【挑戦】自由研究にロボットプログラミングをおすすめする3つの理由

【挑戦】自由研究にロボットプログラミングをおすすめする3つの理由

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自由研究でロボットのプログラミングをテーマにするのってありかな?ありなら、どういうテーマで研究すればいいか教えて欲しいな。あと、それができるおすすめのロボットはあるかな?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • 自由研究でロボットプログラミングをテーマにするのはありです【理由は3つ】
  • 研究テーマは「身の回りの課題解決」がおすすめ
  • おすすめのプログラミングロボットを紹介

私は大手メーカーでソフトウェアエンジニアを6年以上経験していまして、高専、大学、大学院ではロボットの研究をおこなってきました。

そんな私が解説します。

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自由研究でロボットプログラミングをテーマにするのはありです【理由は3つ】

結論として自由研究でロボットのプログラミングをテーマにするのは大いにありです。

主な理由は次のとおりです。

  • ① ロボットを作る過程とプログラムを作る過程の両方に学びがある
  • ② ロボットプログラミングをテーマにする人が少ない
  • ③ 学校のプログラミング教育が充実するのに時間がかかる

1つずつ詳しく解説します。

① ロボットを作る過程とプログラムを作る過程の両方に学びがある

ロボットプログラミングはロボットを作る過程とロボットをプログラミングする過程の両方に学びがあります。

ロボットを作るにはモーターやセンサーをどのように取り付けたら機能するのか考える必要があるので、自ずと理科の勉強になります。

これは、ゲームやアプリのプログラミングでは体験できません。

また、目の前でロボットが動くので、初心者でも作るべきプログラムをイメージしやすいです。

② ロボットプログラミングをテーマにする人が少ない

みんなのコードのアンケート結果によると学校のプログラミング教育は普及していないようです。

これは小学校の先生をしている友人もそう感じていると言っていました。

なので、ロボットプログラミングを自由研究のテーマにする人は少ないので狙い目です。

③ 学校のプログラミング教育が充実するのに時間がかかる

2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されましたが、前述の通りまだまだ学校でのプログラミング教育は普及していないです。

なので、学校のプログラミング教育を待っていると2025年から始まる「大学入学共通テスト」の情報科目に苦戦するかもです。

では、どうすればいいか?それは小学生のうちからプログラミングに慣れることです。

そのために自由研究を活用するのは有効です。

結論:自由研究でロボットプログラミングをテーマにして先をいこう!

以上の理由から、自由研究でプログラミングできるロボットをテーマにするのは大いにありです。

研究テーマは「身の回りの課題解決」がおすすめ

では、具体的に研究テーマを何にしたらいいかというと、「身の回りの課題解決」がおすすめです。

なぜなら、他の人とかぶりにくいからです。身の回りの課題は人それぞれですからね。

例えば、夜暗くなったときに自動で明かりを点灯させるロボットを作るとか、部屋の温度が高くなったら音で知らせてくれるロボットを作るとかです。

身の回りの出来事に不満や改善点を見つけて自動化できないか考えることはプログラミング的思考の基本です。

それを意識して自由研究に取り組むと有意義な自由研究になりますよ。

身の回りの課題を探す方法は「【一番大事】自由研究でプログラミングをするときのテーマの決め方」で詳しく解説しているので、あわせてご覧くださいm(_ _)m

おすすめのプログラミングロボット

最後に自由研究に最適なプログラミングできるロボットを紹介します。

基本的には高コスパな「Studuino Liteであそぼう!はじめてのプログラミング工作」がおすすめ

自由研究に使うロボットなら「Studuino Liteスタディーノライトであそぼう!はじめてのプログラミング工作」が簡単でおすすめです。

これはブロックタイプのプログラミングロボットで、ロボットを組み立てて、パソコンでプログラミングするキットです。

これをおすすめする理由は次の4点です。

  • 入力装置(センサー類)が豊富
  • 比較的安い
  • 初心者にもわかりやすいテキストが付属
  • プログラムを本体に書き込み可能

入力装置とは押しボタンや距離センサーなどのことです。

これが多いとプログラムの幅が大きく広がります身の回りの情報を使ってプログラムを作ることができるので。

ちなみに、これだけのセンサーを搭載しています。スタディーノライトのマイコン

にも関わらず、希望小売価格は7,700円(税込)で、プログラミングロボットの中では比較的安いです。

また、ブロックタイプなので、好きなようにロボットを組み替えることができる点もクライスメイトと差別化できて良いですね。

あと、付属のテキストがわかりやすいです。

全74ページで、プログラミングソフトの使い方から身の回りのプログラミング例などの説明もあります。

結構分厚いです。

最後に、ちょっと技術的な話ですが、プログラムを本体に書き込みできる点もおすすめの理由です。

プログラムを本体に書き込めない「レゴブースト」などは、ロボットを動作させるときは常にタブレットやPCと接続しておく必要があります。

ですが、「Studuino Liteスタディーノライトであそぼう!はじめてのプログラミング工作」ならその必要がなく、ロボットの電源をいれるだけで書き込んだプログラムを実行してくれるので実験がやりやすいです。

というわけで「Studuino Liteスタディーノライトであそぼう!はじめてのプログラミング工作」がオススメなんですよね。

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関連Studuino Liteスタディーノライトであそぼう!はじめてのプログラミング工作」の詳細レビューはこちら

embot+ スターターキットも自由研究にもってこい

とは言っても、なるべくクラスメイトと違うものを使いたいでしょうから、他のプログラミングロボットも紹介します。

まずは、「embot+エムボットプラス スターターキット」です。embot+スターターキットの正面

これの特徴は何と言っても、ダンボールでロボットを作れる点です。モーターで腕を動かすことができます。

家にある材料で自由にロボットを作れるので、クラスメイトとかぶる心配はほとんど無いでしょう。

ただ、ロボットを動作させるときは常にタブレットと接続しておく必要があります。embot+コアの追加

その分、タブレットの情報を活用したプログラミングができるメリットがあります。

例えば、タブレットを傾けたらロボットの腕を動かすなどです。

今まではダンボールや空き箱で作ったものを動かすことはできませんでしたが、embot+を使えば動かすことができるので画期的です!

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関連embotエムボット スターターキット」の詳細レビューはこちら

高機能なロボットだとmBot2もあり

最後に紹介するのは「mBot2エムボット2」です。これは組み立て式のロボットカーです。mBot2の前

今までのものに比べて高額ですが、性能はダントツです。

ロボットの頭脳であるマイクロコンピュータ(マイコン)に入力装置が8種類もあります。mBot2のCyberPi

なので、雨音が聞こえてきたらLEDを光らせてお知らせするプログラムなどを作ることができます。

また、付属するモーターはこれまでの2つと違って、エンコーダモーターが使われています。mBot2のエンコーダモーター

エンコーダモーターとは回転する角度速度を指定できるモーターです。なので、タイヤを45度だけ回転させるような細かな制御ができます。

また、別売りでメーカー公認の教材があるので、あわせて購入すると役に立ちますよ。mBot2の公認教材

関連mBot2エムボット2」の詳細レビューはこちら

結論:基本的にはスタディーノライトがおすすめ

色々紹介しましたが、結局どれを選べばいいか迷いますよね。なので、簡単にまとめると次のとおりです。

上記のとおりです。

自由研究はスタートダッシュが大事です。夏休み終盤になってから焦らないようにご注意ください。

あと、自由研究の進め方やまとめ方は「【具体例7つ】自由研究でプログラミングをしたときのまとめ方を解説」に詳しく書きましたので、先にこの記事を読んでからどのロボットにするか選ぶのもいいですよ。

では、自由研究を楽しんでください(^_^)/~

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