ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!
トイオ・プレイグラウンドシリーズは小さなキューブ型ロボットを命令カードの上に乗せることでいろんな動きをするプログラミングおもちゃです。
前作のベーシックとアドバンスはいろんなアクションがある一方、プログラミング感がちょっと少なかったです。
ですが、新作の「トイオ・プレイグラウンド コマンド」は問題とプログラミングが分かれることによって、プログラミング教材としての体験が充実しました。
遊び方は簡単です。スタートからゴールまで進むように、命令カードを並べてロボットに読み取らせるだけです。
というわけで本記事では「トイオ・プレイグラウンド コマンド」の遊び方から、トイオ・プレイグラウンドシリーズの比較、toioシリーズの比較、ネット上の口コミまでエンジニア目線でレビューしていきます!
- キューブだけで遊べる
- 滑り止めがあって遊びやすい
- 基本処理をすべて使える
- 関数を使える
- 問題集が多い
- 記録した命令のリセット方法がイマイチ
- マップが小さい
トイオ・プレイグラウンド コマンドの基本情報
「トイオ・プレイグラウンド コマンド」はパソコンやタブレットなどのデバイスを使わずに、カードを並べてキューブ型のロボットをスタートからゴールまで進むようにプログラミングする画期的なおもちゃです。
| 商品名 | トイオ・プレイグラウンド コマンド |
| メーカー | Sony Interactive Entertainment Inc. |
| ブランド | toio |
| 希望小売価格(税込) | 4,378円 |
| 対象年齢 | 6歳以上 |
| 使用電池 | 不要 |
| 必要な工具 | 不要 |
| 可能な基本処理 | 順次/分岐/反復 |
| 教材 | WEBサイトにあり、別売り教材あり |
| マイコン | オリジナル(付属) |
| 入力装置 | なし(本体を参照) |
| 出力装置 | なし(本体を参照) |
| 音量調整 | 本体を参照 |
| マップ/コース | 3×3マス |
| デバイス | 不要 |
| プログラミング方法 | アンプラグドプログラミング(カードを並べる) |
| 命令の種類 | 22種類 |
| 最大可能命令数 | 60 |
このおもちゃでできること
できることは下記のような「キューブを自由自在に動かすプログラミング」です。
- デバイスを使わずにカードを並べてプログラミング
- ロボットをスタートからゴールまで進めるプログラミング
- プログラムの基本処理の「順次、分岐、反復」を使用するプログラミング
- プログラムに必要な関数を使用するプログラミング
前作より、プログラムを作って動かすという体験が重視されてますよ。
トイオ・プレイグラウンド コマンドの内容物
まずは、パッケージから。思ってたより小さかったです。
内容物一覧です。説明書と命令カードのみです。
命令カードです。マップに配置するアクションカードとプログラムを作る命令カードがあわせて22種類あります。
説明書です。遊び方が書いてあり、チュートリアルも載ってるので使い方はすぐに理解できます。
簡易マップです。小さいので本キットだけで遊ぶには物足りないです。
トイオ・プレイグラウンドを遊ぶために必要なもの
本製品はカードしか入ってないので、本製品だけでは遊べません。別途必要なものは下記の通り。
また、上記2つとトイオ・プレイグラウンド コマンドがセットになった商品もあり、こちらは約3,000円ほど安いです。
トイオ・プレイグラウンド コマンドの遊び方・レビュー
始め方
始め方は次のとおりです。
- キューブをアップデートする
- キューブの電源をONにする
- 命令カードを並べる
- キューブをプログラムの上に置く
- キューブをマップの上に置く
上記のとおりです。
1.キューブをアップデートする
まずはスマホやタブレットのアプリでコンソールとキューブをアップデートします。
2.キューブの電源をONにする
キューブの電源をONにします。
3.命令カードを並べる
命令カードを並べてプログラムを作ります。
4.キューブをプログラムの上に置く
次にキューブを作ったプログラムの上に置きます。すると自動でプログラムを読み取ります。
5.キューブをマップの上に置く
最後に、キューブをマップの「コマンド実行」カードの上に置くとキューブが動き出します。
▼プログラム読み取り~プログラム実行まで
遊び方 ~問題集で遊ぶ方法~
あとは自由にプログラミングして遊ぶだけなんですが、「どうぞ好きにプログラミングしてください」と言われても困りますよね?
なので、いくつか問題集が用意されてます。
- ステージ集(160問+α):無料
- プログラミングブック1(113問):別売り
- プログラミングブック2(30問):別売り
ステージ集は公式サイトから無料でダウンロードすることができます。ただし、本キットに付属のお試し版マップではすべての問題を遊べません。
一方、プログラミングブックは有料ですが、これを買えばすぐに遊べます。この本にマップが印刷されています。
せっかくなら、プログラミングブックを買うほうが良いですよ。長く遊べるので。
遊び方例 ~自由に遊ぶ方法~
とりあえず、プログラミングの基本要素をいくつか試してみました。
▼反復処理を使う例
▼関数を使う例
▼条件分岐を使う例
▼「または(or)」を使う例
ちなみに、「かつ(and)」もあるのですが、こちらは今のところ使えません。厳密には使い道がないということです。これは公式サイトにも書かれています。
遊び方例 ~プログラミングブック(別売)を使う方法~
こちらは本にマップ兼問題が描かれているので、それをそのまま解きます。
まず、マップのスタートとゴールを確認して、どのようなルートを進めるか考えます。
そして、考えたルートを通るようにプログラムを作ります。
あとはキューブにプログラムを読み取らせて実行するだけです。
トイオ・プレイグラウンド コマンドの口コミ・デメリット
ネット上の口コミを探しましたが見つかりませんでした。発売して間もないからでしょう。なので、私が感じたデメリットを詳しく解説します。
- 記録した命令のリセット方法がイマイチ
- アクションが物足りない
それぞれ解説します。
記録した命令のリセット方法がイマイチ
記録カードで記録した命令をリセットするにはキューブを振る必要があるのですが、けっこう激しく振らないとリセットされません。
アクションが物足りない
欲を言えば、音が鳴る命令などもう少し面白い命令があれば良かったかなと。
強いて言えばこれくらいです。基本的にデメリットは無いです。
トイオ・プレイグラウンド コマンドのメリット
私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。
- キューブだけで遊べる
- 滑り止めがあって遊びやすい
- プログラミング感が強くなった
それぞれ解説しますね。
キューブだけで遊べる
コンソールやコントローラーが要らないので、手軽に・気軽に遊べます。
旧作の「GoGoロボットプログラミング」の簡易版といった感じで、手軽に遊べるように改良されていたのは良かったです。
滑り止めがあって遊びやすい
前作から引き続き、カードの裏面には滑り止めがあり、キューブがカードの上を通ってもカードがずれないようになっています。
プログラミング感が強くなった
前作はアクションカードを好きなところに配置してプログラムを作る感じでしたが、それだとちょっとプログラミング感が少なかったんですよね。
ですが本作はプログラムを作る作業と実行する作業が完全に別なので、よりプログラミングを意識します。
トイオ・プレイグラウンドシリーズの比較
トイオ・プレイグラウンドには本記事で紹介しているコマンド以外にベーシックとアドバンスの全3種類があります。
まず、概要は下記の通り。カード一枚当たりの価格はアドバンスが1番お得です。
| 商品名 | コマンド | ベーシック | アドバンス |
| 希望小売価格(税込) | 4,370円 | 3,278円 | 4,370円 |
| 対象年齢 | 6歳以上 | 3歳以上 | 3歳以上 |
| カード枚数 | 92 | 48 | 96 |
| カード種類 | 22 | 22 | 49 |
| 価格/枚 | 約48円 | 約68円 | 約45円 |
アドバンスはベーシックの上位互換版です。ベーシックのカードをすべて含みます。
あと、遊び方はベーシック/アドバンスとコマンドではけっこう違っていて、
- ベーシック/アドバンス:カードを自由に配置してプログラミング
- コマンド:カードを順番に並べてプログラミング
です。
ベーシック/アドバンスは遊びながらプログラミングを体験するという感じですが、コマンドはプログラムを作ることを意識しながらプログラミングを学ぶという感じです。
toioシリーズの比較
toioは本体にカセットを入れて遊ぶ方式の旧シリーズとキューブとカードだけで遊べるトイオ・プレイグラウンドシリーズにわけられます。
全種類はこちらにまとめているのですが、現時点では旧シリーズを新規に購入して遊ぶのは難しいです。なぜなら、コンソールとコントローラーが廃盤になったからです。
なので、これから購入するなら下記の通り。
好みに合わせてお選びください。
トイオ・プレイグラウンド コマンドの総合評価
ダイボイの評価基準でまとめると下記の通りです。
評価軸①:完全初心者でもプログラミングを理解できるか
プログラミングに関する解説はありませんが、問題を解きながら遊ぶことでプログラミングの感覚を身につけることができます。
評価軸②:思いついたことを実現できるか(好奇心を伸ばせるか)
ちょっとだけできます。基本的には問題を解くだけなので自由度は低いですが、プログラムの基本処理は全てできますし、命令も細かいのでいろんなプログラムを作ることができます。
評価軸③:高い買い物が無駄にならないか
けっこう長く遊べます。
拡張性は今のところありませんが、別売りのプログラミングブックや無料の教材を使えば、基本的なものから難しいものまで成長に合わせてステップアップできます。
トイオ・プレイグラウンド コマンドをおすすめできる人
「トイオ・プレイグラウンド コマンド」はパソコンを使うプログラミングの前に、必要最小限の教材で本格的なプログラミングを体験したいお子さんにおすすめです。
前作よりプログラミングをしている感が増したので、「ただ遊んで終わり」じゃなくて次のステップに繋がるおもちゃですよ。
結論:Goロボの簡易版
本記事は「トイオ・プレイグラウンド コマンド」をエンジニア目線でレビューをしました。
随分前にレビューした「GoGoロボットプログラミング」をもっと簡単に遊べるようにしたキットでしたね。
機材が少なくて済むので、夕飯の前とか気軽に取り出して遊べば、プログラミングの習慣がお子さんに身につきますよ。
これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。
- キューブだけで遊べる
- 滑り止めがあって遊びやすい
- 基本処理をすべて使える
- 関数を使える
- 問題集が多い
- 記録した命令のリセット方法がイマイチ
- マップが小さい
▼おすすめプログラミングおもちゃまとめ(年齢別)









