本記事では、MakeCodeでmicro:bitのプログラムを作る方法から保存方法、書き込み方法まで解説します。
- 【microbit×MakeCode】プログラム作成~書き込みまでの方法を解説
本記事の内容はmicro:bitを遊ぶ上で最低限必要な内容です。
なので、しっかり操作方法を解説しますね。
【microbit×MakeCode】プログラム作成~書き込みまでの方法を解説
MakeCodeでプログラムを作ってmicro:bitへ書き込む手順は次のとおりです。
- [新しいプロジェクト]の作成
- プログラムの作成
- プログラムの保存
- PCとmicro:bitの接続
- プログラムの書き込み(転送)
今回はWindowsパソコンのオフライン版を例に説明します。
1.[新しいプロジェクト]の作成
まずは、プログラムを書くための「プロジェクト」を作ります。
プロジェクトは書き込むプログラムの単位で作ります。時計プログラム=時計プロジェクトのようなイメージです。
トップ画面から[新しいプロジェクト]をタップします。
好きな名前をつけます。今回は「test」にしました。そして、[作成]をタップします。
すると、プログラムを書く画面が表示されます。
2.プログラムの作成
あとは、自由にプログラミングするだけですが、その前に、最初から表示されている「最初だけ」ブロックと「ずっと」ブロックについて説明します。
「最初だけ」ブロック
「最初だけ」ブロックの間にプログラムを書くと、micro:bitの電源を入れた直後の1回だけそのプログラムが実行されます。
プログラムが一度実行されるとリセットボタンを押したり、電源をOFF→ONして再起動しない限り2度と実行されません。
「ずっと」ブロック
「ずっと」ブロックの間にプログラムを書くと、micro:bitの電源を入れている間はずっとそのプログラムを繰り返します。
また、「最初だけ」ブロックがある場合は次の順番でプログラムが実行されます。
- micro:bitの電源ON
- 「最初だけ」のプログラムを1回実行
- 「ずっと」のプログラムを実行し続ける
上記のとおりです。これを理解した上でサンプルプログラムを作ってみます。
サンプルプログラム
サンプルプログラムはmicro:bitの電源をONにすると「Hello!」と1回表示され、その後は♡マークを表示し続けるプログラムです。
プログラムは[基本ブロック > 文字列を表示]と[基本ブロック > アイコンを表示]を使います。
出来上がったプログラムはこんな感じです。
3.プログラムの保存
プログラムを作ったらPCへ保存しましょう。
保存方法は簡単で、[保存ボタン]をクリックするだけです。
保存(PCへダウンロード)が完了するとこんな画面になります。
上部に表示されるダウンロード履歴画面の[フォルダボタン]をクリックすると、
プログラムの保存フォルダが開きます。
4.PCとmicro:bitの接続
次はPCとmicro:bitをUSBケーブル(USB-TypeA ⇔ micro USB-TypeBケーブル)で接続します。
開いたmicro:bitのフォルダはこんな感じです。(環境によってはF:ドライブとは限りません)
5.プログラムの書き込み(転送)
最後にプログラムをmicro:bitへ書き込みます。これでmicro:bitが動作するようになります。
micro:bitへプログラムを書き込む(転送する)方法は2種類あります。
- A.ファイルをドラッグ&ドロップでコピーする方法
- B.専用アプリから直接ダウンロードする方法
それぞれ解説します。
A.ファイルをドラッグ&ドロップでコピーする方法
この方法は、3.で保存(ダウンロード)したプログラムファイルをmicro:bitのフォルダにドラッグ&ドロップで転送する(書き込む)方法です。
▼保存したプログラムファイル(例.microbit-test.hex)
▼転送先のフォルダ(F:MICROBIT)
しばらく待ちます。
コピーが完了すると、micro:bitが再起動し、プログラムが実行されます。
これが「A.ファイルをドラッグ&ドロップでコピーする方法」です。
B.専用アプリから直接ダウンロードする方法
この方法は、作ったプログラムをmicro:bitに直接ダウンロードする(書き込む)方法です。
まずは、ペアリング設定をしましょう。これは初回のみ必要な手順です。
右上の[設定ボタン]をクリックして、設定画面を開きます。
[Connect device]をクリックします。
micro:bitをPCへ接続した状態で[次へ]をクリックします。
接続が完了するとこの画面が出るので、[完了]をクリックします。
これでmicro:bitとPCのペアリングが完了です。以上は初回のみの手順です。
プログラムを書き込むときは[ダウンロード]をクリックします。
しばらく待ちます。
[Downloaded!]と表示されたら転送完了です。
ダウンロードが完了すると、micro:bitが再起動し、プログラムが実行されます。
これが「B.専用アプリから直接ダウンロードする方法」です。
以上がMakeCodeでプログラムを作ってmicro:bitへ書き込む手順です。お疲れ様でした。
あとは自由にプログラミングするだけ
これでプログラムを作ってmicro:bitを動かせるようになりました。
あとは、自由にプログラミングしていきましょう!
それでは、micro:bitを楽しんでください(^_^)/~