ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!
恐竜型のプログラミングおもちゃはいくつかありますが、ブロックでできているものが多く、かっこよさに欠けるのが難点です。
ですが、新登場した「ロボレックス」は見た目もかっこよく、大きくて迫力があります!
遊び方は簡単です。説明書どおりにロボットを組み立てて、付属のリモコンでプログラミングするだけです。
というわけで本記事では、「ロボレックス」を遊ぶのに必要なものからネット上の口コミ、組み立て方までエンジニア目線でレビューしていきます!
- パソコン・タブレット不要
- プログラミングが簡単
- 大きくてかっこいい
- 組み立ては概ね簡単
- 一部のパーツが固い
- 順次処理しかできない
- シールがピッタリサイズじゃない
- 電池交換が大変
ロボレックスの価格や対象年齢などの基本情報
「ロボレックス」はリモコンで操縦したりプログラミングしたりする組み立て式の恐竜型ロボットです。
商品名 | ロボレックス |
メーカー | ㈱イーケイジャパン |
ブランド | ELEKIT |
希望小売価格(税込) | 7,700円 |
対象年齢 | 10歳以上 |
使用電池 | 単3電池×6本(別売) |
必要な工具 | ニッパー |
可能な基本処理 | 順次/ |
教材 | なし |
マイコン | オリジナル(付属) |
入力装置 | 距離センサー |
出力装置 | DCモーター×2、LED×2、スピーカー |
マップ/コース | なし |
デバイス | 不要 |
プログラミング方法 | アンプラグドプログラミング(リモコンのボタン操作) |
命令の種類 | 15種類 (前進×2、右回転(小・大)、左回転(小・大)、 後退×2、回転(180°)、アクション、デモ、効果音×4、) |
最大可能命令数 | 50 |
このおもちゃでできること
できることは下記のような「ティラノサウルスレックスのプログラミング」です。
- リモコンで操縦
- リモコンでプログラミング(移動、効果音)
- センサーを使って侵入者を検知
でっかくてかっこいいティラノサウルスというだけでテンション上がります!
ロボレックスの内容物
まずは、パッケージから。
パーツは全体的に大きいので、組み立てが苦手なお子さんでも安心です。
では内容物を見ていきましょう!
内容物一覧の1・2枚目です。ロボットの外装パーツ類です。
一番大きいパーツはコレくらいです。大きいですね~。
内容物一覧の最後です。ロボットの内部パーツと説明書です。
主要なパーツです。これらを組み立てます。
最後に説明書です。説明書は図が多く、ルビも振ってあるのでわかりやすいです。
ロボレックスのレビュー
必要な工具
別途、用意が必要な工具は次のとおりです。
組み立て方
組み立ては概ね簡単で、説明書もわかりやすいです。工作に慣れている私ですが、ゆっくり作っても2時間くらいでした。
まず、パーツを切り出すにはニッパーが必要です。
パーツを切り出すときには2回に分けて切るときれいに切れますよ。
それでも切り残しが出るときはデザインナイフでカットするといいです。
また、組み立てに必要なドライバーは付属します。
一部のパーツはハメるときに少し固いです。
ただ、組み立てが難しいパーツは最初から組み立ててあるので、苦手なお子さんでも安心ですよ。
組み立て完了!
というわけで、完成するとこんな感じです!おおっ!かっこいいー!!
目はLEDで光ります。ビコーン!
横から見るとこんな感じ。
本体には単3電池×4本(別売)が必要です。
この電池ボックス兼マイコン(マイクロコンピューター)をロボットの背中にドッキングすると動くようになります。
そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。
そしてこのリモコンで操縦します。かなり色々な操作ができますよ。
リモコンには単3電池×2本(別売)が必要です。電池を交換するときは毎回ドライバーで開けないといけません。
基本的な遊び方
このおもちゃの基本的な遊び方は次の3つです。
- ダイレクトモード・・・操縦できる
- ガーディアンモード・・・見張りをしてくれる
- プログラミングモード・・・動きをプログラミングできる
ダイレクトモード
ダイレクトモードはリモコンで自由に操縦できるモードです。
動画にしました!ぜひご覧ください。ローラースケートのようにスーッと走る様子が面白いです。
ガーディアンモード
ガーディアンモードは人が近づくとセンサーが検知し、吠えてお知らせしてくれるモードです。
こちらも動画にしました。距離センサーが鼻のところにあり、それが物体を検知すると吠えます。
プログラミングモード
プログラミングモードはロボットの動きを自由にプログラミングできるモードです。
わかりやすい動画にまとめました!これでイメージがつかめるはず。
ロボレックスの口コミ・デメリット
ネット上の口コミを探しましたが見つかりませんでした。発売して間もないからでしょう。なので、私が感じたデメリットを詳しく解説します。
- 一部のパーツが固い
- 順次処理しかできない
- シールがピッタリサイズじゃない
- 電池ボックスを本体に取り付けたまま電池交換できない
それぞれ解説します。
一部のパーツが固い
小さい爪のパーツをハメるときに少し固かったです。
それ以外は大きいパーツばかりなので簡単でした。
順次処理しかできない
というのも、世の中のプログラムはすべて、下記の3つの処理の組み合わせでできています。
- 順次処理・・・決められた順番に命令を実行する
- 分岐処理・・・条件によって命令を分岐する
- 反復処理・・・同じ命令を指定する回数だけ繰り返す
本キットでできるのは順次処理のみです。
とはいえ、パソコンやタブレットを使わないタイプのおもちゃは順次処理しかできないものがほとんどなので、そんなに悪くないです。
シールがピッタリサイズじゃない
パーツの形とシールの形があっておらず、一部のシールはキレイに貼れませんでした。
几帳面な人は気になるかも。
電池交換が大変
電池ボックスはフタがある面が内側になるので、電池を交換するにはケーブルを抜いて電池ボックスを外してから交換しないといけません。
ロボレックスのメリット
私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次のとおりです。
- パソコン・タブレット不要(スクリーンレス)
- プログラミングが簡単
- 大きくてかっこいい
- 組み立ては概ね簡単
それぞれ解説します。
パソコン・タブレット不要(スクリーンレス)
スクリーンレス(パソコンやタブレットの画面を必要としない)なので、長時間の学習も安心です。
なので、このおもちゃなら小学生のお子さんでも安心してプログラミング学習に使えるのはいいです。
プログラミングが簡単
リモコンのボタンを押すだけでプログラミングできるのは直感的でいいですね。
「事前に命令しておけばそのとおりに動いてくれる」というプログラミングの概念を手軽に学べます。
大きくてかっこいい
思ってたより大きくて迫力があります!
恐竜は大きいですからイメージにぴったりです。恐竜好きのお子さんにはたまらないでしょう。
組み立ては概ね簡単
一部固いパーツがありましたが、全体的には簡単です。
コレなら組み立てが苦手なお子さんでもかっこいい恐竜のロボットを楽しめますよ。
ロボレックスをおすすめできる人
「ロボレックス」は工作好きで、自分で恐竜のロボットを作ってプログラミングをしてみたいお子さんにおすすめです。
まず、ロボットを作ることが楽しいです。組み立ても簡単で、かっこいいロボットが出来上がります。ロボットがかっこいいと積極的にプログラミングを勉強できるでしょう。
結論:大きくてかっこいい恐竜ロボット
本記事は「ロボレックス」をエンジニア目線でレビューしました。
恐竜好きの私としてはかなりテンションが上りました!
恐竜好きのお子さんはぜひ。
これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。
- パソコン・タブレット不要
- プログラミングが簡単
- 大きくてかっこいい
- 組み立ては概ね簡単
- 一部のパーツが固い
- 順次処理しかできない
- シールがピッタリサイズじゃない
- 電池交換が大変