ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!
玉転がしおもちゃはプログラミングおもちゃとしても人気が高いです。
以前レビューした「すみっコぐらし くみコロパーク すみっコぐらしスタンダードセット」は簡単に組み立てられて、かわいいアクションを楽しめますが、パーツ数が少なくてちょっと物足りなかったです。
それもあってか、既存のくみコロパークと組み合わせて遊べる「すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセット」が登場しました!
遊び方は簡単です。ゴールにボールが入るようにコースを組み立てるだけです。
というわけで本記事では、「すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセット」の遊び方から、ネット上の口コミ、組み合わせ例、類似品との比較までエンジニア目線でレビューしていきます!
- アクションパーツが面白い
- ブロックはどの角度にも接続できる
- すみっコがかわいい
- 崩れやすい
- ボールが途中で止まりやすい
- アクションパーツが少ない
すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセットの基本情報
「すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセット」はボールがゴールに入るようにコースを組み立てるからくり装置タイプのおもちゃです。そして、たくさんのすみっこたちがかわいいです。
商品名 | すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセット | |
メーカー | ㈱アガツマ | |
ブランド | PINOCCHIO | |
希望小売価格(税込) | 4,950円 | |
対象年齢 | 3歳以上 | |
使用電池 | 不要 | |
必要な工具 | ニッパー | |
可能な基本処理 | 順次/ |
|
教材 | 作例集(10例) | |
デバイス | 不要 | |
プログラミング方法 | アンプラグドプログラミング(パーツを組み立てる) |
このおもちゃでできること
できることは下記のような「からくり装置制作」です。
- スタートからゴールまでボールが転がるようにコースを作る
- いろいろな種類のパーツを組み合わせてからくり装置を作る
- すみっコのアクションを使ったコースを作る
ボールをゴールまで到達させるためにどういうコースを作ればいいか考えることでプログラミング的思考力を養います。
すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセットの内容物
まずは、パッケージから。けっこう重たいです。
中身です。パーツサイズは大きめです。
では内容物を見ていきましょう!
内容物一覧の1枚目です。レールとアクションパーツ類です。
内容物一覧の最後です。ブロック類と説明書、シールがあります。
内容物を詳しく紹介する前に、一部組み立てが必要です。みにっコパーツはランナーに付いた状態なので、シールを貼ってからニッパーで切り離す必要があります。
ニッパーで切るときは2回にわけて切るときれいに切れますよ。
まずは、すみっコボールの「まゆだま」です。中に球が入っており、コロコロ回転しながら転がります。
大きさは20.1mmで、中くらいのビー玉サイズです。誤飲注意!
一応、上下に穴が開いているので、万が一飲み込んでも窒息しにくい構造です。
各アクションパーツを紹介しますね。
「ぐるぐるうずまきレール」です。ぐるぐる回転しながら転がります。
「はたパーツ」です。ボールが旗にぶつかると旗が回転します。
ゴールパーツです。ゴールすると旗が起き上がります。
最後は説明書です。ルビが振ってあるのでお子さんだけでも読めるでしょう。作例が10例あります。
すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセットの遊び方・レビュー
というわけで、実際にコースを作ってみました。
▼作例3:なかよくコロコロコース
▼作例8:ぐるっと合流コース
▼スタンダードセットと回転コースセットの組み合わせ例1
すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセットの口コミ・デメリット
ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。
- 崩れやすい
- ボールが途中で止まりやすい
- アクションパーツが少ない
それぞれ解説します。
崩れやすい
これは私も感じました。レールとブロックを接続するところが若干外れやすいです。
ただ、対象年齢が3歳以上なので、簡単につけ外ししやすい構造にしてあるのかもです。
ボールが途中で止まりやすい
何度か途中で止まることがありました。
他の玉転がしおもちゃと違って、すみっコボールは楕円形です。なので、転がるスピードがゆっくりです。
とはいえ、支障が出るほど止まることは無いです。
アクションパーツが少ない
本キットで新しく追加されたのは「ぐるぐるうずまきレール」だけです。
すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセットのメリット
私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。
- アクションパーツが面白い
- ブロックはどの角度にも接続できる
- すみっコがかわいい
いくつか説明しますね。
アクションパーツが面白い
新規パーツの「ぐるぐるうずまきレール」はNEWくみくみスロープのお皿パーツと違ってくるくる螺旋状に落下する様子が面白いです。
上記のお皿パーツはボールが行ったり来たりして、なかなか落下しないのですが、「ぐるぐるうずまきレール」はレールに沿って転がるので動きがわかりやすいです。
ブロックはどの角度にも接続できる
ブロックは四角いですが斜めに接続することもできるので、コースの自由度が高いです。
すみっコがかわいい
かわいいすみっコたちがたくさんいるので、すみっコぐらし好きのお子さんなら積極的に遊べるでしょう。
また、シールは好きなところに貼れるように予備があるので、自由にカスタマイズして遊べますよ。
くみコロパークと類似品の比較
最後に、くみコロパークと似たような玉転がしおもちゃを比較します。
具体的には下記のとおりです。近い価格帯のキットを比較しています。
商品名 | すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセット |
NEWくみくみスロープ | ころがスイッチドラえもん ファーストキット |
メーカー | ㈱アガツマ | ㈱くもん出版 | ㈱バンダイ |
価格(税込) | 4,950円 | 5,500円 | 4,378円 |
対象年齢 | 3歳以上 | 3歳以上 | 3歳以上 |
作例集 | 10例 | 11例 | 5例 |
パーツ数 | 34 | 69 | 32 |
キット数 | 2種類 | 4種類 | 12種類 |
拡張性 | 低 | 並 | 高 |
組み立てやすさ | 組み立てやすい | 組み立てやすい | 少し組み立てにくい |
音 | まあまあ大きい | まあまあ大きい | 並 |
スピード | ゆっくり | 速い | 並 |
アクション | 並 | 少ない | 少し多い |
メリット | 簡単でアクションもある | 低価格 | スイッチアクションが面白い |
デメリット | 高価格 | バリエーションが少ない | 少し高価格 |
くみくみスロープは玉転がしおもちゃの鉄板アイテムでして、価格も安いので、「とりあえずこれを買っとけば間違いない!」というおもちゃです。
ころがスイッチドラえもんはアクションスイッチが豊富な点が特徴で、「ただの玉転がしおもちゃでは物足りない!」というお子さんにピッタリです。
本記事のくみコロパークはその中間のおもちゃで、両者の良さがちょっとずつ入っていますし、難易度もちょうど中間です。
なので、まとめると下記の通り。
- 安くてシンプルな鉄板おもちゃがいい
NEWくみくみスロープ - スイッチアクションを駆使して簡単な装置を作りたい
ころがスイッチドラえもん ファーストキット - 両者の良さをちょっとずつ取り入れたい
すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセット
上記のとおりです。
関連「ころがスイッチドラえもん ファーストキット」の詳細レビューはこちら
すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセットをおすすめできる人
「すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセット」はすみっコぐらしが好きで、くみコロパークの追加キットが欲しいお子さんにおすすめです。
パーツ数が少なく、ちょっと物足りないので、最初に買うなら「すみっコぐらし くみコロパーク すみっコぐらしスタンダードセット」の方がいいです。
それを気に入ったら、追加パーツとして本キットを買うといいでしょう。
結論:すみっコがかわいいキット
本記事は「すみっコぐらし くみコロパーク ぐるぐる回転コースセット」をエンジニア目線でレビューをしました。
「ぐるぐるうずまきレール」はこのキットにしか含まれないので、これがほしい方はアリです。
これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。
- アクションパーツが面白い
- ブロックはどの角度にも接続できる
- すみっコがかわいい
- 崩れやすい
- ボールが途中で止まりやすい
- アクションパーツが少ない