
- バリが多い
▼おすすめプログラミングおもちゃまとめ(年齢別)