
プログラミング言語って何かな?
こんな疑問にお答えします。
というわけで、本記事の内容は次のとおりです。
- 【初心者向け】プログラミング言語をわかりやすく解説【概念を理解】
結論から言うと、プログラミング言語とは「人間がコンピューターに命令を出すときの言葉(文法)」です。
プログラミング言語には色々な種類があり、作るものによって向き不向きがありますが、プログラミング言語を使ってプログラミングし、コンピューターが動作する仕組みは同じです。
そんなプログラミング言語をエンジニアの私がわかりやすく解説するので最後までご覧くださいm(_ _)m
【初心者向け】プログラミング言語をわかりやすく解説【概念を理解】
繰り返しですが、プログラミング言語とは「人間がコンピューターに命令を出すときの言葉(文法)」です。
コンピューターは機械です。自分で考えて働いてくれるわけじゃありません。ちゃんと働いてもらうためには人間が命令しないといけません。
その時に使用するのがプログラミング言語です。
人間がコンピューターに命令する仕組み
もう少し踏み込んで、人間がコンピューターに命令する仕組みを解説します。
人間がコンピューターに命令するときの流れはこんな感じです。
それぞれの要素を1つずつ解説しますね。
コンピューターを動かす言語:機械語
コンピューターはコンピューター専用の言語「機械語(マシン語)」で動いています。
機械語は0と1の数字の羅列です。なぜかというと、コンピューターは情報(データ)を2進法で扱っているからです。
例えば、私達に「A」と見えている文字は、コンピューターの中では「01000001」として扱われています。
コンピューターの情報(データ)の扱い方については「【初心者向け】パソコンのビットとバイトをエンジニアが丁寧に解説」に書いているのであわせてご覧ください。
機械語より人間にわかりやすい言語:プログラミング言語
人間がこの0と1の数字の羅列でコンピューターに命令するのはかなり大変ですよね?
なので、もう少し人間にわかりやすいようにした言語がプログラミング言語です。
C言語やJava、Pythonなど色々な種類があります。主に英単語や記号で書かれています。
(厳密にはプログラミング言語と開発環境が統一されたソフトウェアです。)
では、コンピューターはプログラミング言語を理解できるのか?と問われると、、、できないんです。
なぜならコンピューターが理解できるのはあくまで0と1で書かれた機械語だけだからです。
英単語で書かれているプログラミング言語は理解できません。
プログラミング言語を機械語に翻訳:コンパイラ
となると必要になるのがプログラミング言語を機械語に翻訳(変換)する作業です。
これをやってくれるのが「コンパイラ」というソフトウェアです。
そしてプログラミング言語を機械語に翻訳する作業をコンパイルといいます。
プログラミングを勉強しているとよく出てくる単語なので覚えておきましょう。
作る物にあわせてプログラミング言語を選ぼう!
これまでをおさらいすると次のとおりです。
- 機械語:コンピューターが理解できる言語
- プログラミング言語:人間がコンピューターに命令を出すときの言葉(文法)
- コンパイル:プログラミング言語を機械語に翻訳する作業のこと
- コンパイラ:コンパイルするソフトウェア
上記の通りです。
プログラミング言語には色々な種類がありますが、どんなプログラミング言語でプログラムを書いても最終的には機械語にコンパイルされてコンピューターは動作します。
プログラミング言語は作る物によって向き不向きがあるので、作りたい物に合わせてプログラミング言語を勉強しましょう!