Scratchの絶対値とは?考え方と使い方を解説【具体例あり】

Scratchの絶対値とは?考え方と使い方を解説【具体例あり】

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Scratchの「絶対値」って何かな?Scratchの絶対値の使い方を教えてほしいな。あと、どんなときに絶対値を使うのか教えてほしいな。

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • Scratchの「絶対値」とはなにか解説
  • Scratchの絶対値の使い方を解説
  • 絶対値を使用する具体例を紹介

そんな私は大手メーカーでソフトウェアエンジニアを6年以上経験していまして、バリバリプログラムを書いていました。

この私が解説します。

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Scratchの「絶対値」とはなにか解説

Scratchの「絶対値」とは、基準(0)からどれだけ離れているか示す値です。

もう少し具体的にいうと、+や-の記号を取り除いた値です。

例えば、+5の絶対値は5、-5の絶対値は5です。
少し補足すると、+や-は方向を表し、数値は大きさを表しています。なので、-5はマイナス方向に大きさが5という意味だと思ってもらえればいいです。

数学の考え方ですが、Scratchでもその考え方を使うことができます。

というわけで、絶対値とは+や-の記号を取り除いた値です。
次は、具体的にScratchで絶対値を使う方法を解説します。

Scratchの絶対値の使い方を解説

使用ブロック:◯の絶対値

Scratchで絶対値を使うには[演算]の中にある「◯の絶対値」ブロックを使用します。

例えば、-5の絶対値を表示するプログラムは次のとおりです。

このプログラムを実行すると-5の絶対値「5」が表示されます。

これだけです。

「◯の絶対値」ブロックの他の使い方

ちなみに、「◯の絶対値」ブロックは絶対値以外にも次の計算ができます。

  • 絶対値
  • 切り下げ
  • 切り上げ
  • 平方根
  • sin
  • cos
  • tan
  • asin
  • acos
  • atan
  • In
  • log
  • e^
  • 10^

絶対値以外の使い方はそれぞれの解説記事をご覧ください。(編集中です)

絶対値を使用する具体例を紹介

最後にもう少し具体的な例を示しながら絶対値の使い方を解説します。

それがこの「AさんとBさんの得点の差を表示するプログラム」です。

このプログラムを実行するとAさんとBさんの得点の差を表示します。

このプログラムのポイントは得点の差の絶対値をとっている点です。

ただ単に「引き算」をして差を求めただけだと、得点の差がマイナスになってしまします。

でも、得点差は「5」です!と表示してほしいですよね。

なので、絶対値を使って表示しています。

以上のように、差分をとった値にマイナスをつけたくない場合(大きさだけが必要な場合)に絶対値を使います

まとめ

本記事のおさらいです。

  • 「絶対値」とは、基準(0)からどれだけ離れているか示す値
  • Scratchの絶対値を使うには「◯の絶対値」ブロックを使う
  • 「◯の絶対値」ブロックには絶対値以外の計算もできる

上記の通りです。絶対値を使う機会はあまり多くありませんが覚えておいて損はないテクニックです。

また、その他のScratchに関する解説は下記の記事をご覧ください。使い方だけでなく本質がわかるように解説しています。

では、Scratchを楽しんでください(^_^)/~

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