子供向けプログラミング教室では何をする?【ゲームやロボット制作】

子供向けプログラミング教室では何をする?【ゲームやロボット制作】

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子供向けのプログラミング教室って何をするのかな?授業の進め方や学習スタイルはどんな感じ?どういう子が通ってるのかな?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • 子供向けプログラミング教室では何をする?【ゲームやロボット制作】
  • プログラミング教室の学習の進め方【4パターン】
  • プログラミング教室に通ってる子・向いてる子

結論から言うと、子供向けのプログラミング教室ではゲームのプログラムを作ったり、ロボットを動かすためのプログラムを作ったりしてプログラミングを学びます。

今回、高専→大学→大学院→大手メーカーと進んだエンジニアの私が流行りの子ども向けプログラミング教室を35校以上調べて、学習内容や学習の進め方分析しました。

なので、けっこう役に立つ情報になってるかなと。

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子供向けプログラミング教室では何をする?【ゲームやロボット制作】

繰り返しですが、子供向けのプログラミング教室ではゲームのプログラムを作ったり、ロボットを動かすためのプログラムを作ったりしています。

子供向けプログラミング教室の種類

そもそも、子供向けのプログラミング教室は大きく次の2種類に分けられます。

  1. ロボット系・・・目の前で動くロボット(ブロックタイプが多い)を作る
  2. ゲーム系・・・パソコンやタブレットで遊べるゲームやアプリなどを作る

もう少し解説します。

1.ロボット系

ロボット系教室は主にブロックでロボットを組み立てて、そのロボットを動かすためにプログラミングしながらプログラミングの基礎を学びます。

例えば、右腕を90度曲げたいと思ったら、右腕に組み込まれているモーターを90度に回転させるプログラムを書いて実行します。

こういったプログラムを少しずつ作っていき、複雑なロボットを動かすことでプログラミングの基礎を学びます。

2.ゲーム系

ゲーム系教室は主にScratchというプログラミングソフトを使ってゲームを作りながらプログラミングの基礎を学びます。

例えば、キャラクターがアイテムをゲットしたら得点を増やす様なプログラムを作ります。

キャラクターがアイテムをゲットするということはキャラクターとアイテムの座標が一致するということなので、そうなったら、得点を+10点するなどのプログラムを作りながらプログラミングの基礎を学びます。

初心者でもできるの?

「なんか難しそうだけど初心者でもできるの?」と思われるかもですが、大丈夫です。初めての小学生でも楽しく学べるようにカリキュラムが作られています。

それにほとんどの教室ではビジュアルプログラミングと言って、キーボードで文字を1文字ずつ入力するのではなく、下記のように命令ブロックを並べるだけでプログラムを作れるようなソフトを使います。

また、パソコンの使い方やタイピング方法から教えてくれる教室もあるので、完全初心者のお子さんでも楽しく学べます。

なので、小学3年生くらいなら安心して誰でも手軽に学べます。

ゲーム制作やロボット製作を通してプログラミングの基礎を学ぶ

以上のように、子供向けプログラミング教室ではビジュアルプログラミングソフトを使ってゲームのプログラムやロボットのプログラムを作ってプログラミングの基礎を学びます。

プログラミング教室の学習の進め方【4パターン】

プログラミング教室の学習の進め方は次の4パターンです。

  1. 一斉授業
  2. 個別指導
  3. 一人で黙々
  4. グループワーク

もう少し解説します。

1.一斉授業

一斉授業は学校の授業みたいに講師が説明をし、受講生が話を聞きながらプログラミングを進める方法です。

講師1~2人に対し、受講生が5~6人です。

内容は全員一緒なので、料金は安い傾向にあります。

2.個別指導

個別指導は受講生一人ひとりに合わせてカリキュラムが作られ、受講生が作りたいものを作れるように指導してくれます。

基本的には受講生1人に対し、講師が1人付く形です。

なので、料金はかなり高い傾向にあります。

3.一人で黙々

これが一番多いタイプでして、用意されたテキスト教材や動画教材を見ながら、一人で黙々と学習を進める方法です。

わからない点や質問があれば、その都度講師が教えてくれます。なので、講師1~2人に対し、受講生が5~6人です。

講師は基本的に待機している時間が長いので、料金は安いです。

4.グループワーク

少数派の進め方ですが、複数人でロボット教材を使い、課題解決に向けてプログラミングしていくスタイルもあります。

このスタイルはただ単にプログラミングスキルを磨くだけでなく、チームでプロジェクトを進めていく「プロジェクトマネジメント」を体験することができます。

教材を購入する場合とレンタルする場合があるので、料金はまちまちです。

受講形態の違いもある

ここまでの説明を聞いて「自宅から受講することはできないの?」と思われるかもです。実は、自宅からビデオ通話で受講できる教室もあります。

進め方ではなく、受講の方法(受講形態)は次の3種類があります。

  1. 通学・・・実店舗の教室に通って学習する
  2. オンライン・・・ビデオ通話を利用して自宅に居ながら学習する
  3. 通信・・・毎月送られてくる教材を見ながら一人で学習する

通学すると全4パターンの学習スタイル(進め方)が可能ですが、オンラインだとグループワークを除く3つのスタイルが可能です。

通信系は一人で黙々と学習するスタイルだけですね~。

まとめ

上記をまとめると下記の通り。

学習スタイル(進め方)
  1. 一斉授業・・・学校と同じ形式
  2. 個別指導・・・マンツーマン形式
  3. 一人で黙々・・・自学自習形式
  4. グループワーク・・・チームで課題解決形式
受講形態
  1. 通学・・・実店舗の教室に通って学習する
  2. オンライン・・・ビデオ通話を利用して自宅に居ながら学習する
  3. 通信・・・毎月送られてくる教材を見ながら一人で学習する
通学 オンライン 通信
一斉授業 可能
可能
不可
個別指導 可能
可能
不可
一人で黙々 可能
可能
可能
グループワーク 可能
不可
不可

上記のとおりです。

プログラミング教室に通ってる子・向いてる子

プログラミング教室に通ってる子は小学3年生以上が多く、プログラミングをしたことがないお子さんやパソコンを使ったことがないお子さんも多いです。

小学3年生以上が多い理由

なぜなら、未就学児や小学校低学年のお子さんが知らない概念を使うからです。

例えば、角度です。

ロボットの腕を動かすときに「90度動かしたい」のように角度を指定するのですが、角度を習うのは小学3・4年生です。

パソコンを使ったことがなくても安心

また、プログラミングどころかパソコンを使ったことがないお子さんも多いです。

ほとんどの教室はパソコンの使い方から教えてくれたり、タイピング練習から始めたりと、パソコンを使ったことがないお子さんでも安心できる内容になっています。

小学校低学年の子は?

「じゃあ、年長や小学校低学年の子どもは通わせられないの?」と思われるかもです。

実は、そんな方のために年長さんから通えるプログラミング教室もあります。

年長~低学年向けの教室ではプログラミングに必要な考え方を身につけるところから始めて、徐々にプログラミングにステップアップできるようになっています。

なので、年長さんでも興味や関心があれば通わせることは全然アリです。

結局向いている子は?

まずは、体験教室で向いているかどうか確認するのが手っ取り早いです。

お子さんが生き生きしていたら、プログラミング教室に向いている証拠なので、ぜひ通わせてあげてください。好きこそものの上手なれ!です。

一応、コスパの高いプログラミング教室を厳選しているので、興味があれば下記の記事をご覧ください。

お子さんが大きくなるのはあっという間です。
「チャンスを活かせる者は決してチャンスを逃さない」ですよ。

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