【簡単】プログラミングの基本を学べるビュートレーサーをレビュー

4.5
ビュートレーサーの箱

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ハロー・ワールド!おもちゃ大好きエンジニアの大之助( @daivoy_x)です!

低価格でプログラミングの基本が学べる初心者向けのプログラミングおもちゃだと「Beauto Racerビュートレーサー」が高コスパです。

Beauto Racerビュートレーサー」なら、4,180円(税込)で高専の講義や大手メーカーの研修で勉強するライントレースプログラムを体験できます。

遊び方は簡単です。ロボットを説明書どおりに組み立てて、パソコンでプログラムを作り転送するだけです。

というわけで本記事では、「Beauto Racerビュートレーサー」を遊ぶのに必要なものからネット上の口コミ類似品の比較までエンジニア目線でレビューしていきます!

メリット
  • 組み立てが超簡単
  • プログラムを書き込む作業が簡単
  • プログラミングはフローチャート形式
  • 低価格(コスパが高い)
デメリット
  • オリジナルのプログラミングソフトなので汎用性がない
  • プログラミングソフトのデザインが古い
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ビュートレーサーの基本情報

Beauto Racerビュートレーサー」はパチパチと簡単に組み立てるだけで、ライントレースができるロボットカーです。ビュートレーサーの概要

商品名 Beauto Racerビュートレーサー
メーカー ヴイストン㈱
ブランド -
希望小売価格(税込) 3,080円
対象年齢 記載なし(ただし、小中学生向けの授業用資料あり)
使用電池 単3電池×1本(別売)
必要な工具 なし
可能な基本処理 順次/分岐/反復
教材 Webサイトに詳しい説明あり
マイコン 種類(付属/別売) オリジナル(付属)
プログラム書込み 可能
入力装置 ハード 赤外線センサー
デバイス なし
出力装置 ハード DCモーター×2
デバイス なし
デバイスとの接続方法 ロボットをPCへ直接接続
デバイス パソコン 【オフライン】Windows
【オンライン】不可
タブレット 不可
スマホ 不可
ブラウザ 不可
インターネット接続 初回のみ必要
プログラミング方法 ビジュアルプログラミング(フローチャートを描くタイプ)
プログラミングソフト Beauto Builder R
プログラミング言語 オリジナル

ビュートレーサーの内容物

内容物は本体一式と説明書です。パーツ数は少ないです。

まずは、マイクロコンピュータ(マイコン)が搭載されている基盤です。メーカーのオリジナルマイコンです。

そして、モーターです。よく見かけるものです。ホルダーにセットされた状態でした。

次はタイヤ類です。黒いOリングを白いホイールにはめてタイヤとして使います。

最後に説明書です。説明書は図が多くわかりやすいです。ルビは振ってないです。

説明書の裏はライントレース用のコースが2種類印刷されています。一般的な学習机におけるサイズです。組み立ててすぐに遊べるのはいいですね。

説明書は公式サイトからダウンロードすることもできます。

 説明書の公式サイトはこちら

ビュートレーサーの遊び方・レビュー

組み立て方

組み立ては超簡単です。説明書もわかりやすく、工程も少ないです。工作に慣れている私ですが、ゆっくり作っても10分かかりませんでした。

なので、プログラミングを楽しむことに集中できます。

そして、出来上がったものがこちら!赤いボディがなかなかかっこいいです!

必要な工具はありません。部品をはめ込むだけです。

ボディ用の型紙が公式サイトからダウンロードできるので、好きな模様のボディを作ることができます。

 ボディ用型紙の公式サイトはこちら

そして、ペットボトルと比べるとこんな感じです。結構小さいです。

単3電池×1本(別売)が必要です。電池1本で動くのは経済的で助かります

内蔵プログラムの遊び方

ビュートレーサーには既にプログラムが書き込まれています。内蔵プログラムの遊び方は次のとおりです。

  1. 電池を入れる
  2. 電源スイッチをONにする

内蔵されているプログラムはライントレースプログラムです。黒い線の上を走ることができます。

ただし、初級コースを走ることはできますが、上級コースをうまく走ることはできません。なので、上級コースをうまく走ることができるプログラムを自分で作って楽しみましょう!

プログラミング方法

プログラミングソフトはヴイストン㈱オリジナルのソフトで「Beauto Builder Rビュートビルダーアール」といいます。無料で使用できます。

こんな感じのビジュアルプログラミングソフトです。デザインはちょっと古いですがプログラムを作るのに問題ありません。

このプログラミングソフトはプログラムがフローチャート(プログラムの流れを表す図)のようになっている点が特徴です。

エンジニアも開発業務の中でフローチャートを作るので、子供の頃からフローチャートを勉強できるのはいいですね。

また、小中学校の授業で使うための資料があり、それを読みながら順番に進めていけば、順調にステップアップできるようになっているのは素晴らしいです。

シミュレーション機能

あと、シミュレーション機能があります。作ったプログラムをロボットに書き込まずにPC上で動作を確認することができます。

コースは色々あるので、複雑なコースで動作するプログラムを考えるのに役立ちます。

説明書はあるのですが、文字がぎっしりです。ただ、そのぶん内容は詳しいです。

プログラムの書き込み

プログラムをロボットに書き込むにはPCのUSBポートにロボットを直接接続します。

プログラムの書き込みもストレスがなく書き込めたので非常に使いやすいです。なので、挫折せずにプログラミングに取り組めます。

ビュートレーサーの口コミ・デメリット

ネット上の口コミを見ていると次のようなデメリットが目立ちました。

  • PCとロボットの接続方法がイマイチ
  • プログラミングソフトはこの商品にしか使えない

それぞれ検証したので詳しく解説します。

PCとロボットの接続方法がイマイチ

デスクトップPCの後ろにUSBポートがある場合は挿すのが大変なようです。

そういうときはUSBの延長ケーブルを使うといいですよ。100均にも売ってあるので大きな負担ではないでしょう。

私はUSBケーブルを無くす心配が無くなるのでロボットをPCへ直挿しできるのは嬉しいです。

プログラミングソフトはこの商品にしか使えない

これは私の意見ですが、プログラミングソフトのBeauto Builder Rはこの商品にしか使えません。

同じメーカーの他の商品はそれぞれ違うプログラミングソフトを使用するようです。

なので、他のプログラミングおもちゃで遊ぶときは使い方を新しく覚え直さないといけないです。

ただ、プログラミングの基本は同じなので、使うツールが変わってもBeauto Builder Rで学んだことが無駄になることはありません

ビュートレーサーのメリット

私がエンジニア目線でいいなと思ったところは次の3点です。

  • 組み立てが超簡単
  • プログラムをロボットに書き込む作業が簡単
  • プログラミングソフトがフローチャート形式

それぞれ解説します。

組み立てが超簡単

組み立て式のプログラミングおもちゃの中でも組み立てが超簡単な商品です。

なので、組み立てが苦手なお子さんでも楽しめますよ。

プログラムをロボットに書き込む作業が簡単

「プログラムをロボットに書き込むときにちょっと手こずるだろうなぁ」と思っていましたが、一切手こずりませんでした

ロボットをPCへ接続したら瞬時に認識し、転送もエラーが出ることはありませんでした。

これは地味に嬉しいポイントです。プログラミングとは違うところでもたつかないのでプログラミング学習に集中できますよ

プログラミングソフトがフローチャート形式

プログラミングソフトがフローチャート形式になっている点がいいです。

フローチャートはプログラムの流れを理解するのに便利な図です。

繰り返しですが、エンジニアも開発業務の中でフローチャートを作るので、子供の頃からフローチャートを勉強できるのはいいですね。

ビュートレーサーと類似品の比較

同じ価格帯で同じようなプログラム(ライントレースプログラム)を作れる商品の比較です。

ビュートレーサーは、組み立てに工具を一切使わないのが嬉しいポイントです。

また、ロボットを直接PCへ接続するのでケーブルが不要です。なので、ケーブルを無くしてプログラミングできなくなる心配がありません

商品名 Beauto Racerビュートレーサー
KOROBO Liteコロボライト
メーカー ヴイストン㈱ ㈱イーケイジャパン
希望小売価格(税込) 4,180円 3,410円
対象年齢 記載なし 10歳以上
使用電池 単3電池×1本(別売) 単4電池×3本(別売)
搭載センサー 赤外線センサー 光センサー
デバイス 必要
(Windows)
必要
(Windows/macOS)
デバイスとの接続 ロボットをPCへ直接接続 USBケーブル(付属)
必要な工具 不要 ドライバー、はさみ、ハンマー
特徴 組み立てが超簡単 PaletteIDEで
他のELEKIT商品もプログラミング可能

関連KOROBO Liteコロボ ライト」の詳細レビューはこちら

ビュートレーサーをおすすめできる人

Beauto Racerビュートレーサー」はパソコンを使うプログラミングは初めてだけど、低価格で基本的なことを体験したいお子さんにおすすめです。

このおもちゃでできるのは基本的にライントレースです。

私はライントレースプログラムを高専時代の講義(実験)で勉強しました。また、大手メーカーの新入社員研修でライントレースプログラムを取り入れているところも結構あります。

そんなソフトウェア開発の基礎が学べるライントレースプログラムを実売価格約3,000円で手軽に作れるのはコスパ高すぎです!

それを小学生から体験できるなんて、今の子供達が羨ましすぎです!

ビュートレーサーのレビューまとめ

本記事は「Beauto Racerビュートレーサー」をエンジニア目線でレビューしました。

ライントレースプログラムを実売価格約3,000円で作れるのはやっぱりコスパが高いです。

ライントレースプログラムは高専の講義や大手メーカーの研修でも使われるほど基礎的なものなので、それを子供の頃から体験できたら将来が楽しみですね。

それに、プログラミングの知識も経験もない親御さんでも「プログラミングってこういうことなんだ!」とわかる教材になっているので、親子でプログラミングを始めるのにおすすめです。

これからの時代、プログラミングは必須スキルです。ぜひ、お子さんが子供の頃からプログラミングを体験させてあげてくださいね。

メリット
  • 組み立てが超簡単
  • プログラムを書き込む作業が簡単
  • プログラミングはフローチャート形式
  • 低価格(コスパが高い)
デメリット
  • オリジナルのプログラミングソフトなので汎用性がない
  • プログラミングソフトのデザインが古い

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