【パソコン用】オフライン版「MakeCode」の導入手順

【パソコン用】オフライン版「MakeCode」の導入手順

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micro:bitをパソコンで遊ぶには、専用アプリをインストールしてオフラインでプログラミングする方法とWEBブラウザを使ってオンラインでプログラミングする方法があります。

本記事では、専用アプリをインストールしてオフラインで遊ぶ方法を解説します。

本記事の内容
  • 【パソコン用】オフライン版「Microsoft MakeCode for micro:bit」の導入手順

専用アプリは「Microsoft MakeCodeマイクロソフト メイクコード for micro:bitマイクロビット」といいます。

実際に専用アプリを導入して、プログラミング、プログラムの転送、プログラムの実行をやってみた手順を解説します。

オフライン版が使えるのはWindows パソコンのみです。
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【パソコン用】オフライン版「Microsoft MakeCode for micro:bit」の導入手順

パソコンのオフラインでmicro:bitを遊ぶ手順は次のとおりです。

  1. 専用アプリをダウンロード
  2. 専用アプリを起動
  3. PCにmicro:bitを接続
  4. 専用アプリでプログラミング
  5. プログラムを専用アプリからmicro:bitへ転送

1つずつ画像多めで解説しますね。

1.専用アプリをダウンロード

まずは、公式サイトにアクセスします。
公式サイトはこちら

そして、公式サイトの中段の方へスクロールします。

中段の[micro:bit アプリのダウンロード]をクリックします。

すると、Microsoft Storeに移動するので、[Get in Store app]をクリックします。

この画面が出たら[Microsoft Storeを開く]をクリックします。

小さなウインドウが開くので[入手]をクリックします。

しばらく待ちます。

ダウンロードが完了すると[開く]をクリックして、専用アプリを起動します。

2.専用アプリを起動

専用アプリが起動したら、初期設定をしましょう。

専用アプリが起動するとこんな感じです。

まず、右上に表示される内容を確認しましょう。これは好みで設定してください。

ちなみに、それぞれの意味は次のとおりです。どれも、このアプリを簡単に起動するための設定です。

▼タスクバーにピン留めする

個人的にはこれだけ許可しておけばいいと思います。

▼スタートにピン留めする

▼デスクトップショートカットを作成する

▼デバイスログイン時の自動開始・・・PCを起動してログインするとこのアプリが起動する

次は翻訳の設定をします。これもお好みでどうぞ。

以上が初期設定です。

3.PCにmicro:bitを接続する

次はPCとmicro:bitをUSBケーブル(USB-TypeA ⇔ micro USB-TypeBケーブル)で接続します。接続するとmicro:bitの電源が入り、PC上にmicro:bitのフォルダが開きます。

開いたmicro:bitのフォルダはこんな感じです。(環境によってはD:ドライブとは限りません)

初めてPCに接続するときは表示までに少し時間がかかるかもですが、2回目以降は一瞬です。(初回は自動セットアップが動くので)

4.専用アプリでプログラミング

次はプログラミングしていきましょう!動作確認のためにLEDディスプレイに「Hello!」と表示するプログラムを作ります。

トップ画面から[新しいプロジェクト]をタップします。

好きな名前をつけます。今回は「test」にしました。そして、[作成]をタップします。

あとは、自由にプログラミングします。

作ったプログラムはこんな感じです。

ここまでで、micro:bitのプログラムが完成です。

5.プログラムを専用アプリからmicro:bitへ転送

micro:bitへプログラムを転送する方法は2種類あります。

  • A.ファイルをドラッグ&ドロップでコピーする方法
  • B.専用アプリから直接ダウンロードする方法

それぞれ、メリットとデメリットがあるので好みに合わせて活用ください。それぞれ解説します。

A.ファイルをドラッグ&ドロップでコピーする方法

この方法は、作ったプログラムをPCに保存(ダウンロード)して、そのプログラムファイルをmicro:bitへコピーすることで転送します。

メリットとデメリットは次のとおりです。

  • メリット:作ったプログラムがPCに保存される
  • デメリット:手順が少し多い

では、具体的な手順を見ていきましょう。

まず、[保存ボタン]をクリックして、先程作ったプログラムを保存します。

保存(PCへダウンロード)が完了するとこんな画面になります。

上部に表示されるダウンロード履歴画面の[フォルダボタン]をクリックします。

すると、プログラムの保存フォルダが開きます。

ほとんどの場合は「C:\Users\ユーザー名\Downloads」に保存されるはずです。

そして、保存したプログラムファイルをmicro:bitのフォルダにドラッグ&ドロップでコピーします。(micro:bitをPCに接続したときに表示されたフォルダです。)

しばらく待ちます。

コピーが完了すると、micro:bitが再起動し、プログラムが実行されます。

↑「Hello!」の「H」が表示されている様子

元の画面の「ダウンロード完了…」画面は[完了]をクリックして閉じましょう。

これが「ファイルをドラッグ&ドロップでコピーする方法」です。

B.専用アプリから直接ダウンロードする方法

この方法は、作ったプログラムをmicro:bitに直接ダウンロードする方法です。

メリットとデメリットは次のとおりです。

  • メリット:1クリックでプログラムを転送できる
  • デメリット:初回のみペアリングが必要、PCにプログラムが残らない

まずは、ペアリング設定をしましょう。これは初回のみ必要な手順です。

右上の[設定ボタン]をクリックして、設定画面を開きます。

[Connect device]をクリックします。

[次へ]をクリックします。

また、[次へ]をクリックします。

すると、右上に接続画面が表示されるので、PCに接続しているmicro:bitを選択して[接続]をクリックします。

①が表示されない場合は、一旦micro:bitをPCから抜いて、もう一度接続します。

接続が完了するとこの画面が出るので、[完了]をクリックします。

完了すると元の画面に戻ります。下に「Oops, no device was paired.」と表示されますが、気にしなくていいです。

拡大するとこんな感じです。

ここまでがmicro:bitとPCのペアリングが完了です。これは初回のみの手順です。

プログラムを書き込むときは[ダウンロード]をクリックします。

しばらく待ちます。

[Downloaded!]と表示されたら転送完了です。

ダウンロードが完了すると、micro:bitが再起動し、プログラムが実行されます。

↑「Hello!」の「H」が表示されている様子

これが「専用アプリから直接ダウンロードする方法」です。

以上が「micro:bit」をPCでプログラミングする方法でした。

また、スマホやタブレットでmicro:bitをプログラミングする方法は下記の記事をご覧ください。
 【タブレット/スマホ用】専用アプリ「micro:bit」の導入手順

それでは「micro:bit」を楽しんでください(^^)/~

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